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『奇跡の人』@渋谷シアターコクーン

杏ちゃんがサリバン先生に挑戦!って事で話題になり、、、
ようやく観てきましたよー!

奇跡の人
奇跡の人

2003年の公演では、しのぶさんがサリバン先生、杏ちゃんがヘレン役。
しかも当時の杏ちゃんは15歳でこの作品で舞台デビュー!
しのぶさんの演技をも超える程の素晴らしい表現に涙したのを覚えてます。
その杏ちゃんが今度はサリバン先生を演じるって事で非常に楽しみにしてました。

ただちょっと若すぎるのかなぁ~という不安もあったのですが、、、
感動!感動!
声あげてしまいそうな程、泣いてしまいました。(笑)

てな訳で、、、私的感想なんぞ。

アラバマのケラー家。アーサー・ケラー大尉とその妻ケイトがベビー・ベッドを心配そうに覗き込んでいる。1歳半の娘ヘレン・ケラーが熱を出したのだ。
やっと熱が下がり安心したのも束の間、ヘレンは音にも光にも全く反応しなくなっていた・・・。
それから5年。
それ以降、ヘレンは見えない、聞こえない、しゃべれない世界を生きている。そして、それゆえ甘やかされて育てられたヘレンは、わがまま放題。まるで暴君のように振る舞うヘレンを、家族はどうすることもできない。
そんな折、ボストン・パーキンス盲学校の生徒アニー・サリヴァンの元に、ヘレンの家庭教師の話が舞い込んでくる。孤独で貧しい環境を20才まで生きてきたアニーは、自立という人生の目標を達成するため、初めて得た仕事に果敢に挑戦しようとする。
はるばるケラー家にたどり着いたアニー。家族たちは余りにも若い家庭教師に疑念を抱くが、ケイトだけはアニーに望みを掛ける。
そして、アニーとヘレンの初対面の時。ヘレンはアニーに近づき、その全身を手で探る。それはふたりの闘いのはじまりだった・・・。(公式サイトより抜粋)


今回の席は上手の3列目。
ちょうど正面に井戸のポンプがあり、感動のラストシーンが目の前で見れると思い、ボルテージ上がり気味。(笑)
舞台セットに関しては、前回(2003年上演時)と、さほど変わりがなかったと思います。
ストーリーは既に知ってるので、キャスト達の演技に注目して観ることができました。

高畑充希さん:ヘレン・ケラー
私は2005年に上演された、彼女の初舞台「プレイバック part2 -屋上の天使-」を観てまして、
その時も(若いながらも度胸のある子だなぁ)と感じていたのですが・・・。
いやぁ~今回のヘレンもまさに体当たりで熱演してましたねぇ。
見えない、聞こえない、話せないの三重苦を背負ったヘレンのジレンマを見事に演じてました。
フォークを投げたり、手掴みで食事をしたりとわがまま放題で動物のごとく暴れまくるんだけど、ふとした表情やしぐさが可愛らしくてねぇ。
途中何度か「おっ!」っとか「うっ!」とか声をあげるんだけど、それがちょっと面白くて笑っちゃいました。

鈴木杏さん:アニー・サリバン
ずいぶん若いサリバン先生だなぁと思ってましたが、、、
実際にサリバン先生がヘレンのところへ派遣されたのは、20歳の時という事で、実年齢とほとんど同じなんですよねぇ。
それゆえ、等身大のサリバンを見れたような気がします。
ヘレンとのバトルは激しかったですねぇ。
プロレスの如く身体で押さえつけたり、投げ飛ばしたり、そして側転したりと本当に激しく動きまわってました。
自分自身も盲目だったアニーが、何度もの手術で視力を回復したという過去を持っているからこそ、
ヘレンに対して熱く、厳しく、そして真摯に指導できたのかと思うと納得です。
また実の弟を亡くしたトラウマに囚われている様子が痛々しくてねぇ。
若さを活かして時にはコミカルに、時には激しく演じてた杏ちゃんに脱帽です。

中尾明慶さん:ヘレンの兄
最初の登場シーン、パリっとしたスーツに身を包み、柱にもたれて足を組んでる姿を見た瞬間、、、
思わず吹き出しそうになりました。(笑)
だってぇ~、だってぇ~!一生懸命に2枚目を演じてるんだもん!
なんだか健気で可愛らしくて、、、笑っちゃいました♪
ちょっとイヤな奴で、優柔不断で、冷めた男なんだけど、最後にはサリバン先生の味方になってましたね。
彼もまたヘレンに振り回される生活に疲れ、義理の母との関係に悩み、両親からの愛情に飢え、様々なジレンマを抱えていたんでしょうねぇ。

七瀬なつみさん:ヘレンの母親
佐藤B作さん:ヘレンの父親
この二人の夫婦、なんだかほのぼのして見えたのよねぇ。
もちろん男尊女卑で、夫は厳格で威張り、妻は従順にしてるんですが、時折夫婦関係が逆転するようなところもあり、なんだか見てて面白く感じました。
ヘレンのわがままに振り回され、手に負えないと思いながらも、深く愛してる様子が見てとれました。
本人達がヘレンを甘やかしていたからこそ、わがままになってしまったんですがね。(笑)

有名なラストシーン。
ヘレンが井戸の水に触れて「ウォーター!」と言葉を発するシーンでは、充希ちゃん&杏ちゃんの迫真の演技に涙が止まらなくなりました。
「そうよ!」と初めてヘレンを肯定したサリバンの言葉が、観てる私にも嬉しくてね。
「物には全て名前があるのよ!」というセリフが強く印象に残ってます。

そしてもう1人の主役!?
おとなしくて、利口なゴールデンレトリバーのワンちゃん!
可愛かったなぁ~。
ヘレンに指文字で何度も何度も「WATER」と足先に書かれても、ずっとおとなしくしてましたね。
けっこう強く叩かれてたのに・・・。
劇中、ヘレンが撒き散らした食べ物をこっそり、ペロっと食べてたのもご愛嬌。(笑)
この芝居の中での癒しの存在でした♪

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コメント

観てきました~

麗さん♪
やっと名古屋公演で観て来れました!
やっぱりいい作品ですよね~、私も泣きましたよ(笑)。
>だってぇ~、だってぇ~!一生懸命に2枚目を演じてるんだもん!
ははは、三つ揃いのスーツに着られている感アリアリでしたね(笑)。
こういう名作って、やっぱりそれなりの理由がありますよね。
次にまた再演があったとしても、また行っちゃう気がします・・・。

みんみんさん

おっ!名古屋公演観ましたか!
やっぱり良い作品は何度観ても感動します。
この作品は本当に泣けるよねぇ。
過去に観た、大竹しのぶさんのサリバンも勿論良かったけど、、、
杏ちゃんのサリバン先生は、若さゆえ真っ直ぐで、冒険的なサリバンを見せて貰えたような気がします。

中尾くんも良かったね。
なんか2枚目のイメージがないから(失礼!)、
仕立てのいいスーツ姿で柱にもたれて足を組んでるのを見た瞬間、なんだか笑えちゃったんですよねぇ。
でも足が長くてスタイルいいなぁ~って思いました。

私もまたこの作品の上演があれば観に行くよん!

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観劇「奇跡の人」

今日は名古屋で観劇です。これは2006年にも1度観ていますが、キッチリ3年ごとに再演を繰り返している作品なんですね~。 「奇跡の人」愛知県勤労会館1列目12:30開演、16:05終演作:ウィリアム・ギブソン&nbsp; 演出:鈴木裕美出演:鈴木杏、高畑充希、七瀬なつみ、中尾
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