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『宝塚BOYS』@シアタークリエ

2008年の再演時、初めて観て大号泣した私。(笑)
そして今年、キャストも一新!
若返ったメンバーでの再々演って事で観に行ってきました!

宝塚BOYS
宝塚BOYS

ヤバい・・・ヤバ過ぎる。(笑)
本日の席は最前列センター!
障害物はなにもなく、キャストが目の前!
(泣いたら恥ずかしいなぁ)なんて思ってたけど、
ラストでは案の定、大号泣してしまいました。

あぁ~やっぱりこの芝居はいいわぁ~♪
笑えて、切なくて、泣けて、、、今年のBOYSも魅力的でした。

てな訳で、私的感想を!(長いよー!)

あらすじ&2008年の再演時の感想はコチラからどうぞ。

前回の再演時は、僧正こと山内くんが出演するって事で観に行きましたが、
今回は素直にこの作品が観たくて行きました。
あえて言うなら、「薔薇サム」で素敵なシャルル王子を演じた浦井くん目当てかな。(笑)
今回の愛すべき宝塚BOYSの感想を。

浦井健治さん:上原金蔵
宝塚歌劇団の創始者、小林一三宛てに男子部設立を訴える葉書を出した張本人。
”クソ”が付くぐらい真面目な青年でしたねぇ。(笑)
必死に男子部の面々をまとめようと奔走する、ちょっと頼りないリーダー役がピッタリでした。
このちょっと頼りない感じがシャルル王子のキャラと通じるものがあって、違和感無く受け入れてました。
恋文事件で「絶対に寝ない!」と必死に頑張るも、なんだか半分泣きそうになり、情けない顔になるのが妙に可愛くてね・・・。(笑)
自分が出した葉書がきっかけで男子部を作った責任感からか、最後の最後まで懸命に頑張る姿が逆に、結末を知ってるだけに、痛々しく思えました。

東山義久さん:星野丈治
自ら応募した訳ではなく、請われて入団したプロのダンサー。
イヤミな程、自信満々の姿が、鼻につくやら、格好いいやら。(笑)
しかしダンスはやはり、ピカイチで上手かったですねぇ♪何よりも立ち姿が美しい。
プロのダンサーとしてのプライドゆえ「いつでも辞めてやる!」と言って強がっていたけど、結局彼も宝塚歌劇を愛していたんだよねぇ。
色々な葛藤が痛いほど伝わってきて、寮母のオバちゃんの前でだけ素直な態度で接する姿がなんだか切なく感じました。

藤岡正明さん:竹内重雄
電気屋出身のサブリーダー的存在。
いやぁ~唄が上手い!!!
芝居最初に「モンパリ」を唄った瞬間、一気に惹き込まれました♪
数多くのミュージカルにも出演されていて、歌手としても活躍されているから当然なんでしょうが、いや~鳥肌立つほど歌声に感動してしまいました。
ちょっと頼りないリーダーの上原を、さりげなくサポートする姿に好印象です!(笑)

瀧川英次さん:太田川剛
宝塚のオーケストラメンバーで、後々肺疾患がバレてしまう。
私、瀬川さんを存じ上げなくて、、、お笑い芸人さんかと思っちゃいました。
おかっぱ頭に関西弁、動きもなんだか怪しげだし。(笑)
映画や舞台、ドラマやコラム執筆、劇団の主宰など幅広い活躍をされている役者さんなんですね!
「右ちょんちょん、左ちょんちょん」と掛け声を掛けながらダンスの練習をする姿は面白かったなぁ。
病院からこっそり抜け出して宝塚の稽古場でダンスの練習をするも、すぐに咳き込んでしまう様子は切なかったです。

黄川田将也さん:山田浩二
闇市の愚連隊出身、オーディションでは演歌を歌って合格した異色のメンバー。
長身でスラリとしていて舞台映えする役者さんですねぇ。
体が固くて足も上がらず、ダンスが大の苦手という山田のキャラを好演してましたね。
強面で誰ともしゃべらず、”一匹狼”的にツッぱってるんだけど、本当は心優しき日本男児。
他のメンバーには内緒で母親宛に手紙を書いているんだけど、これが逆に恋文事件の犯人として疑われて・・・。(笑)
弟分の幹夫が入団してきてからの狼狽っぷりが可笑しかったです。

