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『キル』@渋谷シアターコクーン

97年の再演を観て、かなりの衝撃を覚えたこの作品。
それ以来、私の芝居熱が燃え上がり現在に至る訳だが、、、
10年ぶりとなる再々演、あの感動よ再び!って事で観てまいりましたー!

キル
キル

まず、これだけは言っておこう!
ぶっきー良い!

っで、本日もまた新太くんと遭遇しました。
”オジー”のような格好してました。(笑)

って事で、今回はキャスト中心の感想なんぞ・・・。

羊の国(モンゴル)の洋服屋の息子テムジンは、父の憎しみを受け成長するが、父はファッション戦争に敗れ命を奪われてしまう。
そんな父の遺志を受け継ぎ、祖先の名を冠したブランド「蒼き狼」による世界制覇の野望を抱き、羊毛の服で大草原のファッション界を制していく。
そして、腹心・結髪の仲介で絹の国(中国)から来た娘シルクと恋に落ちるが、シルクは絹の国に連れ去られてしまう。
怒ったテムジンは、祖国の羊を焼き捨て、敵国に攻め入りシルクを奪い返す。
やがて、妻となったシルクに息子バンリが誕生し、父と同じ宿命を背負ったテムジンは、
今度は自分が息子にとって代わられる恐怖に襲われるようになる。
しかし、その後も外征を続け、ついに世界制覇の夢が達成するかに見えた時、
西の羊(西洋)の地から、「蒼い狼」という偽ブランドが出現し、「蒼き狼」の行く手を阻む。
その制圧に遣わしたはずのバンリは消息を絶ち、新たなデザインさえも「蒼い狼」に盗まれ追い詰められるテムジン。
果たして「蒼い狼」は一体誰なのか? バンリなのか? 腹心の裏切りなのか? 
愛憎が渦巻く果てに、ついに「蒼い狼」が姿を現わし、「蒼き狼」との最後の戦いが始まる・・・。(公式サイトより)


冒頭でも言いましたが、97年の上演を観て”芝居好き”が加速した私。
最初は野田さん独特の早口&難しいセリフになかなか馴染めず戸惑っていたが、布をふんだんに使った舞台美術の美しさや衣装、役者達の熱気ある演技に魅せられて、観劇後は何とも言えない脱力感(?)に襲われ、すっかり”野田World”に引き込まれていた。
そんな思い入れたっぷりの、この作品。
今回のキャストはどんな”World”を魅せてくれたかというと・・・。

妻夫木聡さん:テムジン
今回が初舞台という事で、一番心配していたキャスト。(笑)
過去2回とも堤さんが演じてた役という事もあり、イメージが合わないと思っていたが、、、なんのなんの!
若さゆえ”恐れ”を知らず、傍若無人に振舞うテムジンを熱演してました。
表情がコロコロ変わるのがいいねぇ~。(笑)
自分の出生の秘密を知ってしまい、困惑する表情。
転校した学校で、初めて会うクラスメイト達にイジられ不安そうな表情。
シルクに一目惚れし、恋に墜ちた嬉々とした表情。
蒼い狼と対決する凛々しい表情などなど・・・。
セリフにも熱がこもってて、かなりの好印象でした。

広末涼子さん:シルク
ノーコメント。(笑)
あぁ~、もうね耳障りなんですわ、声が・・・。
特に1幕目の”作られた声”がダメだったわぁ~。聞き取りづらいし、弱いし。
2幕目になってからはテムジンと言い争うシーンが多かったので、声を張ってたので良かったんだけどね。
でも立ち姿の美しさには見惚れました。
これからの長丁場で、どんどん良くなっていく事を祈ってます。

高田聖子さん:人形
聖子ちゃんの顔芸万歳!(笑)
もうね、聖子ちゃんの魅力満載って感じで、イキイキと演じてましたねぇ。
勝村さん演じる結髪との掛け合いも面白かったし、なんと言ってもテムジンの転校の回想シーンが最高!
スローモーションで演技してるんだけど、このシーンの聖子ちゃんの表情には大爆笑でした。
もうねぇ卑怯なほど、可笑しい顔してるんだもんなぁ。(笑)
ファッションショーのシーンでは格好良くキマってるし、いう事なしです♪

