ARAIA -クローゼットより愛をこめて-

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『御名残四月大歌舞伎 第一部』@歌舞伎座

今日は私的ラストの歌舞伎座観劇。
小雨の降って真冬並みに寒い中、行ってきました!!

歌舞伎座さよなら公演
「御名残四月大歌舞伎 第一部」


御名残四月大歌舞伎

第一部の演目は、
一、御名残木挽闇爭
二、熊谷陣屋
三、連獅子


今回一番、楽しみにしていた「目出たい焼き」、、、じゃなくて、(笑)
連獅子はもぉ~素晴らしいもんでした!
3人の息の合った毛振りは見応えありました。

歌舞伎座_01   今日の歌舞伎座

残すところあと15日   歌舞伎座カウントダウン

歌舞伎座_02

私的感想に興味のある方はどうぞ。

第三部の感想はこちら

一、御名残木挽闇爭
霊鳥鳳凰が晴海ヶ浜に舞い降りる霊夢を見たという頼朝公の命により、木挽町に八幡社が勧請され、新たに舞台造営の柱立てが行われるという晩のこと。
奉行を命じられた工藤祐経に、工藤を仇と狙う曽我十郎と五郎兄弟が、小林朝比奈、片貝姫、鬼王新左衛門、秩父庄司重忠、大磯の虎、小林舞鶴らとともに対面を果たします。
更に、悪七兵衛景清、典侍の局が現れ、一同は源氏の白旗、重宝友切丸、絵面図を互いに探り合います。


これは若手&中堅どころの役者が中心となった華やかな演目でした。
舞台中央のせりから色鮮やかな衣装をつけた役者さん達が登場してきて、ワクワクしてました。
まず工藤祐経に扮した染五郎さんを発見して(格好いい♪)と思い、次に目が行ったのが片貝姫に扮してる七之助くん
(今日も綺麗ねぇ~♪)と美しさに惚れ惚れ。(笑)
そして小林朝比奈に扮した勘太郎くんの衣装を見て、(あ!これって今年の正月に浅草歌舞伎で見たわ・・・)と思い出し、なんだか急に嬉しくなったのでした。(笑)
そしてそして、、、舞台中央に一段と輝く二人が!
曽我十郎に扮した菊之助さんと、曽我五郎に扮した海老蔵さんです。
いやぁ~、立ち姿も美しくてこの2人の姿をずっと目で追ってしまいました。

”歌舞伎座の建て替え”と”三年後の再会”というキーワードが織り込まれていて、新たな歌舞伎座への期待を高めてくれるような演目に仕上がってました。
歌舞伎演目の人気のある役柄が沢山登場していて、非常に分かりやすく華やかな演目でした。

二、熊谷陣屋
熊谷直実が自らの陣屋へ戻ってくると、堤軍次と国元にいる筈の妻の相模が出迎えるので、熊谷は妻を叱り、一子小次郎の働きや平敦盛を討ちとったことを告げると、敦盛の母、藤の方が熊谷に斬りかかります。
これを止めた熊谷は、敦盛の最期の様子を物語ります。
そこへ源義経が亀井六郎、片岡八郎、伊勢三郎、駿河次郎を引き連れて敦盛の首実検にやって来ます。
熊谷が敦盛の首を差し出すと、驚く藤の方と相模。義経は敦盛の首と言いますが、実は小次郎の首。
義経は「一枝を伐らば一指を剪るべし」という制札に託して後白河法皇の落胤である敦盛を救うよう熊谷に命じていたのでした。
ここへ梶原平次景高が現れ義経が敦盛を救った事を頼朝へ言上すると駆け出しますが、石屋の弥陀六が石鑿を投げ、梶原は絶命します。
弥陀六が平宗清であると見抜いた義経は、救った敦盛を預けます。そして義経の前に進み出た熊谷が兜を脱ぐと・・・。


あぁ~正直言って、私的にはこの演目キライです。
初めて見ましたが、実の子の首を身代わりにして斬るというストーリー展開にイライラ。(笑)
様々な恩義、忠義が入り組んだ悲劇で、よくできた話だとは思うんだけどね。

