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ARAIA -クローゼットより愛をこめて-

『あーさんと動物の話』@こまばアゴラ劇場

今日は上京中のきたむーさんと観劇デートをしてきました!
きたむーさんとは「朧」のカウントダウン公演の際にご対面して以来、丁度13ヶ月ぶりの再会です♪
観てきたお芝居は、北九州を中心に精力的に活動している、
飛ぶ劇場」という劇団の「あーさんと動物の話」です。
あーさんと動物の話

この劇団の事は私も以前から知ってまして、いつか観たいと思ってました。
っで、きたむーさんのダンナ様が「飛ぶ劇場」の製作(以前は役者さんも!)を、なさってるという不思議な(?)ご縁がありまして・・・。
劇団創立20周年記念作品、しかも東京公演っという事で念願かなって観てまいりました!

いやぁ~噂どおり、熱い役者たちによる熱い芝居でした♪
セリフも”小倉弁”でちょっと個人的に(懐かしいなぁ)などと思いつつ・・・。(笑)
なんか最近、大きな劇場での芝居ばかり観てたけど、小劇場での芝居をひさしぶりに観て、なんだか”演劇の原点”に戻ったようでした。

てな訳で、詳しい感想なんぞ。(長くなっちゃった・・・)

これはオママゴトなのだろうか、
これは家族の風景なのだろうか、
ある絵本の物語なのだろうか。
降りしきる雨の中、
あーさんと動物たちは、せまい部屋の一室で“世界”を見ていた。(公式サイトより)


舞台には古ぼけた貸家の2階建ての一軒家。
正面には押入れがあり、ちゃぶ台に黒電話。2階へあがる階段にはマンガ雑誌の束があり、殺風景なんだけど雑然とした室内。
家の外には戸板の塀があり、浮き輪やポリタンクといったガラクタが散乱してる・・・。
いやぁ~、かなり作りこまれた舞台セットでしたねぇ。

開演時間を過ぎた頃、二人の役者さんが登場。
一人はギターで”幸せなら手を叩こう”を演奏しながら、替え歌でいわゆる前説。(携帯の電源切ってねの注意など)
そのまま本編に突入するという流れでした。

ギターを抱え、心に闇を抱えている雰囲気のあーさん(寺田剛史さん)。
劇団に所属し役者をしていたが、解団後は無気力になり引きこもり状態。
家の中に閉じこもり、外の世界との関わりを拒否しているかのよう。
そのあーさんの演奏するギターに合わせ共に唄い、付かず離れずのスタンスの、あーさんの良き理解者、猫山(宗像秀幸さん)。

家で一人、ギターを弾きながら唄いこもっているあーさんを、家族やら親戚やらが、入院中の祖父のお見舞いに一緒に行こうと入れ替わり立ち替わり押しかけてくる。
初孫で可愛がってもらっていたのに、大好きなおじちゃんなのに、お見舞いには行かないと頑なに拒否をし続ける。
しかも、この親族一同の挙動がなんだか「変」。
あーさんは何故お見舞いに行こうとしないのか?親族達の正体は?

話が進むにつれ色々な謎が明らかになっていくんだけど、最初は頭に「?」が沢山浮かんできてました。(笑)
っで、必死に理解しようと舞台に集中してたら、どんどん話しに惹きこまれていき、(そうきたか~)、(なるほどぉ~)と感心しきり。
感心=話の展開が見えなかった(想像つかなかった)という事で、なかなか面白い展開でした。(私だけかしらん?)

舞台セットが回転すると、押入れの中が正面に回り、ある時はスポットライト付きのステージになり、ある時は昔懐かしいおもちゃが飾られた押入れの中になり・・・。
あの狭い舞台で、よくあれだけの大掛かりな一軒家のセットが回転したなぁ~っとここでもまた感心。(笑)

押入れは、あーさんが封印していた、悲しみや喜び、恐れや楽しかった思い出が沢山詰まった心の箱。
家族や親族一同は、祖父のお見舞いに向かう途中マイクロバスに乗り事故に遭い、全員死亡していた。
そしてあーさんと一緒に暮らしていたのは親族と同じ数の動物たち。
現在と過去、生者と死者、人間と動物が交錯し、話が1つに繋がった時、なんだかやりきれない気持ちになりました。

ラスト。
殺風景だった家は、いつしか漁船となり、大雨の降る夜、あーさんは”孤独と恐怖”を振り切り、再び生きるために、ギターをかき鳴らし唄いながら、”人生”という荒波に漕ぎ出る・・・。

う~む。
久し振りに小さな劇場での芝居を観ましたが、冒頭でも言ったように”演劇の原点”にかえったようでした♪
(ベンチシートでの観劇って、めちゃくちゃ久し振りだったわ。(笑))
改めて小劇場での芝居に色々な可能性を感じたなぁ。(笑)

<おまけ>
今日はアフタートークもあり、作演出の泊篤志さんと、ザ・ニュースペーパーの福本ヒデさんが色々とお話してくれました。
ちょっとしたハプニング(?)もあったけど、貴重な話も沢山聞けて楽しかった♪
コンビニ「ポプラ」の話しとかね。(笑)

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コメント

本当にありがとうございました

ご来場いただきまして本当にありがとうございました。
宣伝までしていただいて嬉しい限りです。
まだまだあと4ステ残ってます。
役者もスタッフもまだまだ頑張りどころなので、風邪なんか引かずに頑張ってほしいのですが・・・。
昨日は本当に楽しかったです。
また上京したときは遊んでくださいね。

きたむーさん

こちらこそ本当に楽しかったですよぉ♪
かえって色々と気を遣わせてしまって・・・。
お土産もありがとうございました!
後ほど、紹介させて頂きますね♪

芝居も本当に面白かったです!
ストーリーも良かったし、
役者さん達もほんと熱くて見入ってしまいました。

週末の東京も冷え込むようなので、
体調崩されませんように・・・。
公演の成功と無事を祈ってます。
きたむーさんも東京滞在を満喫してくださいね♪

わぁ

感想ありがとうございました。
改めて「あーさん」について思い返しながら読みました。

―雨がどんなに降り続こうとも、僕らは舟を漕ぎ出すんだ―

新たな決心をしたあーさんのように、私たちも常に前に向かって進んで行かねばなと思います。
あーさんのセットはすでに廃棄物として処理され、あの世界はもう2度と戻ってこないけど、その刹那的なものこそがお芝居なんですよね。
儚いが故に心に残るんだろうと思います。
本当にお付き合いいただいてありがとうございました。
嬉しかったです。

きたむーさん

なんか書くのに時間が掛かった上、
支離滅裂な感想で、、、お恥ずかしい。(笑)

全国ツアーの成功おめでとうございます!
無事に全公演が終了して何よりです。

セットは廃棄処分ですか・・・。
なんだか淋しいですねぇ。
でも次回作品に向け、更なるご活躍をお祈りしてます!
劇団員の皆様にも宜しくお伝えください。
熱い芝居をありがとう!って。

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