石井一彰さん:竹田幹夫
後から入団してきた新人で、愚連隊時代には山田と一緒に行動していた弟分。
アニキを追って入団してきたんだけど、肝心の山田は幹夫が入団してきた事で気が気でない感じ。(笑)
謎多き寡黙な男を装っていた山田なのに、幹夫がポンポンとばらしていくのが面白くてね。
他のメンバーには死んだと話していた母親が、実はピンピンしていたとかね。(笑)
自分自身の父親が戦地に行ったまま、安否も分からず行方不明状態だったが、”戦死”の知らせが届いて涙するシーンは、見てるほうも悲しくて泣きそうになってしまいました。

杉浦太陽さん:長谷川好弥
演技には自信がある旅芸人の息子。
いつもTVで拝見してますが、、、顔ちっちゃ!しかも細っ!(笑)
舞台は2作品目という事ですが、健闘していたと思います。
でも他のメンバーと比べると、唄にしろ、ダンスにしろ、、、すごく残念に見えてしまい逆に気の毒だったなぁ。
宝塚歌劇の女子を好きになってしまい、その彼女も自分に気があると思っていたが、実は幹夫と両想いだと分かってショックを受けるシーンでは笑っちゃいました。
部屋に入って引きこもってるし・・・。(笑)

山路和弘さん:池田和也
宝塚男子部の取りまとめ役であり、一番の理解者。
いやぁ~、やっぱり山路さん格好いい!渋い!素敵!(笑)
最初はなんだか怖くて、とっつき難い感じのイヤなオジさん(失礼!)なんだけど、次第にその優しさが分かってきてね。
そのきっかけは、やっぱり恋文事件が間違いだったと分かって男子寮に謝りに来た時だな。
一升瓶を抱えて「すまんっ!」ってちょっと横向いて瞬時に謝る様子が可笑しくて!
その時に恋文を偽装したのが女子学生の仕業だと明かして、男子部が快く思われてない事実を告げた時の悲しそうな表情にヤラれました。(笑)
「俺には家族がいるからな」っと守りの姿勢しか彼らに見せていなかった池田が、実は自分も舞台の脚本を書きたくて宝塚に入り、夢破れ挫折していた過去がある事が分かる。
だからこそ誰よりも男子部を愛し、宝塚の舞台に立たせてやりたいと願い、上層部と戦っていたんだよね。
あぁ~本当に、いい男だわ~♪惚れちゃいます!

初風諄さん:君原佳枝
男子部のメンバーを優しく見守る寮母さん。
ほとんどが”ほっかむり”にモンペ姿という地味な衣装なんだけど、優しくて穏やかな口調はやはり気品が溢れてます。
本物の元タカラジェンヌの片鱗を見せ付けてくれたのは、男子部の為に書き下ろされた脚本の稽古をしてた時ですよね。
「本物の女子が相手じゃないとラブシーンはできない」という長谷川のわがまま(?)で、急遽相手役をやらされるんだけど、”オバちゃん”から一変して”乙女”になるあたりさすが!って感じでした。
佳枝もまた宝塚の大舞台を目指していたが夢破れ、挫折していた経験者だからこそ、彼らの苦悩が痛いほどよく分かる最高の理解者だったんですね。

9年間、大舞台に立てる日を夢見て、稽古に励んでいた彼らに「男子部解散」の事実が告げられる。
彼らの夢が破れたのは、歌が下手だった訳じゃない。ましてやダンスが下手だった訳じゃない。
ただここが「宝塚」だったから・・・。

ラスト。
舞台上が暗くなり、大階段が出現した時点で、、、私の涙腺破壊です。(笑)
タキシードに着替えた7人の勇敢な若者達が、歌い、踊る姿は本当に感動的でした。
会場の観客が一体となって手拍子を贈ってました。
その拍手の音は、温かかったなぁ~。
背中に大きな羽飾りをつけて、手に鈴を持って大階段から降りてくる姿は、涙でかすんでました。

この舞台。
単に宝塚の舞台を目指す若者達の話ではなく、その根底には「戦争」の影が重くのしかかっています。
戦争で家族を亡くし、友を亡くし、明日は自分が・・・という極限の世界を体験した若者達。
終戦まもなくの混乱した時期に、”ちゃらちゃら”した世界に男が入るなんて!という厳しい声もあったと思うんですが、「お国の為に命を失くした」人たちの分まで、活き活きと夢に立ち向かっていった勇敢な彼らに感動です。

<余談>
終演後。
感動に包まれながら劇場を出ると、道路には黒山の人だかり。
向かい側の宝塚劇場もちょうど終演したようで、出待ちをするファンの人が一杯いました。
その光景を、なんだか複雑な気分で横目に観ながら、劇場を後にした私でした。

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コメント

観たです☆

私も観ましたよ~!!
面白くて、悲しくて、悔しくて・・・
色々な感情が入り混じりなんとも楽しい舞台でした。

そして、観終わった後は、感動と共に清々しさすら感じた舞台です。

2008年もご覧になられたんですね☆
私も再演したらまた観たい舞台です。

感想楽しみにしていますね!

