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『十一月大阪平成中村座 昼の部』@大阪城西の丸庭園内

昨夜の興奮を引きずりつつ、、、
今日は昼の部を観てきましたー!

十一月大歌舞伎
大阪平成中村座 昼の部

十一月大歌舞伎 大阪平成中村座

昼の部の演目は、「法界坊」。
この演目を観るのは、2008年の浅草寺、2009年の名古屋城に続き3度目。
名古屋城では、ラストの光景のあまりの美しさに腰が抜けるほど号泣した私。(笑)
まあ、今回3度目だし、ストーリーも分かるし、ラストの光景も想像つくし、
もう泣かないだろうと思ってたんだけど、、、号泣。(笑)

なんなんでしょうね?
私、桜吹雪に弱いんでしょうか?(笑)

<余談>
今日は獅童くんが観に来てました。
勘三郎さんに「こんな隠れた席に居ても分かるんだよっ!」と、突っ込まれてました。(笑)

てな事で、私的感想を。

今回のお席は、2列目センターという超良席♪
舞台間近で目の前で役者さんが演じる中、大迫力で堪能してきました。
この演目は、極悪非道な坊主の話なんですが、、、なんなんでしょうね。
私的に凄く興奮してしまい、毎回ラストで号泣してしまいます。(笑)
きっと、ド派手な演出がたまらないんだろうなぁ。

中村勘太郎さん:松若
家宝の「鯉魚の一軸」を紛失した事で、御家断絶となった吉田家の御曹司。
この一軸を探して、”要助”と名乗り道具屋の手代として働いている。
もうね、めちゃくちゃ面白いし、格好良いし、最高ですわ。
面白いのは、一軸を手に入れたお組(扇雀さん)と密会してるシーン。
法界坊をはじめ、勘十郎が後ろで好き勝手に笑いを取ってる中、真面目に芝居が続けられるなぁっと感心しながら観てましたよ。
一軸をすり替える時の物音に、お組と一緒になって空を見つめるとぼけた顔が、もうたまらないっ!(笑)
手を叩きながら大笑いしちゃいましたよぉ。

で、格好良いのは勘十郎に罵られるシーンですねぇ。
「何でもするから」と拝み倒し、勘十郎から一軸を譲って貰おうとする松若に、
「ならば犬のマネをせえ。ほらワンと鳴け」と、屈辱的な扱いをされる。
家宝を取り返す為にと、武士のプライドを捨て言われるがままにしていたが、勘十郎が一軸を破る暴挙に。
ここで怒り爆発し、表情が鋭く変化したその一瞬の顔がもぉ格好良いったらありゃしない!(笑)
思わず見惚れちゃいました♪

中村七之助さん:野分姫
松若の許婚で、行方知れずになっている松若を”葱(しのぶ)売り”に扮して探している。
もう可愛らしいの一言ですわ。
今回の野分姫という役柄は、松若を一途に想う乙女心が痛いほど伝わってきて、、、笑えるぅ。(笑)
やっと会えた許婚に冷たくあしらわれ、懐から短剣を出して死のうとするシーンでは可笑しくて!
松若とお組が”良い仲”になっていると知った瞬間、表情を一切変えず、短剣を取り出す仕草に大爆笑でした。

このお話の中で一番可哀想なのは野分姫ですよねぇ。
許婚に浮気されてるわ、訳のわからない貧乏坊主に言い寄られるわ、あげくの果てに、その坊主に殺されるわ。
斬り殺される直前に「松若から殺すように頼まれた」なんて聞いたら、そりゃ死んでも死に切れないよね。
本当に気の毒な野分姫です。

笹野高史さん:勘十郎
お組にベタ惚れで、祝言をあげたい一心で一軸を手にしたエロじじい。(笑)
一軸をエサにしてお組に言い寄るが、当のお組は要助にゾッコン♪
笹野さんの魅力満載ですねぇ~。
顔を白塗りにして大活躍してました。
勘太郎くんに向かって「どうやったらそんなに綺麗に白く塗れるんだ?」と聞いてて大爆笑!
一軸をすり替えるシーンで、固結びした紐を必死にほどこうとする様子が面白くてねぇ。
今年も、着物姿でのムーンウォークや、側転は健在でした。(笑)

