ARAIA -クローゼットより愛をこめて-

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『2人の夫とわたしの事情』@渋谷シアターコクーン

松さんとKERAさんのタッグ!という事で楽しみにしていた舞台。
やっと観に行ってきましたー!

2人の夫とわたしの事情

2人の夫とわたしの事情

あぁ~もう最高に面白かった!
松さんの”小悪魔”な可愛い妻がピッタリはまってました。
さらっと言う毒舌がたまりません。(笑)
その妻を迎え撃つ2人の夫を演じた段田さんと渡辺徹さんも良かったなぁ。

てな事で、私的感想にご興味のある方はどうぞ。

愛する夫を戦争で失った妻。 戦争未亡人となった彼女は夫の親友の求愛を受け、めでたく再婚する。
そこに、戦死したはずの“前” 夫がひょっこり生還!
戦争に翻弄された “けなげな妻”と “2人の夫たち” の涙なくしては語れない大悲劇・・・と思いきや、
“故国に残した愛しき人(HOME&BEAUTY)”の諸事情には、愛情だけでは計れない様々な思惑が絡まって、そして、事態は予想外の方向へ!?(公式サイトより)


全3幕で1幕50分程度。
間に10分の休憩を挟み、約3時間の上演時間でしたがすごく面白かったなぁ。
幕ごとに場面が変わり、寝室→客間→キッチンと変化してました。
話が進むにつれ、2人の夫の本音が判ってきて・・・。

松たか子さん:ヴィクトリア
こういう”あっけらかん”とした役柄って初めてじゃないかしら?
とにかく見てるとスカっとして面白い!!ある意味、単純な考えしか持ってないから非常に判りやすい性格だよね。
でも、、、絶対に友達にはなりたくないわぁ~!(笑)
生まれつきお嬢様で、天真爛漫といえば聞こえはいいが、わがまま放題で男を手玉に取る、女性から嫌われるタイプの女性。(笑)
こういう女性、(いる!いる!!)って感じで思わず笑っちゃいました。
本人としてはまったく悪気は無く、自分の気持ちに素直に行動してるだけ。
自分の行動や発言によって相手がどんな風に感じるかとか、傷つかないかとか考えないんでしょうね。
だって、「自分を中心に地球が回ってる」って思ってるんだもん。(笑)

段田安則さん:ウィリアム・カーデュー少佐(愛称ビル)
戦死したと思われていたが、実は長い間、捕虜として勾留されていた最初の夫。
無事に帰還した喜びを身体中で表現してましたねぇ。
松さん演じるヴィクトリアに熱い抱擁&キス!しかもベットに押し倒して。(役得ですなぁ~♪)
このビルがまた、いい具合に鈍感なんだよね。(笑)
しかも自己主張強いタイプで、他人に対して気が回らないKYな人。
ヴィクトリアとの夫婦生活はどんなんだったのか非常に興味深々ですわ。
段田さんの演技に関しては、もう「安心」の一言です。

渡辺徹さん:フレデリック・ラウンズ少佐(愛称フレディ)
ビルが戦死して未亡人となったヴィクトリアと結婚した2人目の夫。
最初に登場した時は、"亭主関白"なのかと思ってたんだけど・・・完全に尻に敷かれてましたね。(笑)
フレディもまた、松さん演じるヴィクトリアと熱いキスをしてたし♪(これまた役得ですなぁ~♪)
ヴィクトリアに「ブタっ!」って呼ばれてたのが、もぉ~おかしくて!
思わず声をあげて笑っちゃいましたよぉ。
でも、松さんにイジめられるのを本人も楽しんでるようにも見えました。
舞台で初めて拝見しましたが、さすが文学座出身!
声の通りもいいし、声量もあるし、セリフが聞き取りやすくて良かったです。

皆川猿時さん:レスター・ペイトン
事業で成功している、成金の金持ち。
人妻だと判っていながら、ヴィクトリアに惹かれている独身男。
こういう、女性に免疫なさそうで、すぐにダマされそうな男の役はピッタリですね!(笑)
あまりにもハマり過ぎてて、笑っちゃったわぁ。
とか言いながら、皆川さんも松さんとキスして、かなりの役得だったね♪

新橋耐子さん:シャトルワース夫人(ヴィクトリアの母)
この母にして、この娘あり!(笑)
この母親も生まれながらのお嬢様、世間知らずで自己中心的って感じでハマり役でしたね。
舞台では初めて拝見しましたが、文学座の女優さんなんですね。
いやはや、、、文学座は層の厚い役者揃いですなぁ。

