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『大人はかく戦えり』@新国立劇場

無事に体調復活し、観に行ってきましたよー!

大人はかく戦えり
大人はかく戦えり

大人のコメディでしたね。(笑)
女優陣の壊れっぷりが、可笑しかったぁ!!

てな事で、詳細感想を。

子供同士の喧嘩の後始末で集まった2組の夫婦たち。
寛容な“大人の作法”で平和的に始まったはずの話し合いは、次第に強烈なテンションで不協和音を響かせる。
もはや子供より手に負えない4人の男女の剥き出しの本性。
制御不能な大人たちの“仁義なき戦い”が始まった!(公式サイトより)


舞台上には、赤い壁に赤いソファーが目を惹く、おしゃれなリビング。
そこに集まる2組の夫婦の身なりも、服装や髪型は整えられていて、それなりの生活をしている階級だと思わせられました。
11歳の息子同士が喧嘩をし、片方の子が歯を折る怪我をしたことで、互いの両親が、場を設けて話し合っている。
最初は互いに、”お上品”に話し合いをしていたのが、次第に壊れていき、、、
最後には”ぶっちゃけ”過ぎるほど、はちゃめちゃなバトルにエスカレートしていくのが、面白かったー!
一癖も二癖もある、4人の大人たちの感想を。

<加害児童の両親:レイユ夫妻>

高橋克実さん:アラン
加害側の子の父、弁護士。被害者の子の家を訪ねているときでさえ、携帯電話を片時も離せない仕事中毒。
子育てや家庭の問題には無関心。理論武装だけは達者だが・・・?

あぁ~もう!こっちまで携帯が鳴る度、イライラしてました。(笑)
子育てに無関心な仕事人間で、現在抱えてる案件は、製薬会社の薬害問題の模様。
自分の息子の喧嘩のお詫びで訪問しているのに、謝罪に来ている雰囲気がまるでない。
ひっきりなしに携帯に仕事の電話が掛かってくるんだけど、大声で話す姿が「俺ってエリートだろ」
「仕事が忙しい・・・」っていうアピールにしか見えなくて、なんだかムカついたわ。(笑)
妻のことを「ワンワン」というニックネームで呼んでいるのは、なんだか可愛らしかったです。

秋山菜津子さん:アネット
加害者の子の母。弁護士の妻というセリブリティな雰囲気を讃えつつ、天然なのか計算か、被害者夫婦の精神を知らず知らずに逆撫でる。
物語が進む中、子育ての無関心な夫への不満が噴出し、やがてその矛先は・・・。

秋山姐さん、格好いいわぁ~。
髪をまとめ上げ、黒のパンツスーツをビシっと着こなしていて見惚れちゃいました。
が、、、あの「リバース」シーンはビックリしましたよ。
何度も嘔吐く(えずく)様子は本当に苦しそうで、観てるほうまで一緒に嘔吐いてきそうでした。
後片付けをするのに、大量のティッシュを使うのが、なんだか勿体無く感じちゃったなぁ。(笑)
必死に喧嘩の後始末をしようとしているのに、肝心の夫は携帯攻撃を繰り返すばかりで、
イライラが募り、ついに日頃の鬱憤も一緒になって爆発!おまけにリバース!(笑)
4人の中で唯一、息子のことを理解している人物だなって思えました。

<被害児童の両親:ウリエ夫妻>
段田安則さん:ミシェル
大竹さん演じる強い妻の“尻にひかれた”ようにも見える夫。
会合では妻をサポートしながらも、やがて日頃の鬱積した想いが爆発して・・・。

段田さんの、ちょっと頼りなげな雰囲気の役柄っていうのは、ほんと秀逸ですねぇ。
しかもマザコンだし。
キレると怖いっていうのがめちゃくちゃ笑えます。
でもキレてる時でも母親からの電話には「あ!かあさん♪」と猫なで声に変わるのが可笑しいやら、キモいやら。(笑)
ちょうどアランが抱えている製薬会社の問題の薬を、母親も飲んでる事が判明して慌てるんだけど、
「その薬はもう飲まないで!」、「理由は・・・詳しい人に代わるから」って言ってアランと電話を代わった時は笑えました。
母親思いの優しい人柄なのかと思いきや、娘の飼っていたハムスターをわざと逃がしてしまうのは、残酷だよね。(笑)

大竹しのぶさん:ヴェロニク
被害者の子の母。アフリカや美術に精通した女流ライターであり、二児の母。
インテリ特有のプライドをもったモラリスト。しかし物語が進む中、内に秘めた本性が・・・。

しのぶさん、最高ですわ!
穏やかな話し合いを装ってはいるけれど、和解の文書に相手の子供が「武装して」って言うあたり、すでに相手の親に喧嘩売ってるよねぇ。(笑)
しかもめちゃくちゃ早い、マシンガントークに感心しちゃいました。
あんなに一気にまくし立てられたら、、、負けます。
時間が経つにつれ、次第に本性を現していくんだけど、一気に人格が豹変したのは大事にしていた絶版の写真集にリバースされた時。(笑)
もぉ~、この豹変っぷり&狼狽っぷりが可笑しくて、可笑しくて♪
必死に拭き取り、ドライヤーで乾かして、香水を撒き散らして、まあ、大事な本だったら気持ちは分かるけどね。
すごく大袈裟に振舞う様子が、滑稽でした。

更なる豹変は、ラム酒を飲みだしてから。
最初はミシェルが飲み始め、アランやアネットに勧めていたんだけど、「私にも頂戴」と言って飲み始めてから、酔っ払うまでが早かった!(笑)
ボトルごとラッパ飲みするわ、髪をボサボサにかき乱すわ、大声で喚きちらすわ。
しかもアネットと意気投合して、男性陣に暴言を吐くわで大騒ぎで楽しかったぁ。

結局、息子同士の喧嘩の話し合いは、決着つかず。
子供の喧嘩に親が出るもんじゃないってことで・・・。(笑)

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