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『御名残四月大歌舞伎 第三部』@歌舞伎座

今日は午後から半休を取って、台湾から帰国している友人達とランチ!(笑)
小雨の降る中、目黒川の桜を眺めながらのんびりした時間を過ごしました。
(お花見ランチの話は別記事にて!)

そして夜は友人達と別れて、いよいよ今月で最後となってしまう歌舞伎座へ!

歌舞伎座さよなら公演
「御名残四月大歌舞伎 第三部」


御名残四月大歌舞伎

第三部の演目は、
一、実録先代萩
二、助六由縁江戸桜

どちらも初めて観る演目でしたが、面白かったですねぇ。
特に「助六由縁江戸桜」のほうは、歌舞伎オールスターが勢揃い!って感じで、非常に豪華で華やかな演目でした。
今日のお席は3階席だったけど、意外にも観やすくて驚き!
でも花道は全く見えなかったけどね。(笑)

歌舞伎座 ライトアップされた歌舞伎座

残すところあと26日 歌舞伎座カウントダウン


私的感想なんぞ。

一、実録先代萩
奥州伊達家では、お家乗っ取りを企む江戸家老の原田甲斐一味が、幼い藩主の亀千代の命を狙っているため、伊達の一門、伊達安芸が一味の反逆をくいとめようと闘っています。
安芸の娘である乳人浅岡も父と心を合わせ、忠臣松前鉄之助とともに亀千代を日夜守護しています。
ある日、御殿に籠りきりの亀千代を、局の沢田、錦木、呉竹、松島らが慰めるところ、家老片倉小十郎が、甲斐一味の連判状を持参して出府します。
一味の悪事の証拠が手に入って喜ぶ浅岡に、小十郎は国元から連れてきた子をお目見得させたいと申し出ます。
この子こそ、離れ離れに暮らしてきた浅岡の実子の千代松。
わが子に会いたさにちぢに乱れる浅岡でしたが、主君への奉公が第一と、会わずに帰そうとします。
ところが亀千代の命で召し出された千代松。浅岡はお家の危機を語り、お家安泰となった時には親子と名乗ろうと話すと、千代松もそれを受け入れるのでした。


もうこの演目は二人のチビっ子達の演技に釘付けでした。
幼い藩主、亀千代演じたのは片岡千之助くん
浅岡の実の子、千代松演じた中村宜生くん
同じ年頃の二人がすぐに打ち解けて、仲良くなるあたりは微笑ましかったなぁ。
身分とか関係ないもんね、子供の世界には。
しかし幼いながらも藩主として、浅岡や千代松を気遣う千代松だったけど、最後の最後に浅岡に甘えるあたり、、、やっぱり子供だなって思いました。
一方の千代松も実の母に会えた喜びを満面の笑みで表してましたねぇ。
その母に帰るようにたしなめられ泣く仕草が、なんとも言えずいじらしくて・・・。
二人の間で揺れ動く、浅岡演じた、中村芝翫さんの演技もお見事でした。

二、助六由縁江戸桜
新吉原の三浦屋の格子先に、花魁の揚巻や白玉が居並ぶ中、髭の意休が揚巻を口説きます。
しかし助六という間夫がいる揚巻は、意休に悪態をついて見世の中へと去ってしまいます。ここへ助六がやって来て、意休に喧嘩をしかけます。
やがて意休の子分くわんぺら門兵衛が、福山かつぎ寿吉に言い掛かりをつけるので、助六は門兵衛やその弟分の朝顔仙平を懲らしめて意休を挑発しますが、意休は我慢してその場を去ります。
そこへ白酒売の新兵衛が通りかかり、助六を呼び止めます。
実は助六は曽我五郎の世を忍ぶ姿で、新兵衛は兄の十郎。弟の行状を心配する十郎に対して、五郎は紛失した源氏の重宝友切丸の行方を訊ねるために喧嘩を売っていることを明かすと、共に通人里暁などに喧嘩を売ります。
ここへ兄弟の母の曽我満江が現れ、二人を諭します。満江と入れ替わるように再び現れた意休が、ついに抜いた刀はまさしく友切丸。
五郎は揚巻の助けで意休の帰りを待ち伏せすることとするのでした。


この演目に関しては豪華絢爛って言葉がピッタリ!
市川海老蔵さんの口上から始まり、出演者も豪華だし、衣装も華やかで、助六も格好いいし大満足です。

まず最初に語りたいのは、花魁の揚巻演じた坂東玉三郎さんの美しさ。
もぉ~なんなのぉ~!!(笑)
あまりの美しさに完全にノックダウンされました。
そしてもうひとりの花魁、白玉演じた中村福助さんも美しいったら♪
目にも鮮やかな豪華な着物と、お二人の美しさが相まって惚れ惚れしながら見てました。