熊谷直実演じた吉右衛門さんはさすがの貫禄!
わが子である小次郎を斬った悲しみや、苦悩が感じられて観てるほうもなんだか涙を誘われます。
しかも妻である相模(藤十郎さん)をも欺かなくてはいけなかったんだから、その苦悩は相当なもんだよね。
また一方では、実の子である敦盛を斬られたと思い、熊谷に斬りかかろうとした、藤の方を演じた魁春さんも凄かったです。
敦盛の死を嘆き、形見である笛を吹く姿に、母親としての愛情が感じられてなんだかウルウル。

源義経(梅玉さん)に首の実検を迫られ首桶を差し出す。
と、出てきたのは敦盛ではなく、小次郎の首。
ここで驚くのは相模・・・。
この藤十郎さんの演技がまた圧巻でしたね~!
まさかわが子の首だと思ってなかったから相模の、驚きから悲しみに変わる表情がもう素晴らしかった!
初めて戦場に出た息子の様子が気になって、戦場まで来てしまった行動からもわかるように、すごく息子を溺愛してたと思うんですわ。
そんな愛すべき息子の首を見た時の動揺は計り知れないよね。
相模の様子をじっと見守る熊谷の表情にも、なんだか泣けてきました。
お話自体は好みじゃないけど、、、なかなか深い人間ドラマが見れて大満足の演目でした。


三、連獅子

清涼山の麓にある石橋で、三人の狂言師が、石橋の謂れや、獅子が仔獅子を千尋の谷へ突き落す様子を踊って見
せます。
やがて時宗の僧遍念と法華の僧蓮念がやって来て宗論を始めますが、獅子の出現の気配を感じ、ふたりは山を下
りていきます。
程なく親獅子と仔獅子の精が現れ獅子の狂いを見せて、めでたく舞い納めるのでした。


第一部での一番のお目当て!
TVなどでは見た事があったのですが、実際の舞台で観るのは今回が初めて。
昨年、幸四郎、染五郎、金太郎という親子3代での連獅子を見た時も感動しましたが、今回の中村屋さんの連獅子も感動を超えて鳥肌立ってました。
もぉ~とにかく凄い!素晴らしい!!としか言えないです。
演目前半の狂言踊りでも息の合った動きを見せてくれた勘太郎くん七之助くん
なんか、勘太郎くん、、、痩せましたかね?
スッキリした印象で、元々細身の七之助くんと大差なく、見た目もそっくり、動きもピッタリでした。
厳しい表情で仔獅子を突き放す、親獅子演じた勘三郎さん
役柄を飛び越えて、現実世界での親子の姿を垣間見せられたような気がします。

演目後半での獅子での舞は、とにかく圧巻!
3人の力強く、息の合った毛振りは、本当に美しかった。
見ているうちに、なんだか胸が熱くなり自然と涙が浮かんできてしまいました。
客席からも割れんばかりの大拍手が起こり、私も手が痛くなるほど、拍手し続けてました。
いやぁ~、本当にいいもん見せてもらいました。
今後もまた、中村屋さんには、色々と楽しませて貰えそうです♪

今日が私的に最後の歌舞伎座。
劇場内の写真も撮ってみました。

歌舞伎座_03   歌舞伎座_04   歌舞伎座_05

そして念願の、、、

目出たい焼き

おめでたい焼きだいっ!
おみやげ用に買ってきましたが、ガマンできずに焼きたてをその場で頂きました。
紅白のお餅が入ってて、ボリューム満点!
皮はカリカリ、お餅はモチモチ、あんこは甘すぎず、本当に美味しかった♪
三年後の歌舞伎座でも食べられるといいんだけどなぁ・・・。

<< 前の記事へ | HOME | 次の記事へ >>

コメント

拙ブログにTB&コメントを有難うございます!

