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『橋を渡ったら泣け』@渋谷シアターコクーン

行ってきましたよー!

橋を渡ったら泣け
橋を渡ったら泣け

この舞台、生瀬さんが演出と聞いて興味を持ってチケットを取った。
出演者達も魅力的だったしね♪
肝心の生瀬さんは、演出だけで出演してなかったのね・・・。(笑)
てな訳で、前知識ゼロの状態で観に行ったこの作品。
感想は、、、

(以下、長文ネタバレ含)

明日かもしれない近い未来、日本は未曾有の大災害に襲われた。
生き残った数少ない人間は、数名でコミュニティをつくり、共同生活を送っている。
そこに、ひとりの男がやってくる。
パンダの観光船で流れ着いたというその男は、
自分達以外にも生きている人間がいたという希望と、
閉塞し始めていた集団に新しい風をもたらすのだが・・・。(公式サイトより抜粋)


いやぁ~、キャストのメンツからコメディーだと思ってたんですよ。
そしたら、意外にも真剣に考えさせられてしまう内容で驚いた。(笑)
人間が極限状態になった時の弱さとか、集団心理の怖さとか。
色々と考えさせられてしまいました。
舞台も面白い創りになっていて、円形の舞台には白い砂が敷き詰められてました。
瓦礫が散乱し、飛び込み台のような物見やぐら、そして円形舞台に渡る為の橋。

大倉孝二さん:周遊船で流れ着いた男。2番目のリーダー。
前に居たコミュニティでは食べ物をめぐる争いで友人が他の人を殺し、
「もう大丈夫」と言うのに恐怖を感じ、一人周遊船に乗り込み逃げてきた。
そして流れ着いた所では、7人が仲良く協力し生活をしている事に安心し、
喜びを感じていたが、リーダーの独裁によりやはり争いが起きてしまう。
そしてやがて自分がリーダーになるが、自分も独裁をし始めようとしている事に気付き、
「危ないから・・・」と言い、再び壊れた周遊船に乗り込みコミュニティを離れていく。

なんなんだろ。めっちゃ格好良く見えたよー。(笑)
冒頭の怪しげな仕草(クネクネ、ダラダラ)は大倉さんらしいんだけど、
話が進むにつれ、一番の「常識人」に見えてきて格好良かったなぁ。
”女湯”の暖簾で作った赤い服が妙に似合ってて可愛かった。(笑)

八嶋智人さん:難しい事は考えないおバカなフリ(?)をする男。
災害で妻を亡くしてしまったが、明るい性格で皆のムードメーカー。
争い事を好まないが、なんとなく知らずうちに最初のリーダーの独裁に加担している。
後先を考えずに、サバの味噌煮の缶詰を5個も食べてしまう可愛い奴。(笑)
八嶋さん、イイ味だしてましたねぇ。
憎めないキャラを見事に演じてました。大倉さんとの絡みも面白かったし。
楽しそうにペットボトルをガンガン打ち鳴らす姿が印象的でした。

六角精児さん:「~っち」が口癖のオタクっぽい男。最初のリーダー。
7人をまとめるリーダーだったが、食料係が缶詰を隠していた事を知り、
自分が集団を治めるべく規則を厳しくし、違反者には裁判までするようになる。
いやぁ~、人間の「心の闇」を見事に表現してました。
権力を手にすると、人間って独裁に走るもんなんだなぁ。
自分が絶対的な正義になり、自分の判断が正論となる。
閉鎖的なコミュニティでは今までの倫理的道徳は通用しないのかもね。
しかし、、、彼はオタク役が本当に似合うな。(笑)

戸田恵子さん小松和重さん:夫婦で生き残った二人。
とっても仲が良くラブラブな二人。
しかし、独裁リーダーのもとで言いなりになる夫に次第に苛立ちを感じる妻。
仕事をサボっていたと難癖をつけられた夫の裁判での判決に、
”離婚しろ”と無茶苦茶な事を言われ、従おうとする夫にしびれを切らす。
いやぁ~、戸田さん格好可愛い♪(笑)
リーダーに反発し啖呵をきるシーンはスカっとしたなぁ。
小松さんの情けない年下夫役も良かったし、ラブラブシーンは微笑ましかったです。

