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『新春浅草歌舞伎 第二部』@浅草公会堂

毎年恒例!
浅草に行ってきましたよぉ~♪

新春浅草歌舞伎 第二部
新春浅草歌舞伎_2011-1

今日は、モニター調査に応募して当選したので観に行ってきたのです。
歌舞伎観劇の際の設備に関するモニターで、開演前や幕間、
終演後にアンケートに答えるという、なかなか面白い企画でした。
将来、新しい歌舞伎座で新たな試みがお披露目されるかもしれないですよぉ。(笑)

第二部の演目は、
一、壺坂霊験記
二、猿之助四十八撰の内 黒手組曲輪達引

お年玉の年始ご挨拶は亀治郎さんでした♪

てな事で、私的感想を。

お年玉〈年始ご挨拶〉
今回のご挨拶は亀亀治郎さん。
キリリとしたお姿は格好いい!けど、、、まあ、しゃべる!しゃべる!!(笑)
どんな内容を話してたか、ほとんど忘れちゃったけど(おいおい)、”黒手組曲輪達引”のことを話してました。
「22年ぶりに上演するこの演目は、最後の水入りまでお披露目します」と。
「本当に水?お湯で温めてるんじゃないの?っと聞かれますがお湯が入ってたら湯気が出ちゃいますから!」って。(笑)
「会場の皆様の温かい拍手と熱気で水の冷たさを吹き飛ばしてください」みたいなご挨拶で、会場からは拍手の嵐。
亀ちゃんの活躍が楽しみになるような、楽しいご挨拶でした。

一、壺坂霊験記
夫婦の深い情愛を描いた物語です。
病気を患い盲目となった座頭沢市が、女房お里による献身と愛の深さから観世音菩薩の功徳を受けます。
夫婦愛という普遍的な題材を通しての感動的な結末に心が温まります。


子供の頃、疱瘡の高熱で盲目となった沢市演じるのは愛之助さん
きゃー!坊主頭よぉ~。(笑)
盲目なので、まぶたはずっと瞑ったまま。
なんかムスっとしたような無表情のまま三味線を弾いて登場です。
一方、女房お里演じる七之助さん
お姫様役とは違い、メイクも地味だし、なんだか貧乏そうな着物だよぉ。(笑)

「三味線弾いて、今日はご機嫌さんですね♪」みたいな言葉を掛けると、沢市がやっと口を開く。
「毎晩、夜中に抜け出して何処にいってるんだ?」と。
なにやら不機嫌そうな顔をしていたのは、お里が浮気をしてるっと疑っていたようです。
まったく身に覚えのないことで逆にお里は驚いてしまう。(そりゃそーだ)
毎日こっそり出掛けていたのは、眼病にご利益があるという壺坂の観音様へ御百度参りをしていたからだという。
それを知った沢市は、自分の目の為にお参りしていた優しい妻を想う反面、そんな妻を疑った自分を恥じる。
疑い晴れて喜ぶお里とは対照的に、さらに落ち込む沢市だったが、自分も一緒にお参りに行くと言い出し、二人で壺坂へ向かうことに・・・。

杖を引いて案内するお里と沢市は、急な山道で転びそうになりながらも、やっとの思いで到着。
この杖を引いて夫を気遣いながら進む、お里の様子がまた、いいんだなぁ~♪(笑)
お里のしぐさや、表情を観てるだけで、(あぁ心底惚れてるんだなぁ)って感じられました。
「3日間ここで断食するから、家の用事を済ませてきなさい」との言葉に、
沢市も観音様を信じるようになったのだと喜ぶお里は、
「周りは急な崖だから、絶対に歩き回ったらいけないよ」と言い残し、一人家に戻る。
1人になった沢市は、(自分が居ては、お里は幸せになれない)と考え、崖から飛び降りてしまう・・・。
もぉ~、どうして男ってこういう考え方しかできないんでしょ!
どうして自分が頑張って幸せにしてやる!って思えないんだろうか。
しかも死んだらお里が余計に悲しむ事はわかるだろうに!!(怒)

お里は山道を下りる途中、嫌な胸騒ぎがして引き返してみると、そこには沢市の杖だけが残されていて姿はない。
崖下を覗き込むと、そこには沢市の姿が。
嘆き悲しむお里だったが、沢市1人では道に迷ってしまうだろうからと自らも崖に身を投げる。(なんて健気で優しいんだろう)

崖下に倒れている沢市とお里。
そこへ観音様が後光の光とともに登場し、献身的な愛と、信心深いお里に心を動かされ二人を生き返らせ、沢市の目も開くようになっている。
初めて見る自分の妻の顔に「どなたですかいのぉ?」、「あなたの妻ですよ」というやりとりはなんだか微笑ましく、
目が開いた沢市が、とっさに目を瞑る様子も可笑しかったです。(笑)
もう杖はいらない二人は、仲良く手を取り合って帰っていくところで幕。

初めて観る演目ですが、すごく分かりやすい内容でした。
たった二人の出演者ながら、ほんわかと温かみのあるファンタジーな演目に大満足でした♪

二、黒手組曲輪達引
歌舞伎十八番『助六』に想を得た作品です。
父の仇を探す花川戸助六、助六と恋仲の三浦屋揚巻、助六を蔭から見守る紀伊国屋文左衛門、揚巻に横恋慕する鳥居新左衛門が入り乱れ、
華やかな世界を繰り広げます。助六役者の三役早替りとともに、大詰の水入りは実に22年ぶりの上演です。


