ミタニン作/演出で戸田姐さんが出演のミュージカルと聞いたら、、、
やっぱり観に行くでしょう!
「今の私をカバンにつめて」

今回の席は、なんと最前列!
ただでさえ円形という狭い劇場なのに、すぐ目の前にキャスト達が!
間近で拝見した戸田姐さん、、、可愛い♪
石黒賢さんは格好良かったわぁ~。(笑)
てな事で、私的感想を。
39歳の誕生日を迎えた歌手ヘザー。
彼女はマネージャーでもあるジョーに新しいショーを観せます。
そのショーは、彼女の過去、そして新しい生き方を綴ったものでした。
変化したヘザーを受け入れないジョー。そして・・・。(公式サイトより)
この作品は1978年にオフブロードウェイで上演され、
日本では1981年に雪村いずみ主演「旅立て女たち」というタイトルで上演された舞台なんですってね。
戸田さんは日本初演時にコーラス役として出演していたとか!
翻訳・上演台本は三谷幸喜さん、演出にG2という初タッグで、今回は満を持して戸田さんが主役のヘザーで登場です♪
舞台上にはドラムやピアノなど置かれたステージがあり、その周りには沢山のトランクが置いてありました。
テーブルや椅子などが乱雑に積み上がった、開店前のナイトクラブといった感じ。
キャスト達がそれぞれ花道から登場し、テーブルをセッティングしたり、トランクを片付けたり、楽器のチューニングを始めたりと、まったりムードで芝居が始まりました。
戸田恵子さん:ヘザー(ボーカル)
とにかくキュートで可愛らしかった!の一言。
膨大なセリフ量だけでも大変なのに、歌も唄うわ、演技もするわで大変だったでしょうね。
唄の上手さはお墨つきなので、何も言うことなし!
しかし、なんて表情がクルクル変わる女優さんなんでしょうね。
今までとは違う曲、そしてストーリー仕立てで聴かせる新しい形でのライブをやりたいと願うヘザー。
ジョーに反対されても、最後まで自分の意思を貫き、今までの自分に決別をしようとする「強い女性」を見事に演じてました。
強いだけでなく、何度も揺れ動くんですけどね。
年齢詐称をしていたくだりは、笑ってしまいました。
結局、歳はいくつだったんだっけ?(笑)
石黒賢さん:ジョー(マネージャー)
舞台では初めて拝見しましたが、、、格好よかったですぅ♪
椅子に座り、じっとヘザーの曲を聴くシーンがあったんですが、その時私の席のまん前!
数10cm先に居て、なんか恥ずかしくて直視できませんでした。
もっと”濃いぃ”イメージがあったんだけど、普通にさわやかな感じでしたね。(笑)
ジョーは変化を求めない「保守的」な男。
過去の曲ばかりをヘザーに唄わせようとして、今までの雰囲気と変わったヘザーの新曲を受け入れようとしない。
(なんだかつまんない男)って思ってました。
過去(現在進行形?)にヘザーと何かあったな・・・っと思わせる意味深な関係でした。
入絵加奈子さん、麻生かほ里さん、植木豪さん(PaniCrew)はコーラス隊。
皆さん当然の事ながら唄が上手い!
私の一番のお気に入りの入絵さんは、やっぱり何かと目を惹きます。
ちょっとした表情が、なんか笑えるんですよねぇ。
今回の衣装がニットのベストにジーンズ、金髪のマッシュルームカットという姿で、15歳位の男の子っというイメージで可愛らしかったです。
どうせなら、そばかすメイクしてたら完璧だったんだけどなぁ。
麻生さんは、数多くのミュージカルなどに出演されていますね!
栗毛のアフロ風のクルクルパーマに、ヒッピーのような衣装がまた似合ってました。
彼女も表情豊かに色々と変わるので、見ていて笑っちゃうシーンもありました。
植木豪さんのことは、、、あいにく存じ上げておりませんでした。
「PaniCrew」という名前は知ってたけど、どういうグループなのかまでは知らず。(すんまそんっ!)