鈴木浩介さん:食品会社の倉庫で働いていた食料係。
人間が生きる為の重要アイテムである、食料を管理しているが、
倉庫の鍵を持ってるのをいい事に、自分の良いように美味しい缶詰を隠している。
しかも缶詰を武器(?)にし、「自分が居なくなったら困るのは皆のほうだ」と、
ちょっと強気になっている奴。
うぅ~ん、自分を守る為に食料を盾にしているなんて情けないなぁ。
でも極限状態になったら、、、こういう行動に出てしまうのかも。

奥菜恵さん岩佐真悠子さん:身を守る為レズカップルのフリをしている二人。
男たちから「可愛い!可愛い!」ともてはやされ、自分でも「私、可愛いから」と、
身の危険を感じて(?)いた。
一方、地方TV局で”お天気お姉さん”をしていた彼女と口裏を合わせ、
二人して男たちから身を守る為、レズのフリをしている。
うぅ~ん、この行動もある意味理解できるなぁ。
生き残った人間達で子孫を残す”本能”が働くのも時間の問題だろうしね。
奥菜嬢は相変わらずの可愛らしさで、初舞台だという岩佐嬢も健闘してました。

他の生き残った人々も集まり、大人数になったコミュニティ。
人種も言語も超え、「新たな国」を築き上げていこうと希望に満ちたラスト。
海のかなたに、パンダの周遊船が見え・・・。

人間生きていれば、希望はあるって事で!(笑)

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コメント

麗さん
大倉君、かっこよかったですね!なんか“常識人”って感じで。
そして思った以上に“分かりやすい、考える芝居”でしたね。
私も予備知識ゼロで観に行ったので、驚いちゃいました。

はじめまして^-^
ブログペットからやってきました。

結婚してから昔ほどお芝居観られないので、こうして色々な方のブログをのぞいて歩いています。

とってもおもしろそうな舞台ですね^-^
文章だけでイメージがどんどんわいてきて 楽しかったです^^

またのぞきにこさせてくださいね^^

みんみんさん

なぜか(←ココ強調!)大倉さん格好よかったよねぇ。(笑)
他のキャストが比較的、背の低い人ばかりだたから、
余計にスタイルが良く見えたせいかも!?

しかし色んな事を考えさせられる内容でした。

しおんさん

初めまして!ようこそいらっしゃいました!
ブログペット繋がりとは嬉しいです♪

私も色々な方のblogを巡っては感想を読むのが好きです。
自分が観た以外の感想とかも気になるし♪
こんなところで宜しければ、またいつでも遊びに来て下さいね。

これからもよろしくお願いします!

昨日、ナゼかコメント送信できなかった雨利です。

“橋を渡ったら泣け”体調不良で観に行けなかったので、レポ嬉しいです。

人間生きていれば、希望がある!いいまとめです。

雨利さん

もう体調は大丈夫ですか?
せっかくチケット取ったのに観に行けなかったとは、
残念でしたね。
こんな拙いレポで申し訳ないっ!(笑)
ちょっとでも雰囲気が伝わればいいのですが・・・。

>人間生きていれば、希望がある!いいまとめです。
あざーっす!(笑)
無理やりまとめた言葉だったのですが、
褒めて頂いて嬉しいです♪

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観劇「橋を渡ったら泣け」

今日は1ヶ月ぶりの上京日。習っているカリグラフィー教室は今クール最後の教室が終わったのが17時。19時の開演までには時間があるなあ・・・。そうだ!「演劇ぶっく」は昨日が発売日だ。渋谷の書店で手にとって思わず「うぉっ」と声が出そうだった(笑)。「朧の森に棲む..
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