勝村政信さん:結髪
今回のキャストの中で一番良かった!最高です!
テムジンとシルクの間に挟まれ、手紙のやりとりをするシーンでは観客に向かって威嚇(?)するほどの熱演でした。(笑)
本当は自分もシルクに惹かれながらも、テムジンに成り代わり、愛の手紙を書き続ける結髪。
「美しい言葉」で書き綴られた手紙は、シルクへの愛で満ちてるが決して書き人が自分であることは明かせない。
なんかねぇ~、面白おかしく演じてるからついつい笑っちゃうんだけど、切ないよねぇ。
自分で書いたラブレターを自分で読んで、さらに自分で返事書くんだもん。(笑)
シルクへの愛ゆえ、行方不明になったバンリからと称して書いた手紙が災いし、「蒼い狼」と誤解され殺されてしまう結髪。
でもラストシーンで「自分の子供」が生まれるというのは、結髪とシルクの間の子供って事でいいんだよね?(笑)
「テムジン、いい名前だね~」の一言で救われたような気がします。

野田秀樹さん:バンリ
この人の身体能力は計り知れないね。(笑)
あの体の柔らかさはなんなの?蝋人形が溶けていく様子のパントマイムは健在でした!
舞台狭しと右へ左へ、前へ後ろへと走りまわる姿に感動すら覚えましたよ。
そして子供の役まで熱演!”キモ可愛い”バンリをたっぷり魅せてくれました。(笑)

ストーリーに関しての感想は、1月にもう一度観に行くのでその後にでも書きたいと思います。
(ってか、野田作品ってストーリーに関しての感想書くのは難しいのよぉ・・・)

モンゴルの大地を感じさせてくれるこの作品!
皆様もぜひ、モンゴルの風を感じに劇場へ行ってみてください。

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コメント

おっ!

麗さん、早っ!!
この時期に観劇ということはリピート何回予定?(笑)私は1月までお預けです。

> ぶっきー良い!
このひと言にガゼン期待がふくらんできたよー。楽しみ~。麗さんの感想は例によって自分の観劇後に読ませていただきま~す。

良い!!・・・・のかっ!!
あああっ・・・・っ。
行かない事に決めたのだが、麗さま
が良い・・・と言うのを
ハズしたことない私は
今!微妙・・・めっちゃ微妙・・・。

なんですんって!!

麗様、まいど!
>”オジー”のような格好してました。
いいな~。お会いしとうございましたぁぁぁぁああああ。

ムンパリさん

えへっ♪(笑)
今回は幕開けスグと、楽日近くでチケットを取ったので、
次の観劇予定は1月の終わりです。
それまでに、どれだけ作品が成長してるか楽しみ♪

ぶっきーは初舞台とは思えない程、堂々としてたし、
楽しそうに演じてて良かったよ!
ムンパリさんの感想も楽しみにしてるね!
ってまだ先だね・・・(笑)

かずりんさん

(意外にも)良かったのよぉ~!
あのね、あのね、、、上腕筋が♪(笑)

ん~この作品に関しては、
舞台美術の美しさが大好きなんで、
私的に2割増してるかもしれないけど・・・。
かずりんさんにも、ぜひ観て欲しいなぁ。
でも当日券とか、かなり微妙っぽかったです。

かしまし娘さん

私、なぜだか分かりませんが、
劇場で新太くんとの遭遇率高いんですよぉ。
今まで何度遭遇したことか。(笑)

っで、オジー。
赤いニット帽を被ってました。
さすがにもう冬なので、雪駄ではありませんでしたが。(笑)
観劇中もニコニコしながら観てましたよ。
(私はバルコニー席だったので、視界に入ってきた・・・)

不器用の。。。

麗さんへ

ブキぢゃなかったのねぇ(笑)。
ワイドショーで稽古風景やってて、そんな本気モードで声もつの?ってくらい熱演してた覚えはあるんだけど。
ナツは来年までお預け。いつもなら12月に観るんですけどねっ。

麗さんは新太ニイさんによく遭遇しますねぇ(笑)。
前回は雪駄、今回は赤ニット帽。。。スゴイ私服だ!