その他、脇を固めるキャスト達も実力派揃いで見応え十分でした。
でも出番が本当に少なくて勿体無かったなぁ~。
それぞれのキャラが濃いから、全員存在感はばっちりなんだけどね。(笑)

大森さん降板で急遽抜擢された弁護士ラーハム役の猪岐英人さん
胡散臭さ満載の演技でかなり笑わせてもらいました。
離婚の既成事実を作るために派遣されてきた、別れさせ屋のモンモラシー役は水野あやさん
素顔が全く分からない程のメイクで、インパクト大でした。(笑)
傲慢で高飛車なコック応募者のポグスン夫人役は池谷のぶえさん
自分に都合の良いように条件を並びたてて、ヴィクトリアもタジタジになるあたりは痛快でした。(笑)
結婚を間近に控えたネイリストのデニス演じた西尾まりさん
ヴィクトリアの恋愛指南を素直に聞いてる(ふり?)をしてる様子がなんとも可笑しかった。
ドアのノックもしないで無礼な態度でヴィクトリアに仕えるメイドは皆戸麻衣さん
最後には使用人全員がヴィクトリアの元を離れていくんだけど、「ばーか!」と捨て台詞で出て行く様子もまた痛快でした。

当時のイギリスって離婚するのにこんなに大変だったのかと思うと、、、げんなりです。
結局、ヴィクトリアはペイトン氏のもとに向かい、二人の夫は落ち込んでるかと思いきや、大喜び!(笑)
残された男同士で祝杯をあげて幕。

とにかく楽しくて、痛快なコメディ作品に仕上がってました。
正統派のケラ作品・・・悪くないね♪

<< 前の記事へ | HOME | 次の記事へ >>

コメント

モンモラシー!

麗さん♪
あの顔は・・・ズルいですよね(笑)。夢に出てきそうだもん。
この松さん、メタルマクベスのバカっップルを思い出しましたが、ここまで
突き抜けて明るい役は初めて・・・かも。
楽しい公演でしたね~。
翻訳劇だけど、あまり“遠い”感じのしないお芝居でした!

みんみんさん

モンモラシーのメイクは反則技だよね。
ってか、誰だか分からないほどのメイクって、
女優さん的にどうなんでしょ?
あそこまで思い切ったメイクだと開き直るのかしら?(笑)

>メタルマクベスのバカっップルを思い出しました
いえてる!
私もちょっと思い出してました。
でも今回のヴィクトリアは徹底的に明るいからねぇ。
コメディもいけるんだという事が分かって、
今後の出演作品にも幅が広がりましたね。

またとことん明るい役での舞台を観たいわ♪

ううぅ

ヒトサマの感想読むたびに落ち込むなぁ。。
完全に観方を間違えちゃったって。
頭固くなっちゃったのかなぁ。。。(泣

>舞台では初めて拝見
つっつんのタンゴ~とかキルも出てたのにぃ。。

ぴらさん

あらら?どうしちゃったの?(笑)
ぴらさんの感じ方でいいのよー。

私は根本的にKERA作品に対して「苦手意識」があるので、
今回の作品はストレートで観やすかったというのが、
単純に面白かったに繋がったんだと思います。

新橋耐子さんってキルにも出てたんだ?
じゃあ初見じゃないね。(笑)
でも今回の役はインパクトあったわぁ♪

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

§ 2人の夫とわたしの事情

2人の夫とわたしの事情 ん~・・・わたしゃKERAさんに固定観念を持ちすぎてるかもしれない。。 芝居としちゃ面白いのよ。 ただ、「え?...

観劇「2人の夫とわたしの事情」

1本目の作品が意外と長かったのだけど、朝マックして以来何も口にしていなかったので、かなり空腹。(前日も1.5食ぐらいしか食べていなかったから・・・)ソワレ終了は21時過ぎだから、何か食べておこう・・と思い立ちコクーン近くのベローチェへ。はぁ~これで落ち着いて...
この記事のトラックバックURL

 | HOME | 

カレンダー

05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

プロフィール

麗

Author:麗
芝居&ライブ&グルメ&ギャンブル好きなOLの日々徒然

月別アーカイブ

最近のコメント

カウンター

ブログ内検索

観劇予定

みんなで作るみんなで楽しむ演劇クチコミサイト、演劇ライフ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。