TB返しもさせていただきましたm(_ _)m
親子による「連獅子」は中村屋が当代一だと断言できますね。それも三人で揃うのだから語り草になること間違いなしです。(昨年の高麗屋三代による舞台は筋書の上演記録によると「連獅子」の扱いにはなっていないようです。内容がやはりご祝儀的だったせいだと思います。)
5/7(金)夜のフジテレビの中村屋の特番も御覧になりましたか?この間に歌舞伎座で観た舞台の映像にも観劇の時の高揚感が甦りました。
花道での様子はシネマ歌舞伎で見ることができますね。封切り上映は見逃しましたが、次に機会があれば友人を連れて観にいきたいと思っています。
「熊谷陣屋」は何回か観ていますが、今回初めて感想を書く意欲が湧きました。吉右衛門と藤十郎の芝居が濃厚で熊谷夫婦の悲劇がくっきりと浮かび上がっていました。これも語り継がれる「熊谷陣屋」になると思います。名前欄のURLに「熊谷陣屋」の記事のURLを入れておきます。
さて、今月の演舞場での染五郎の熊谷はどうか、22日に観てくる予定です(^O^)/

麗さま
私が観た日はカウンターが「14日」でしたので、
1日違いだったのですね。

中村屋さんの「蓮獅子」は本当にすばらしかったですね。
過去何度もご覧になっている中村屋贔屓の方も
「この四月は特別」とおっしゃっていましたので
やっぱり気合いの入りようが違っていたのだと思います。
客席の雰囲気も特別でしたものね。

この一部といい、三部といい、さよなら公演の四月を
観ることができたのは、お互い幸せでしたね。

ぴかちゅうさん

コメント&TBありがとうございます!

中村屋さんの「連獅子」は、ほんと凄かったとしかいい様がないです!
高麗屋三代の舞台は「連獅子」扱いにはなってないんですね。
確かにご祝儀って感じでしたもんね。。。

特番みましたよ!!
「連獅子」の映像も流れてましたね♪
私は昨年の名古屋城での平成中村座の初日のアクシデントを、
ドキドキしながら見てました。
実際に名古屋へ芝居を観に行きましたが、
勘太郎くんがあんな大怪我をしてたとは全然気付きませんでした。
またシネマ歌舞伎が上演されたら、観に行きたいと思います!

ぴかちゅうさんの「熊谷陣屋」の記事を拝見して、
お陰様で理解が深まりました。(笑)
吉右衛門さんと藤十郎さんの熊谷夫婦、良かったですね。

演舞場での「熊谷陣屋」、楽しんできて下さいね!
感想も楽しみにしてます♪(って私も書かないと・・・)

スキップさん

あら!1日違いでしたか!
惜しかったなぁ~。(笑)

中村屋さんの「蓮獅子」、、、観に行けて本当に良かったぁ~♪
3人の息のあった演技に鳥肌たちました。
中村屋贔屓の方も認める程だったんですか!
ますます観に行けて良かったわぁ。
客席の空気も明らかに他の演目とは違いましたね。
みんなの期待感が一体となって会場全体に広がってたように感じました。

>さよなら公演の四月を観ることができたのは、お互い幸せでしたね。
ほんと、そう思います!
新しい歌舞伎座が出来るまで、他の劇場でも歌舞伎を楽しめたらいいな♪
三年後も楽しみです!

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

10/04/24 御名残四月大歌舞伎(4)中村屋の「三人連獅子」、藤十郎の「藤娘」

{/hiyo_do/} 第一部の「三人連獅子」と第二部の「藤娘」をまとめてアップ。 【連獅子】長唄舞踊 2007年10月に新橋演舞場での中村屋親子の「三人連獅子」を初見。その舞台がシネマ歌舞伎になっているのだが、そちらは未見。筋書の上演記録をみると、8年前から3人で踊って...
この記事のトラックバックURL

 | HOME | 

カレンダー

08 | 2017/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

プロフィール

麗

Author:麗
芝居&ライブ&グルメ&ギャンブル好きなOLの日々徒然

月別アーカイブ

最近のコメント

カウンター

ブログ内検索

観劇予定

みんなで作るみんなで楽しむ演劇クチコミサイト、演劇ライフ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。