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『紅姉妹』@新宿紀伊國屋ホール

先行予約でGETし損ねたこの芝居。
この作品は、絶対にハズせないっしょ!
ってな事で、当日券で観てきましたよぉ~。

紅姉妹
紅姉妹

3軒茶屋婦人会の公演も今回で4回目。
全部観てるけど、今回の作品が私は一番好き!
すごく面白かったよぉ~♪
3人のオジ、、、美しいご婦人達の演技はもちろん、お話しの構成が良かった!

私的感想なんぞ。

数奇な運命に結ばれた三人の女。
その紅い糸は、一人の男へとつながっていた。
現代から終戦後のニューヨークへ、
時計の針を戻すたびに明かされる驚愕のエピソード。
待望の第四弾は……前代未聞の人生の逆走劇!(公式サイトより)


このお芝居、場面ごとに約10年ずつ時間が遡っていきます。
で、最初はたくさんの疑問だらけだった様々な謎が、過去のエピソードを追う事で少しずつ明らかになっていく、面白い展開になっていました。
しかも演技の安定した三軒茶屋婦人会の面々!(笑)
これが面白くない訳ないじゃないですかっ!
ってな事で、ストーリー中心に愛すべき3人の女優さん(?)の感想なんぞ。

時は2012年。
舞台はニューヨークのソーホーにある石壁の古ぼけた「BAR 紅や」。
カウンター数席と2組のテーブル席があるだけの小さなお店。
そこへ現れたのは和服姿の一人の老婦人ミミ(篠井英介さん)で、店の電話から誰かに電話をかけ始める。
「ジョー?ママよ。」
どうやら息子に電話をしているらしく、先日ジュンが死んだ事、ベニイが死んだ時はアメリカ式の葬式をした事、など話している。
(ジュンって誰?)(ベニイって誰?)状態だが、そのまま話は続いていく。(笑)
店の棚に飾ってある写真の”ケンジ”に話しかけながら、最後の1本となったボトルを開け、静かにグラスを傾けていた・・・。
ついでに(ケンジって誰?)と思いつつ、場面は変わり10年前。

時は2001年。
21世紀を祝う、ミレニアム花火大会からお店に帰ってきたベニイ(深沢敦さん)とジュン(大谷亮介さん)。
「花火の音が戦争の爆弾みたいでイヤ!」とベニイが言うので早々に帰ってきてしまったらしい。
(あ、この2人が死んでしまった人かぁ・・・)と、ちょっとだけ謎解明。(笑)
そこへ荷物を抱えたミミがお店にやってきて、再婚した医者の旦那が亡くなり豪邸も人手に渡ったと告白する。
なんでも株に手を出していた旦那が大損をしてしまったらしい。
「私もお店の仕事を手伝うから、一緒に暮らしてもいいでしょ?」というミミに、2人は声をそろえて「やめて!」と。
「店に居てもいいけど、何もしないで!」という言葉には笑っちゃいました。(笑)
お気に入りのボトルを開け乾杯しようとする3人が、何度も「何に乾杯する」かを忘れて、何度も同じ話を繰り返すのが、ちょっとボケが入ってしまったかのようで可笑しさを誘う。
っと、そこでミミが驚きの告白を始めるんだけど、、、店が人手に渡るかもしれないピンチの時にミミが資金を出したが、実は別居中だった旦那の死亡保険金だったと話して二人を驚かせる。
それが、死にそうだった夫を見殺しにして得た保険金だったと知らされたら、驚くわなぁ。(笑)

時は1990年代。
ミミは病気で入院中で、「ミミは身体が弱いから私たちのほうが長生きするわね」と二人で軽口を言い合っている。
本当はミミだけが最後まで生き残ってしまうのは、なんとも皮肉なんですが。(笑)
今日のジュンはどことなく落ち着きがない感じだが、実は10歳以上も年下の彼からプロポーズされたと言い、舞い上がっている。
冷静なベニイは「本当にプロポーズされたのか」「自分の本当の年齢を彼は知ってるのか」など的確な質問をしてくる。
っとそこへ噂の彼から電話があり、話しているジュンの顔色がどんどん暗くなっていき結果は丸見え状態。(笑)
どうやら彼は、ジュンに娘や孫娘が居れば、その娘を紹介して欲しかったらしく、ジュン自身には恋愛感情は抱いていなかったと。
恋の勘違いほど、滑稽で、悲しいものはないなぁ。
そこへジョーから「妻に逃げられた」と電話があり、「結婚だけが全てじゃないわ!」と慰めるジュンの姿が何とも可笑しく、痛々しかったです。