この演目は、早替りあり、本水への水入りありで、亀ちゃん大活躍でした!
「助六」のパロディとして書かれたんですねぇ。
昨年、海老蔵で上演された「助六由縁江戸桜」でも水入りまで上演されていたので、(22年ぶり?)って思ってたんですが、別作品ってことで、この作品では22年ぶりなんでしょうね。(笑)

美しい花魁白玉(春猿さん)を引き連れてくるのは、醜男の権九郎(亀治郎さん:1役目)。
店から50両を盗み出し、二人で逃げ出してきた様子。
っと、白玉の本当の彼氏、牛若伝次(亀ちゃん:2役目)が現れ、お金を奪い、権九郎を川へ突き落とします。
最初から白玉は、権九郎をそそのかし伝次と逃げるつもりだったのです。(嫌な女だねぇ)
しかし追っ手がやってきて、白玉はあえなくお店へ強制送還、伝次はお金を手に花道を逃げていくのでした。
すると、川から権九郎が再び登場し、首にはなにやら、海藻が巻きついてるよ。(笑)
ここから亀ちゃんのオンステージ!
出演者の名前を盛り込んだ、セリフで会場から拍手喝采で、「龍馬伝」の話もしだしたよぉ。
いとこの香川氏のことや、主役の福山くんのことまで♪
そしてそして、スタンドマイク片手に、福山の歌を唄ってるよー!(笑)
(なんだこれ?)と思いつつ、この場面は幕です。

たちの悪い侍たちが、白酒売りの新兵衛(寿猿さん)にからんで、勘定もせず酒を飲んでるところへ、助六参上!
亀治郎さん、3役目での登場です。
ここで”股くぐりの刑”でこらしめます。(笑)
「スカイツリー」や、「ラブ注入♪」といった今時の話題で股をくぐっていく侍たちに会場からも拍手喝采でした。
本家(?)の助六では、白酒売りの新兵衛は助六の実の兄(曽我十郎)という設定ですが、この演目では助六の恋人、花魁揚巻の実の父親って事になってます。

三浦屋に向かう助六。
すると店の奥から鳥居新左衛門(亀鶴さん)が現れ、助六に難癖をつけてくる。
さきほど股くぐりをさせた輩は新左衛門の弟子だったので、仕返しをしてやろうと言う事らしい。
煙管をくれという助六に、新左衛門は足の指に挟んだり、助六の頭の上に下駄を乗せようとしたりやりたい放題。
堪忍袋の緒も切れかけ、刀を抜こうとしたが、紀伊国屋文左衛門(愛之助さん)から、敵を討つまでは短気を直せと、刀の鞘にこよりで封をされていたので抜く事もできず・・・。
そんな時に、店から揚巻(七之助さん)が登場し、二人の喧嘩を止めます。

ん~、七之助くん!やっぱり綺麗だわ~♪
先の演目でのしっとりとした妻役もいいけど、派手で綺麗な着物姿で華やかなほうが好き。
愛之助さんはこよりを結んだだけで、出番終了。(短っ!)
この場面でも「助六」との違いがありましたねぇ。
本家では、足に挟んだ煙管を進めるのは助六のほうですが、この作品では逆。
しかも喧嘩の相手は”意休”ですが、こちらでは”新左衛門”になってます。(これって同一人物じゃないよね?)
助六の格好悪い見せ場(?)をつくって、楽しんでたのでしょうか。(笑)

新左衛門の刀を見て、助六の父が所蔵していた「北辰丸」だと確信し、仇を討つ決意をする。
三浦屋から出てきた新左衛門を待ち伏せ、斬りつけて家宝の「北辰丸」を手に入れる。
すぐに追っ手がやってきて、隠れる場所を探す助六は大きな水桶の中に身を潜める。

本水ですよ!ザブーンと勢いよく桶に飛び込んで水があふれ出す様子は迫力満点!
しかもわざと水をかき出して、客席に飛ばそうとしてるよぉ。
最前列のお客さんはビニールシートで応戦。(笑)
なんとか追っ手をやり過ごし、揚巻が介抱しているところへ再び追っ手が登場。
揚巻は自分の着物の裾に助六を隠して、啖呵をきってまで守る姿になんだか感動しました。
しかも、気を失った助六に、自分の着物の袖を桶の水に浸して飲ませてあげるシーンは、愛情の深さが感じられました。

父親の仇を討ち、家宝の刀も手にした助六と華やかな揚巻の見得で幕。
助六のパロディ作品まであるとは、歌舞伎、、、おそるべし。(笑)

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コメント

もしかして…

こんばんは。
あれあれ?もしかして同じ日?
私も浅草第二部見てましたよ、亀ちゃんのご挨拶から。
お会いできなくて残念です。

花梨さん

あらー!
同じ日、同じ部で観劇してたんですね!!
お会いしたかったのに残念ですぅ。

亀ちゃん、、、沢山しゃべってましたね。(笑)

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