ナツさん

無難に器用でしたよぉ。(笑)
>そんな本気モードで声もつの?
あ、これ!私も、そう思いました。
2ヶ月もの長丁場。
あの調子で楽までもつかなぁ~って、
ちょっと心配になりました。
でも、その位「熱演」してるので好感もてます♪

>新太ニイさんによく遭遇しますねぇ
ほんと!私もそう思います。(笑)
観劇のタイミング(?)が似てるんですかね?(笑)

麗さん♪
やっとコメントできました~。
聖子ちゃんの顔芸はすごいですよね!!
もう笑えて笑えて。
そして勝村さんもすごく良かったです~~。
>野田作品ってストーリーに関しての感想書くのは難しい
まさに。戯曲も読んだのですが、やっぱり書けませんっ!

みんみんさん

「キル」観ましたかっ!
聖子ちゃんの顔芸、、、反則だよね。(笑)
笑った!笑った!!
私も「朧」でのシキブを思い浮かべちゃいましたよ。
あと勝村さんは本当に最高でした。
ぶっき~は、懸念してた通りになっちゃったみたいですね。
公演期間がやっと折り返しになったばかりなのに、
1月公演大丈夫だろうか・・・。(笑)

>戯曲も読んだのですが、
みんみんさん、勉強熱心!
素晴らしいです♪
戯曲で分かった事を私にも教えてくだされっ!(笑)

行って来ました!
・・・麗さまのお薦めで・・・・
何度泣かされた事だろう・・・。
よかったです!!ちょ~~良かった!
妻夫木君、声もよかったし素敵だったわ♪

かずりんさん

あぁ~、良かったぁ~♪
かずりんさんにも気に入ってもらえて、
安心したよぉ。
モンゴルの大草原を感じたかしらん?

ぶっきーの声、持ちこたえてました?
堤さんのテムジンもいいけど、
ぶっきーの若々しいテムジンもアリだなって思ってたので、
ラストまで頑張って欲しいです。

てな訳で、私は明日、
2度目の観劇に行ってきまーっす!
前回の観劇から間が開いてるので、
どれだけ成長したか楽しみです♪

今頃ですが・・・。

麗さん、ようやく感想をアップしました。例の感想文も出してスッキリ~(笑)。
この作品、やっぱり好きだなあ・・・。リピートできた麗さんが羨ましいよ-!!
ぶっきー、新鮮でした。ここまでできるとは思わなかったです。あの目ね♪ 欲をいえば遊牧民の筋肉をつけてほしかった(笑)。そして、何といっても勝村さん!麗さんも書いてる通り、切ない勝村さん、サイコーだったね。そうそう、最後の台詞ですべてが救われました。

> モンゴルの大地を感じさせてくれるこの作品!
はい、私なんかほとんどこれに尽きます(笑)。

ムンパリさん

いつでも熱烈歓迎ですよ♪
ムンパリさんの感想も読ませて貰いました。
相変わらずの鋭く、的確な文章に惚れ惚れです。
(後ほど改めてお邪魔しますね♪)

私もこの作品、好きですぅ。
なんといっても”芝居好き”に、
拍車を掛けてくれた作品ですからね♪(笑)
もう、あの音楽聴くだけでウルウルしちゃいます。
セットの布を見ただけでもウルウルです。(笑)

>ぶっきー、新鮮でした。
うんうん!
私もぶっきーは大収穫だったと思います。
若き狼にピッタリだと思いました。
筋肉・・・私的にはOKでした。
意外と逞しい腕をしてたように思ったけど。(笑)

勝村さんに関しては、もう何も言うことなし!
汗を一杯かき、シブキを飛ばし、
客席に向かって威嚇をし・・・。(笑)
かなりの熱演に大拍手です!
観客を沢山笑わせて、切なく泣かす事もできる、
すごい役者だと思います。

次に上演するとしたら、また10年後かなぁ?(笑)

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NODA MAP「キル」  観劇メモ

公演名    NODA MAP 第13回公演「キル」 劇場     シアター・コクーン 観劇日    2008年1月13日(日) 上演時間   13:00開演 座席     1階 E列 再演を観ていないので、私にとっては初演以来14年ぶり。 今さらだけど、英国からの帰国を待ちわびて観...
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