結局、恋に破れ、要助に対して逆切れした彼がとった行動は、一軸を破るという暴挙。
これには要助も怒り爆発し、ついに刀を抜いて斬り殺されてしまうんだけど、ま、仕方ないよねぇ。(笑)
勝ち目のない恋のライバルに斬られて死んでしまうんだけど、自業自得だもんなぁ。
しかし、ただ惚れた女に振り向いて欲しかっただけなのに、勘十郎も可哀想な男だねぇ。

片岡亀蔵さん:番頭正八
彼もまたお組を密かに思っている、番頭はん。
要助を陥れるため、一軸の代金100両を貸し付けるがそこには罠が・・・。
亀蔵さん、キモいですねぇ。(誉めてます)
お組に言い寄るシーンの動きが、もう秀逸!
どうすれば、あんな動きができるんだ?って位、気持ち悪かったです。(笑)
ってか、身体柔らかいよなぁ。っと、変なトコロで感心してみる。
恋の勝負にはとっくに負けてるのに、お組を拉致しようとして、これまた恋に狂った醜い男でした。

中村勘三郎さん:法界坊
小悪党な町の貧乏坊主。
この演目の勘三郎さんは、もう言うことなし!
一歩間違えれば、ただ単に憎たらしい、”クソ坊主”なんだけどなんだか憎めないんだよねぇ。
お金欲しさに、一軸を盗むわ、お組に言い寄るわ、要助を貶めるわで、大暴れ。(笑)
お組の父親、権左衛門(彌十郎さん)や、野分姫まで斬って殺してしまうような残虐な坊主なんだけどね。
頭の回転が早くて賢いが、詰めが甘くて抜けてるところもあり、コミカルな言動が本当に可笑しい!
そんな法界坊のキャラが、勘三郎さんの演技でイキイキとしてくるから不思議なのよねぇ。

最後には甚三郎(橋之助さん)の手で、斬られ殺されてしまうんだけど、死んでからの執念がまた凄い!
野分姫の亡霊と法界坊の亡霊が合体し、「執念の塊」となった幽霊がまた素晴らしくてねぇ。
人間の「情念」の恐ろしさを、まざまざと見せ付けてくれました。
扇雀さんとの息の合った踊りがまたお見事!
動きがピタリと合って、反りを披露したところで拍手喝采でした。

甚三郎や追っ手達に囲まれ必死に逃げ惑う怨霊。
観音菩薩像と鯉魚の一軸をかざされ、悶え苦しむうちに髪や着物が乱れ、形相もみるみるうちに恐ろしくなっていく。
桜吹雪が舞い散るなか、逃げ惑う怨霊の姿に、観てる私は大興奮!(笑)
舞台上を右に左にと、走り回り、舞台奥へ駆け逃げると、、、そこには大阪城が。
大量の桜吹雪が噴出し、蜘蛛の巣が飛び交い、私の涙腺ダムは決壊です。
このあまりにも美しい光景は、本当に圧巻で、感動しまくりですわ。

この演目は私の中では鉄板!(笑)
また上演されたら、絶対に観に行きます。

201011_大阪03    西の丸庭園入り口


平成中村座の小屋    201011_大阪05

201011_大阪04    終演後の大阪城

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コメント

いいなぁ…。

なんか麗さん、いっぱいダーリンと会ってるなぁ。
うらやましい…。
今日はBRAVAでいのうえさんをお見かけしました。
古田氏、カッコよくなったなぁ~。

gajuさん

おっ!
鋼鉄番長、観にいかれましたか!
新太くん、、、痩せて格好良かったでしょー!(笑)
また今度、ゆっくりと感想聞かせて下さいね。

獅童くんと劇場で遭遇したのは、2回目かな。
そんなに一杯、会ってないですよ・・・。
って、2回でも充分だって?(笑)

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