fc2ブログ

ARAIA -クローゼットより愛をこめて-

『労働者M』@渋谷シアターコクーン

怒涛の観劇週間、2作目は「労働者M」

労働者M

この作品、チケット発売時から豪華なキャストで話題になり、
チケット争奪戦の激しかったこと!!
おかげで、ありとあらゆる先行発売&一般発売に玉砕され、泣いてたのですよ。
でも諦めきれなかった私は、友人に頼みこんでチケット入手に成功し、
そりゃーもう、公演を楽しみにしてました♪

ところが、、、
公演が始まってからというもの、あちらこちらのサイトで劇評を見ると、酷評の嵐
楽しみにしていた気持ちが一転、”やっちまった?”的な気分に・・・。(笑)
でも、まあ自分の感性でしかと見届けてやろうと、行ってきました。

そう遠くない未来。
三年前に終わったばかりの戦争で、人類はその数の約7割を失った―。
ある国の“収容所„がこの物語の舞台。
“収容所„を管理する組織はかつて収容されていた人々で構成されている。
昨日まで収容されていた者が、今日は収容する側に回ることもあり、
明日は再び収容される側に戻ることもあるのでそこには多くの混乱が生じるのだった。
最高幹部の何人かの地位は安定し、彼らは決して管理される側からはずされることは
ないと思っていた。トップの位置にいた男が消息を絶つまでは―。
とたんに揺れ動く組織の人間関係。崩れ落ちる足場。
サイレンが鳴り響き、囚人達の反乱が始まる―。 (シアターコクーンHPより抜粋)


いやー(意外と)面白かったですよ♪
酷評を承知で自分自身に覚悟(?)ができていたのか?
途中から演出が変わって芝居自体が良くなっていたのか?
どちらにしろ私は結構楽しんで観てました。

芝居は↑のあらすじにあるように、「そう遠くない未来」「現代」の2つの世界が、
交互に何度も入れ替わり同時進行していく。
ゆえに役者さん達は、未来と現代で衣装を何度も着替え、キャラクターも変え、かなり忙しかっただろうなぁ。(笑)

近未来では収容所が舞台、現代では”とある”怪しい会社が舞台。
怪しい会社では「死」を決意した人が最後に電話をしてくる、「命のホットライン」を運営している。
会社で働いている人は各々の事情で自殺をしようとココに電話をしてきて、
踏みとどまった人たちばかり。
そんな自殺志願者を救い、その代わりに高額な商品を売りつける、いわゆるネズミ講の会社。

ストーリーはねぇ、正直言って、、、内容ないよー。(シャレ)
って言うか、後に残らないの。「結局なんだったの?」って感じ。
芝居始まる前に、池田鉄洋さん明星真由美さんが前説で言ってたけど、まさしく「欠損」
たぶん、これから何日後か、もしくは何ヵ月後、何年後かにジワジワと胸にくるのかもしれない。
そんな不思議な芝居だった。
でも役者さん達の演技力に助けられてる感はやっぱり否めなかったなぁ。

てな訳で、堤真一さん。 ん~、格好ええ♪収容所編での軍服姿に萌え~(←アホです)
やっぱり舞台映えする役者だなっと再確認。
会社編では三枚目というかお調子モンな役柄で、笑わせてもらったし♪

小泉今日子さんは舞台では2度目の拝見。頑張ってるんだけど、やっぱり声が弱いなぁ。
大声を出すシーンでは、声がかすれて消えちゃうのよねぇ。(マイク使ってるのにね
会社編でのミドリ役は意外にハマってた。(笑)
演技自体は私はキライじゃないので、今後も頑張って欲しいな。

そして松尾スズキさん、舞台で演技してる姿は初見だったかも!?
もう”松尾ワールド”全開でした。(笑)
ちょっとした仕草が可笑しくて、会社編での霊の幻覚に怯える怪しい演技にハマったわぁ!

ハマったと言えば、田中哲司さん犬山イヌコさん。収容所での2人の掛け合いが最高だった!
収容所の調査に来た監査員(犬山)と、所内を案内する下っ端の労働者管理官(田中)だったんだけど、ボケボケな2人が面白かった!
「二度見」の技が、、、今思い出しても笑える。(笑)

秋山奈津子さんは相変わらず、ちょっとエロくて格好良いし、
山崎一さんは飄々とした演技が上手くて抜群の安定感だし♪

ラスト近く、瓦礫が大量に落ち、火花が飛び、鉄柵が外れ、収容所が崩れていくのには驚いた。
劇中の映像の使い方も上手いなって思ったし、たまにはこういう不思議な感覚の芝居もいいかも。

<< 前の記事へ | HOME | 次の記事へ >>

コメント

こんばんわ!麗さんも見に行かれたんですね、「労働者M」。もう麗さんの感想を読んで「そう、そのとおり!」って何度も頷いてしまいました(笑)

みんみんさん、コメント有難う♪
いやー、私の拙い感想に賛同して頂いて、恐縮です。
私もみんみんさんのblogの感想に頷いてましたよ!
ん~、、、なんなんでしょうね。(笑)

こんばんは~。
私も「労働者M」みてきました!
いや、ホント、チェックしてる芝居がかぶりまくりで、何だか嬉しくなっちゃいました。

犬山さんと田中さんのやりとりは私もハマっちゃいました。
犬山さんのあの声としゃべり方が、またいいんですよねぇ。

ラストの崩れるシーンは圧巻でしたよね。
私の席は結構前の方だったので、ちょっとこわかったです。
一番前の人たちはビニールシートみたいなのでガードしてましたけど、あれが落ちてきたらビニールシートじゃ防げないですよね(笑)

yukikaさんとは観る芝居が似てますね!
私のほうこそyukikaさんの感想をみては、「そうそう!」とか。
「なるほどー!」とか共感&勉強させて貰えるので嬉しいです。

犬山&田中コンビのやりとりは本当に面白かった♪
今、思い出しただけでも笑えます。
犬山さん独特の声でボケられるとたまりません。(笑)

ラストの瓦礫、客席のほうにも飛んできてたようで、、、。
ま、本物じゃないので当たったとしても痛くないと思いますが、
あんなのが飛んできたら怖いよね。(笑)

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

舞台 「労働者M」

☆あらすじ遠くない未来。ある国の収容所に革命家のリーダーが忍び込む。その収容所を管理する組織はかつて収容されていた人々で構成されている。昨日まで収容されていた者が、今日は収容する側に回ることもあり、明日は再び収容される側に戻ることもあるのでそこ....
この記事のトラックバックURL

 | HOME | 

カレンダー

02 | 2024/03 | 04
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -

プロフィール

麗

Author:麗
芝居&ライブ&グルメ&ギャンブル好きなOLの日々徒然

月別アーカイブ

最近のコメント

カウンター

ブログ内検索

観劇予定

みんなで作るみんなで楽しむ演劇クチコミサイト、演劇ライフ