助六演じた、市川團十郎さんがまた格好いいんだなぁ~。男の色気があるんだよねぇ。
揚巻とは愛人関係で良い仲なんだけど、そこへ邪魔者意休を演じた市川左團次さん
この二人の因縁話も後々明らかになるんだけど、この意休を怒らせて刀を抜かせようと、子分の門兵衛(片岡仁左衛門さん)に喧嘩を仕掛けてみたり、とにかく助六というキャラは、いわゆる「やんちゃ者」って感じ。
他にも誰それ構わず喧嘩を売りつけているのには大義があり、源氏の重宝友切丸を探すため。

実の兄である、新兵衛(尾上菊五郎さん)と共に通行人に喧嘩を売っているが、その喧嘩を売られた相手が里暁演じた中村勘三郎さん
この喧嘩っていうのも子供じみてて、通行の邪魔をして股の間をくぐれと。(笑)
こうして腰の刀を調べようとしてるんだけどね。
いやぁ~このシーンでの勘三郎さんの本気なんだか、アドリブなんだか、よく分からないセリフが面白くてねぇ。
客席も勘三郎さんが登場してから一気に盛り上がりましたよ。
さすが、観客を喜ばせる”術”を熟知してますねぇ。

わが子を心配し、侍に扮して廓になってきたのは助六の母だった。
喧嘩を仕掛けている理由を聞き、守り代わりに紙衣を渡して去っていく。
実はその友切丸を持っていたのは意休。
すわっ!斬りあいか?っと思いきや、、、揚巻の機転で思いとどまらせ斬りあいになる所を丸く収めて、大団円。

とにもかくにも豪華絢爛の演目で大満足でした♪

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コメント

これぞ歌舞伎!

助六、これぞ歌舞伎!って感じでいい演目ですよねー。
しかも助六が團十郎さんで、揚巻が玉三郎さんなんて、超眼福じゃないですか。
楽しまれたようで良かったですね。
二部の寺子屋には金太郎君も出てるし、本当の最後の最後だし行きたかったなー。

きたむーさん

>助六、これぞ歌舞伎!
ほんと!ほんと!!
超豪華で面白かったですぅ。

團十郎さん格好良かったし、
玉三郎さんの花魁姿は、、、、超眼福でした!!(笑)
もぉ~うっとりする程の美しさでしたよぉ。
福助さんも綺麗だったし言うことないです。

>二部の寺子屋には金太郎君も出てる
そうなんですよね。
でも、、、二部はスルーしちゃう予定なんですぅ。
一部は見に行くけどね♪
あぁ~でも、二部を見逃したら後悔するかな~。

第一部、第二部は

>麗さま
第三部はまったくだめだそうですが、1、2は戻りチケットを素早く押さえれば可能性あるとか。思い立ったら吉日です。
ワタクシも第三部だけです。もっと考えればよかったと悔やんでいるところです。

とみさん

ほんと、チケットは完売ですね!
なんとなくHPを毎日のように見てますが、、、
なかなか戻りチケットは出てきません。(涙)
こんな事なら、最初から全部のチケットを押えておくべきだったわ・・・。

とみさんは第三部のみですか。
玉三郎さんの花魁姿、堪能してきてくださいね♪

第一部と二部を4/24に観て、第三部だけ千穐楽で観ることができました。第三部は久しぶりに二等ですが一階席を奮発し、花道での玉三郎丈の揚巻と團十郎丈の助六を堪能。華やかで賑々しい顔ぶれが揃った芝居の残像を幕切れもこの二人に集約させているように思えました。歌舞伎座最後の演目として大顔合わせで見せる「助六」には、この幕切れがふさわしいとつくづく思いました。
5月の新橋演舞場の「助六」は、海老蔵ですから「水入り」までやって若手への継承のイメージをより強くしてくれるのだと期待しています。
ポスターにでかでかとありましたが、こうして「歌舞伎座から新橋演舞場へ」と世代交代も含めて印象付けるように演目が3つもかぶらせてあるのがまた心憎いですよね。
またゆっくりおしゃべりできる機会も楽しみにしています(^O^)/

ぴかちゅうさん

第三部は千穐楽に観たんですね!
さぞや盛り上がったことでしょう!

私は今日、新橋演舞場で昼夜通しで観てきました。
海老蔵さんの「助六」、、、格好良かったですよ♪
20年ぶりに上演したという「水入り」を堪能してきました。
先月観た同じ演目を、今月もまた観れるとは!!
しかも今回は若手の役者による上演って事で、
先月とはまた一味違った雰囲気でよかったです♪

若い「助六」はやっぱり格好良かったなぁ。(笑)
早く感想書かねば!っと焦る今日このごろです。
自分の感想が書けたら、お邪魔させていただきますね。

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10/04/28 御名残四月大歌舞伎(7)「助六由縁江戸桜」千穐楽

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