歌も唄い、ギターも弾き、そしてやっぱりダンスもありで大活躍でしたね。
しかしあの衣装は、どうなの?完全に周りから浮いてたと思うぞ。(笑)
リハーサルが進んでいくうちに、ヘザーの生い立ちやら、今までの恋愛などが明らかになっていく。
ライブの構成の議論をしていたヘザーとジョーだったが、ジョーとの間に不倫関係があったと想像するに容易い、喧嘩が始まる。
するとジョーがつい先程、妻の浮気現場を目撃してきたという衝撃の告白。
するとその妻から「自殺を図り手首を切った・・・。早く来て」との電話が掛かってくる。
血相を変えて飛び出そうとするジョーにヘザーは、
「勝手に浮気をしておいて手首を切ったから来いだなんて、奥さんの計算だ」と言う。(そりゃそーだ)
でもそんな妻でも放っておけないと自宅に向かうジョー。
女1人で自立しようと変化を求めるヘザー。
それとは対象に男に頼り、媚びる事でしか生きていけないジョーの妻。
それぞれの「女の生き方」を深く考えさせられてしまいました。
この芝居、一つ苦言を呈するならば、、、
曲ごとに拍手を送っていいものか、非常に悩んだ事。(笑)
そういう「間」を上手く作り出せていない演出にちょっと不満です。
あとは円形という客同士が向かい合わせになる会場も一つの原因かなぁ。
キャストを見てても、その先に向かい側に座る観客が視界に入るから、
芝居の世界に入り込もうと思っても、つい現実に引き戻されてしまうのよねぇ・・・。
ん~、なんだか勿体無い。(笑)
やっぱり観に行くでしょう!
「今の私をカバンにつめて」

今回の席は、なんと最前列!
ただでさえ円形という狭い劇場なのに、すぐ目の前にキャスト達が!
間近で拝見した戸田姐さん、、、可愛い♪
石黒賢さんは格好良かったわぁ~。(笑)
てな事で、私的感想を。
39歳の誕生日を迎えた歌手ヘザー。
彼女はマネージャーでもあるジョーに新しいショーを観せます。
そのショーは、彼女の過去、そして新しい生き方を綴ったものでした。
変化したヘザーを受け入れないジョー。そして・・・。(公式サイトより)
この作品は1978年にオフブロードウェイで上演され、
日本では1981年に雪村いずみ主演「旅立て女たち」というタイトルで上演された舞台なんですってね。
戸田さんは日本初演時にコーラス役として出演していたとか!
翻訳・上演台本は三谷幸喜さん、演出にG2という初タッグで、今回は満を持して戸田さんが主役のヘザーで登場です♪
舞台上にはドラムやピアノなど置かれたステージがあり、その周りには沢山のトランクが置いてありました。
テーブルや椅子などが乱雑に積み上がった、開店前のナイトクラブといった感じ。
キャスト達がそれぞれ花道から登場し、テーブルをセッティングしたり、トランクを片付けたり、楽器のチューニングを始めたりと、まったりムードで芝居が始まりました。
戸田恵子さん:ヘザー(ボーカル)
とにかくキュートで可愛らしかった!の一言。
膨大なセリフ量だけでも大変なのに、歌も唄うわ、演技もするわで大変だったでしょうね。
唄の上手さはお墨つきなので、何も言うことなし!
しかし、なんて表情がクルクル変わる女優さんなんでしょうね。
今までとは違う曲、そしてストーリー仕立てで聴かせる新しい形でのライブをやりたいと願うヘザー。
ジョーに反対されても、最後まで自分の意思を貫き、今までの自分に決別をしようとする「強い女性」を見事に演じてました。
強いだけでなく、何度も揺れ動くんですけどね。
年齢詐称をしていたくだりは、笑ってしまいました。
結局、歳はいくつだったんだっけ?(笑)
石黒賢さん:ジョー(マネージャー)
舞台では初めて拝見しましたが、、、格好よかったですぅ♪
椅子に座り、じっとヘザーの曲を聴くシーンがあったんですが、その時私の席のまん前!
数10cm先に居て、なんか恥ずかしくて直視できませんでした。
もっと”濃いぃ”イメージがあったんだけど、普通にさわやかな感じでしたね。(笑)
ジョーは変化を求めない「保守的」な男。
過去の曲ばかりをヘザーに唄わせようとして、今までの雰囲気と変わったヘザーの新曲を受け入れようとしない。
(なんだかつまんない男)って思ってました。
過去(現在進行形?)にヘザーと何かあったな・・・っと思わせる意味深な関係でした。
入絵加奈子さん、麻生かほ里さん、植木豪さん(PaniCrew)はコーラス隊。
皆さん当然の事ながら唄が上手い!
私の一番のお気に入りの入絵さんは、やっぱり何かと目を惹きます。
ちょっとした表情が、なんか笑えるんですよねぇ。
今回の衣装がニットのベストにジーンズ、金髪のマッシュルームカットという姿で、15歳位の男の子っというイメージで可愛らしかったです。
どうせなら、そばかすメイクしてたら完璧だったんだけどなぁ。
麻生さんは、数多くのミュージカルなどに出演されていますね!
栗毛のアフロ風のクルクルパーマに、ヒッピーのような衣装がまた似合ってました。
彼女も表情豊かに色々と変わるので、見ていて笑っちゃうシーンもありました。
植木豪さんのことは、、、あいにく存じ上げておりませんでした。
「PaniCrew」という名前は知ってたけど、どういうグループなのかまでは知らず。(すんまそんっ!)
