ARAIA -クローゼットより愛をこめて-

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『ぼっちゃま』@渋谷PARCO劇場

白石さんと聖子ちゃんが共演、そして吾郎ちゃんも!
って事で、楽しみにしてました。

ぼっちゃま
ぼっちゃま

いやぁ~!白石さんがもう最高!!
聖子ちゃんとの絡みも楽しく、すごく面白かったぁ。
吾郎ちゃんは、こういうコメディタッチの作品もいいね。
飄々とした雰囲気で、笑わせてくれました。

ってことで、感想を。

ぼっちゃまは、これからの世界を探っている。
ぼっちゃまは、世知辛い時代を愛している。
ぼっちゃまは、愛と美学の人である。
ぼっちゃまは、兄弟を集めては大迷惑をかける。
ぼっちゃまは、可笑しくも哀しいドンキホーテである。

舞台は、終戦後の昭和25年、東京郊外のとある旧家。
主である井上幸一郎=ぼっちゃまとその唯一の理解者である「ばあや」の千代をっ中心にした物語。
その強烈な美意識と思想ゆえに、兄弟たちやその連れ合い、愛人、出入りの骨董屋や八百屋、さらにご近所さんをも巻き込んで騒ぎを起こす「ぼっちゃま」。
愛と美学の人「ぼっちゃま」が繰り広げるドラマは、粋でオシャレで滑稽で哀しい、人生そのものなのです。(公式サイトより)


舞台セットは昔ながらの日本家屋。
縁側があり、庭には生垣、2階には小さな物干し台もあり、屋根にも出られるようになっている。
隣には小さなアパート風の建物があり、ピアニストの佐山雅弘さんが住んでいて劇中の音楽を奏でてくれました。
お話は、ホームコメディといった感じで、イヤみのない笑いで一杯。
雰囲気は「サザエさん」のカツオバージョンっと言った感じでしょうか。(笑)

稲垣吾郎さん:井上幸一郎(ぼっちゃま)
父親が残してくれた多数の焼き物などを骨董屋(柳家喬太郎さん)に売っては金を作り、働きもせず毎日遊んで暮らしている道楽息子。
いやぁ~、このぼっちゃまの役は吾郎ちゃんのイメージにぴったりですね!
飄々とした佇まいで、ボソっという一言が面白い。
そして自分の立場が不利になると、嘘を並び立て切り抜け、最後には泣いて済ますという、本当にどうしようもない男なんだけど、憎めないんだよなぁ。
あらすじでは「騒ぎを起こすぼっちゃま」ってなってるけど、どちらかというと、腹違いの兄弟たちに振り回されてる被害者のような気がしてならない。(笑)
唯一の理解者である千代さんとのやり取りがめちゃくちゃ面白く、すごくいいコンビになってました。

白石加代子さん:千代(ばあや)
ぼっちゃまの乳母として古くから井上家に仕えているばあや。
もぉ~白石さん、最高です!
あの独特の声で、「ぼっっちゃまぁ」という言い方されただけで、笑えてしまう。(笑)
何があっても、ぼっちゃまの味方をする千代は、実はぼっちゃまの実母なのでは?っと
期待してしまったけど、結局真相は闇の中。
ぼっちゃまの生霊(?)が乗りうつったシーンはお見事でした。(笑)
思わず「ムサシ」を思い出してしまいました。
白石さんと聖子ちゃんの2ショットシーンはなんだか嬉しかったです♪

高田聖子さん:タキコ(ぼっちゃまの恋人)
行きつけのスナックで知り合い、結婚間近の恋人。
ん~、聖子ちゃん可愛い♪
ちょっとアバズレ風の女性なんだけど、本当にぼっちゃまの事を愛しているのよねぇ。
ぼっちゃまに浮気をされ、逆ギレされ、開き直る姿にどうしていいか分らず、
千代さんに相談した答えが「受け入れるしかない」って、どーゆーこと?(笑)
浮気された腹いせに、トランペット吹きの自称ジャズマンの八百屋の息子を誘惑し、
ぼっちゃまに見つかって、殴られ、家を飛び出してしまったタキコがすごく物悲しかったです。

何かとぼっちゃまにお金をねだる、腹違いの3兄弟はもぉ~どうしようもないね。(笑)
姉(谷川清美さん)のダンナ(福本伸一さん)は、出版社(エロ系雑誌)の編集長で経営不振。
妹(大和田美帆さん)のダンナ(梶原善さん)は、額縁アートの興業主だが、こちらも経営不振。
弟(中村倫也さん)は銀行に勤めていたが、人の金を数えるのはイヤだと辞めてしまい無職。
その後、株に手を出しては大損をしてを繰り返し・・・。

生活に苦しくなり生活の基盤が固まるまでほんの少しの期間のつもりで実家に居候するが、丸々4年も住み続けたり、
しかもぼっちゃまの仕事をイヤイヤながらに手伝わされ、居心地が悪くなり出て行ったり、
かと思えば、それぞれがまたもや事業に失敗し、ぼっちゃまが危篤状態だと聞かされて喪服姿で現れてみたりと、とにかくひどい。(笑)
それでもこの腹違いの兄弟たちと縁を切ることなく、面倒を見続けたぼっちゃまは淋しかったのかなぁ。

ぼっちゃまの死亡騒動があった翌日、今度は千代が体調を崩して寝込んでしまった。
意識が混濁する千代に必死に話しかけるぼっちゃま。
「ずっと思っていたことなんだけど、千代さんって本当は僕の母親なんじゃないかって」と言うと、
何も答えずにただにっこりと微笑んでいるだけ。
っと、千代の手が力なくブラリと下がり、(うわっ!死んじゃった!)と思ったが、起き上がり一安心。
まあ、ただの夏バテで死んだりしないよね。(笑)
千代が生き返り(?)、安心したぼっちゃまはタガが緩み泣きじゃくり、、、。

最初から最後まで、ぼっちゃまと千代の、ほのぼぼとした関係が心地よい芝居でした。

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