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『十一月大阪平成中村座 夜の部』@大阪城西の丸庭園内

今日は大阪からはかずりんさん、
名古屋からはみんみんさんと合流して一緒に観劇してきました!

十一月大歌舞伎
大阪平成中村座 夜の部

十一月大歌舞伎 大阪平成中村座

開場時間までまだ時間があったので、近くの喫茶店でお茶タイム!
腹ごしらえも兼ねて、軽く食べて、お茶して、おしゃべり♪
気付けば、開場時間が押し迫っており、、、かなりバタバタと会場まで向かい、すぐに開演です。(笑)

今月夜の部の演目は、「夏祭浪花鑑」。
この演目は、2008年のコクーン歌舞伎で観て以来2度目。
ん~、この演目はやっぱり楽しい!
開演前から客席はもう祭り状態。
花道では、太鼓が打ち鳴らされ、客席には役者さん達がウロウロしてるし♪
夏祭りの賑やかさが、ワクワクさせてくれちゃいます。

201011_大阪01   夏祭りだけど、、、紅葉している大阪城(笑)


私的感想に興味のあるかたはどうぞ。

この演目を初めて観たのは2008年のコクーン歌舞伎で。
(その時の感想レポーはコチラから。)
今回のお席は5列目3番という花道真横の超良席!
席に着くと、すぐ横の花道で太鼓が並んでいて、力強いリズムで祭囃子を奏でてます。
一気に、夏祭の気分になりました。
この演目は、開演前からお祭り騒ぎでワクワクするし、舅殺しのシーンや、ラストでの大捕りシーンでハラハラするし・・・。
とにかく楽しい演目です!

<発端からお鯛茶屋の場>
年に一度の夏祭りで大いに賑わう人たち。
そんな中、喧嘩が始まり、その仲裁に入っていた団七が逆に暴力を振るってしまい、あえなく御用。
牢屋へブチ込まれてしまいます。
団七九郎兵衛演じる勘三郎さんが客席から登場したとき、拍手喝采でした。
この場面では、セリフも特にないし少ししか登場しないのですが存在感はバッチリです。

遊女の琴浦を身請けして遊び呆けているボンクラ磯之丞(勘太郎くん)を改心させて家に帰るように促す場面です。
家に帰すために一芝居うっていたのは、徳兵衛(橋之助さん)とその仲間で、その芝居をうつように頼んでいたのは団七の妻、お梶(扇雀さん)。
すっかり改心したボンクラ磯之丞が家に帰ると言い出したので、お梶が徳兵衛たちにご褒美のお金と着物を与え、これにより非人だった徳兵衛も一般市民に戻れることになる。(全員が万々歳!)
ま、結局、後にはボンクラはお家を勘当されちゃうんだけどね。(笑)

<住吉鳥居前の場>
ご赦免になった団七を三婦(彌十郎さん)が迎えに来る場面。
この場面は団七のきちゃない様子や、三婦が自分の締めていた赤いふんどしを外すのが面白くてね。
あれって、本当にふんどしを外してるんでしょうか?(笑)
動きがリアルだし、ふんどし外した後、本当にふんどし締めてないようだったし・・・思わず目が釘付けでした。
三婦が差し入れてくれた着物に着替え、伸びきった髪や髭を切り、さっぱりして登場した勘三郎さんは格好よかったわぁ♪
ここへ佐賀右衛門(亀蔵さん)に頼まれて琴浦を手に入れようとしている徳兵衛に呼び止められ、一触即発の状態に。
お梶が仲裁をして喧嘩を収め、兄弟の契りの印として互いの着物の袖を交換するんだけど、なんだか男の友情って感じで格好よかったです。