梅子さん

この芝居、実話ベースって事で、
なんだか必要以上に感情移入しちゃいます。(笑)
最後のレビューシーンでは、男子部の面々が、
念願の舞台に立てた錯覚に陥り、涙が止まりませんでした。
(良かったね~♪良かったねぇ~♪)って。(笑)

私もまた上演されたら、観に行きたい作品です。
感想頑張って書きますね!

こんにちは♪

シッカリした観レポに感動が甦ってまいりました^^

>あえて言うなら、「薔薇サム」で素敵なシャルル王子を演じた浦井くん目当てかな。(笑)

私も浦井さんが目当てで観に行ったのですが、他キャストも個性的で良い舞台でしたね。

黄川田さんがTVの印象とあまりに違うのが嬉しい裏切りで、舞台の彼も良いなんて発見もありました。
一緒に行った方は、石井一彰さんに惚れていました(笑)

戦争という重い背景がありながらも、夢を実現するために逞しく生きた若者が実際にいた。夢叶わずとも清々しいラストをむかえ、なんともパワーを頂いた素晴らしい舞台でした。
様々なキャスティングで再演を繰り返して頂きたい舞台です。

梅子さん

梅子さんもシャルル目当てでしたか!(笑)
でも他のキャストもみんな魅力的でしたね。

戦時中は「死」が身近で、多くの「死」を見てきて、
自分の「死」を覚悟していた、極限の時代を経験した若者たち。
そんな彼らから沢山のパワーを感じずにはいられませんね。

>様々なキャスティングで再演を繰り返して頂きたい舞台です。
ほんとですね。
また上演されたら観に行きたいです!

すばらしい舞台でしたね~♪

麗さま
ほんとうにすばらしい舞台、すばらしいBOYSでした。
一人ひとりもそうですが、今回は7人のBOYSの集団と
しての力をより感じました。
やはりみんな年齢が近いからでしょうか。
それを温かく見守る山路さんと初風さんがまたすばらしく、
いい舞台ですよね~。
また再演もありそうな気配ですが、できれば今回の
キャストで観たいけれど、またさらに若々しい(笑)
BOYSも出てくるのでしょうね。

スキップさん

この作品、大好きです!
毎回感動させてもらってます。
>今回は7人のBOYSの集団としての力をより感じました。
公式サイトのblogを見て思いましたが、
本当にみんな仲が良くて、楽しそうでしたね。

山路さんと初風さん、良かったなぁ~。
若いBOYSをピリっと引き締めてて、
バランスの取れた良いカンパニーでした。
渋くてお茶目な山路さん、、、素敵だわぁ~♪(笑)

この作品はどんどん再演を繰り返してもらいたいです。
色んなBOYSを見てみたい!

(*ーー*)

感想のアップを拝見して、改めて感慨が蘇りました。
今回の上演が決まった時、もちろん1回は行くつもりでしたが、
終わってみれば公開稽古から始まって3回も行っちゃうという。
自分でも笑っちゃうはまりっぷりでした。
(^^;

夢は叶わなかったけど、ひたむきに追い求めた日々が切なく
美しく…。
その物語がキチンと描かれているからこそ最後のレビューは
なんとも云えない気持ちになりました。
そして、山路さん初風さんが欠かせない存在であったことは、
言わずもがな。
なぜか初めて宝塚を知って大好きになって夢中だった頃のこと
やけに思い出してしまった舞台でもありました。

midoriさん

私も他の人のレポを読んでは、
(そうそう!)と色んな場面を思い出してます。
midoriちゃん、公開稽古+舞台3回も観に行ったんだね!
かなりハマったねぇ~♪
でも、そのハマりっぷり、良く分かるわぁ。

この舞台。
キャストの素晴らしさは勿論のこと、
脚本自体が本当に良くて素晴らしいんだよねぇ。
青年達が夢を追う姿とか、葛藤とか、挫折とか・・・。
ラストでのレビューシーンで一気に発散させてくれて、大感動だよねぇ~。

>初めて宝塚を知って大好きになって夢中だった頃のこと
宝塚歌劇が好きな人も、観た事がない人も、一緒に楽しめるよね。
またいつか再演されたら絶対に観に行こうっと♪

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