歌も唄い、ギターも弾き、そしてやっぱりダンスもありで大活躍でしたね。
しかしあの衣装は、どうなの?完全に周りから浮いてたと思うぞ。(笑)
リハーサルが進んでいくうちに、ヘザーの生い立ちやら、今までの恋愛などが明らかになっていく。
ライブの構成の議論をしていたヘザーとジョーだったが、ジョーとの間に不倫関係があったと想像するに容易い、喧嘩が始まる。
するとジョーがつい先程、妻の浮気現場を目撃してきたという衝撃の告白。
するとその妻から「自殺を図り手首を切った・・・。早く来て」との電話が掛かってくる。
血相を変えて飛び出そうとするジョーにヘザーは、
「勝手に浮気をしておいて手首を切ったから来いだなんて、奥さんの計算だ」と言う。(そりゃそーだ)
でもそんな妻でも放っておけないと自宅に向かうジョー。
女1人で自立しようと変化を求めるヘザー。
それとは対象に男に頼り、媚びる事でしか生きていけないジョーの妻。
それぞれの「女の生き方」を深く考えさせられてしまいました。
この芝居、一つ苦言を呈するならば、、、
曲ごとに拍手を送っていいものか、非常に悩んだ事。(笑)
そういう「間」を上手く作り出せていない演出にちょっと不満です。
あとは円形という客同士が向かい合わせになる会場も一つの原因かなぁ。
キャストを見てても、その先に向かい側に座る観客が視界に入るから、
芝居の世界に入り込もうと思っても、つい現実に引き戻されてしまうのよねぇ・・・。
ん~、なんだか勿体無い。(笑)
コメント
怒られる前に
ぴらさん
もう書いたのね!(笑)
私も頑張って書かねば・・・。
>私ねー、これ演出的にダメだったー。
あらら、お気に召しませんでしたか。
私は意外とOKでした。G2なのにね。(暴言)
>戸田姉&石黒賢ってショムニコンビだなぁ・・
あ、そうだね!
私の席のちょうど目の前に椅子があり、、、
客席に向かって座ってるシーンでは、
ほんの数10センチ前に戸田さんや石黒さんが居たので、
めちゃくちゃドキドキしちゃいました。(笑)
いやぁ~、眼福♪眼福♪
私も頑張って書かねば・・・。
>私ねー、これ演出的にダメだったー。
あらら、お気に召しませんでしたか。
私は意外とOKでした。G2なのにね。(暴言)
>戸田姉&石黒賢ってショムニコンビだなぁ・・
あ、そうだね!
私の席のちょうど目の前に椅子があり、、、
客席に向かって座ってるシーンでは、
ほんの数10センチ前に戸田さんや石黒さんが居たので、
めちゃくちゃドキドキしちゃいました。(笑)
いやぁ~、眼福♪眼福♪
おかえりー
なんだ~意外に辛口ぢゃん(笑)
あ~そういえば豪くんギター弾いてたね。
なーんか私の時はけっこう間違えてたなぁ。。
>結局、歳はいくつだったんだっけ?
最終的には41までいったけど
まだサバ読んでるのかもしれん(笑)
G2氏に洒落たミュージカルは無理なんだと思います。。
あ~そういえば豪くんギター弾いてたね。
なーんか私の時はけっこう間違えてたなぁ。。
>結局、歳はいくつだったんだっけ?
最終的には41までいったけど
まだサバ読んでるのかもしれん(笑)
G2氏に洒落たミュージカルは無理なんだと思います。。
ぴらさん
>なんだ~意外に辛口ぢゃん(笑)
そお?
辛口、、、かな?(笑)
まあ演出に関しては全面的に支持してるわけじゃないし♪
(辛口ぃ~)
>最終的には41までいったけど
そっか。
41歳だったっけ。
最初は30代だったのに、どんどん上がっていって、
その辺の会話が面白かったなぁ。
まだサバ読んでたんかいっ!って心の中でツっこんでました。
G2氏はぜひとも大王の脚本で、勝負して欲しいですね。(笑)
そお?
辛口、、、かな?(笑)
まあ演出に関しては全面的に支持してるわけじゃないし♪
(辛口ぃ~)
>最終的には41までいったけど
そっか。
41歳だったっけ。
最初は30代だったのに、どんどん上がっていって、
その辺の会話が面白かったなぁ。
まだサバ読んでたんかいっ!って心の中でツっこんでました。
G2氏はぜひとも大王の脚本で、勝負して欲しいですね。(笑)
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今の私をカバンにつめて
9月26日マチネ。
円形のD・Eブロックを潰した舞台構造。
アメリカのとある街のショークラブ。
看板スターのヘ...
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私ねー、これ演出的にダメだったー。
歌いっぱい聞けたし、石黒さんカッコイイし
役者さんたちに文句はないんだけどね。。
戸田姉&石黒賢ってショムニコンビだなぁ・・
と思って観てました(笑)