時は1970年代。(だったかなぁ?)
今日は、ジョーの結婚式。
息子(一体誰の息子なのかまだ分からず)の門出の日に、3人のママ達は黒留袖を着て参加すると約束していたらしい。
「ピンクの可愛い着物がいい!」というミミに、「花婿の母親は黒い着物って決まってるの!」と教えるジュン。
2人でキャッキャ♪と着物選びの為に奥に引っ込むと、店に電話がかかってくる。
カウンターにいたベニイが出るが、態度がおかしく、男声で話し方も男っぽく変わっていた。
電話の相手は戦時中「ケンジ」や「テツタロウ」の上官だった男で、ベニイにケンジの追悼の為にフランス旅行に行かないかとの誘いだった。
(テツタロウって誰?なぜベニイを誘うの?)と疑問に思うもすぐに判明。
ベニイ=テツタロウで、ベニイはゲイだったのね~。(笑)
戦地であるフランスへ男として行っていたベニイ、そこでケンジは死んでしまい、33回忌も済んだこの年に、フランスへ追悼旅行という話になったらしい。
今ではすっかりオネエ言葉が身についてしまったベニイが、旅行に行くか、行くまいかで悩んでいると、奥から、黒留袖を着てきたミミとジュン。
次はベニイの番!と、二人がかりで”公開着付け”を始めてその二人の手つきに見惚れてました。
主にジュン役の大谷さん主導で着付けしていったんだけど、最後出来上がった時には会場から拍手が起きてました。

時は1960年代。(かなぁ?)
紅やに怪しげな大男(大谷さん)がやってきて、何かを叫びながらドアをバンバン叩いている。どうやら借金取りらしい。
ミミが機転を利かせて追い払い、店の奥からひょっこり出てきたのはベニイ・・・じゃなくてテツタロウ!
あっちゃん、短髪でズボン履いてるよぉ~!なんだろう、この違和感は。(笑)
ついさっきまで、可愛いオカマちゃんだったのが、急に男の格好で現れたモンだから、頭が拒否反応しちゃったのかしら?
ちなみに、借金取り役の大谷さんにも違和感を感じてました。(笑)

息子のジョーをハワイの学校へ送り出し、やっとひと段落した3人での子育て。
借金を返す当てもなく、ここで区切りとばかりに店を閉め、3人での共同生活を終わりにしようとしていた。
っと、ミミが「もしかしたら近々、大金が入ってくるかもしれない」っと店の救済を申し出る。
(これが元旦那の保険金かぁ)っと謎解き完了。(笑)
でも大金が入る理由は二人には告げず、黙ったままでいるミミ。
それからミミとジュンは、テツタロウに「実はケンジの事が好きだったんでしょ?」っと詰め寄る。(笑)
動揺するテツタロウに「本当は女装もしてみたいんじゃないの?」っと心の扉を開けさせる。
(ん~これが、ベニイの誕生ね♪)

そしてラスト1945年。
終戦間もなくのニューヨーク。
ケンジの死亡慰安金で「紅や」をオープンさせたテツタロウの元へ、大きな荷物を抱えた着物姿の女性が訪ねてくる。
「ケンジさんのお店はここですか?」日本で出兵中だったケンジと写真のみで結婚をしたというジュンだ。
終戦後、居ても立ってもいられずケンジに会いに、日本から必死の思いで渡米してきたらしい。
ケンジとテツタロウは親戚同士で、ケンジは戦地で仲間を助けるために命を落としたと明かされる。
っと、そこへ、またもや大きな荷物と赤ん坊を連れた女性が「ケンジさんの店はここですか?」と訪ねてくる。
ケンジが出兵前にアメリカで結婚し、子供も出来たというミミだ。
テツタロウからケンジの死亡を聞いたミミは途方にくれるが、赤ん坊(これがジョーだね!)が、ぐったりしていることにジュンが気付き、3人で病院に連れていくことに。
これが3人のママの誕生だね♪

観終わった後、なんだかほんわかした気持ちになりました。
3軒茶屋婦人会の芝居、これからも楽しみにしています。

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コメント

私も♪

お先に観劇だったんですね。
私は火曜日に拝見します!
今回は、わかぎさんが脚本で参加。
いつも以上に期待しています♪
麗ちゃんの好感触も確認。
益々楽しみです!

midoriさん

一足先に観てきましたよぉ~♪
笑えて、ちょっと泣けて、良いお芝居でした。
楽しみにしててね!

midoriちゃんの感想も待ってるよ!!

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