<釣船三婦内の場>
この場面は、粋な姐さんと、渋い兄さんで萌え♪萌え♪ですわ。(笑)
まず粋な姐さん、徳兵衛の女房お辰(七之助くん)。
前回、コクーンで観た時のお辰は勘太郎くんが演じていたので、今回七之助くんで観るのは初めてです。
啖呵を切る、格好いい姐さんというイメージがどうしても出来なかったので(どうかな~)っと思ってたんですが、なんのなんの!
ふっと見せる、女性らしい表情が逆にいい味出してて、すごく良かったです。
鉄弓を顔に押し付けるシーンで、熱さと痛みで歪めた顔が、本当にリアルに見えて、なんだか泣きそうになってました。
その後、例の「こちの人が好くのは、ここでござんすっ!」の啖呵に、惚れるぅ~♪
やっぱり格好いい、粋な姐さんです。

で、もう1人の格好いい兄さんは、、、もちろん三婦よぉ~♪(笑)
それまでは、なんだか気のいいお爺さんって感じだったんだけど、琴浦を奪いにやってきたチンピラ相手に、喧嘩を仕掛けに外に出るシーン。
耳にかけていた数珠を引きちぎり、着物に着替え、刀を腰に挿すんだけど・・・
もぉもぉもぉ、格好いい~~!!(笑)
墨絵で描かれた龍柄の着物に、赤いふんどしが似合ってて、格好いいったらありゃしない。
この演目の中で、この場はかなりお気に入りです♪

<長町裏の場>
団七に頼まれたと嘘をつき琴浦を誘拐した義理の父、義平次(笹野高史さん)を、団七が追いかけて来て対決する場。
ここまでずーっと傘で顔を隠していた笹野さんがやっと顔を見せてくれるんだけど、、、なんなの!この迫力!!
なんか、以前観た時より、怖く感じるほど痩せて、頬がこけ、危機迫る表情に圧倒されました。
この強欲爺がまたなんとも憎たらしくてねぇ。
家族割引(笑)で、団七の30両で手を打った義平次だったけど、そのお金が石だったと分かり、怒りが爆発!
殴る、蹴る、罵るの悪態をつき、必死に耐えていた団七もとうとう刀に手をかけて義平次を斬る。
このシーンは蝋燭の明かりだけの薄暗い中演じられているんだけど、目から見える情報が少ない替わりに、水の音や、刀の音、そして泥の臭いや、蝋燭の炎の臭いなどが客席にも届いてきて、なんともいえない臨場感を生み出してました。
もみ合う二人の迫真の演技も圧巻です。
何度も刀で義理の父を斬る団七が、最後には素性が分からないように顔を斬るんだけど、このシーンは残虐的ですねぇ。
息絶えた義平次を沼に沈め、泥&血だらけになった刀や着物を井戸水で洗い流す団七。
この場面で蝋燭の炎が激しく燃え上がる演出には、なんだかゾクゾクと高揚してしまいました。

<九郎兵衛内の場>
この場面では、徳兵衛やお梶、三婦の「優しい一芝居」に感動です。(笑)
団七が舅殺しだと気付いていた徳兵衛や三婦が「親殺し」の罪を逃れさせるために、離縁状を書かせるように仕向ける。
お梶も夫が舅殺しと知った上で、その芝居に乗っかってるんだよねぇ。
しかも当の団七も、3人の芝居に気付いていながら、芝居にわざと引っかかって感謝してるし。
もぉ~、みんなの優しさが心にしみる場面ですねぇ。

<屋根の場>
この場面はもう、ワクワクしっぱなし!
長屋のミニチュアの家々の裏から、大勢の捕手が現れ団七を追い詰めていくんだけど、舞台上だけでなく客席にまで下りてきて大騒ぎ!
ハシゴによじ登って、もう観客も大興奮ですわ。
あの手この手で逃げ惑う中、徳兵衛が団七を捕り押えたように見せかけて、なんとか逃がそうとしていると、、、
舞台奥の扉が開いて、大阪城がバーンと現れ、太鼓橋も見えた。
っと、団七と徳兵衛が大阪城に向かって走り出し、太鼓橋からジャンプ!!
この瞬間、客席からは(わー!)とか(きゃー!)という大歓声とともに大拍手。
私も興奮しまくってました。(笑)
前回観た時のパトカーが現れる演出もいいけど、私は断然今回のほうが好き!

最初から最後まで、観客を楽しませてくれるこの演目。
やっぱり大好きです。

201011_大阪02   終演後の大阪城

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