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『京乱噂鉤爪』@国立劇場

昨年、大興奮した作品の続編!
今回は、みんみんさんと一緒に観劇です♪
第二弾にして最終章って事で、非常に楽しみにしてました。

京乱噂鉤爪(きょうをみだすうわさのかぎづめ)
京乱噂鉤爪

ん~、面白かったんですが、、、
なんだかなぁって感じ。
今回はちょっと辛口になりそうな予感。

てな訳で、私的感想に興味のある方はどうぞ。

江戸の闇に消えた殺人鬼 人間豹・恩田乱学。
あの人間豹が幕末騒乱の京の都に姿を現した、宿敵明智小五郎との死闘が再び幕を開ける。
乱歩歌舞伎第2弾は乱歩も知らない夢の続きをご覧にいれます。(公式サイトより)


昨年の「江戸宵闇妖鉤爪」」の感想はコチラ

昨年観た「江戸宵闇妖鉤爪」は、ものすごく心踊り、興奮した作品でした。
早速今年、続編が上演されると聞き非常に楽しみにしていたんですが、、、なんだか物足りなかった。
まず大きな要因としては、恩田乱学の魅力が全く感じられなかったこと。
前作では美女ばかりを襲い、生い立ちも謎めいていて、小五郎との対決も面白く、悪い奴ながらもすごく魅力的だったのに、
今回は手当たり次第に人を襲い、陰陽師に操られ、小五郎との直接対決も少なくて非常に残念。

あとは話の筋が恩田とは関係のない、松吉と大子のラブストーリーが中心に感じられたこと。
まあそれはそれで面白かったんですが、(恩田とは関係ないじゃん。)と芝居を観ながら思ってました。
しかも美しい女形の出演者が少なかった(ってか皆無?)ので華やかさも欠けたのかと・・・。

ただ、印象に残った素晴らしい演出も数々ありました。
冒頭、「ええじゃないか!ええじゃないか!」と群舞する民衆たち!
かなりの大人数で登場してきて唄い、踊る姿は圧巻!
先日観た「天翔ける風に」を思い出して、感動してました。
ここに人間豹が現れて、阿鼻叫喚の場と化していくんだけどね。

陰陽師の鏑木幻斎の屋敷が現れた時も驚いたなぁ。
舞台の回り盆でグルーっと回転しながら屋敷が丸々登場した時は、(すごーい!)と素直に驚いてました。(笑)
いやぁ~、一軒家が丸ごと舞台下から出てきたんだもん。そりゃ驚くわなぁ。(笑)

出演者に関しての感想も少しだけ。

松本幸四郎さん:明智小五郎
今回は恩田との対決というよりも陰陽師との対決の方が主でしたね。
芝居最後の恩田に向けた独白もなんだかリキみ過ぎてて、私には説教臭く聞こえてしまい、なんだか滑稽に見えてしまいました。(ごめんなさい。)
永遠のライバルを失った小五郎の悲しみを表現してたと思うんですが・・・むう。

中村梅玉さん:陰陽師・鏑木幻斎
怪しげな雰囲気満載!
陰陽師という役柄を見事に演じてましたね。
花形見人形への愛情の注ぎ方がまた異常で、怖かったです。

中村梅丸さん:花形見人形
その美しい人形役を演じた梅丸さんが素晴らしかった!
ちょっと舞台から離れた席だったので遠目に見てて本物の人形だと思ってたから、急に動き出した時は驚いた!
表情を一つ変えずに踊る姿に見惚れてました。
幻斎の妻(だっけ?)に嫉妬され首を落とされてしまうんだけど、その首がするすると戻って、元の位置に戻る様子にこれまたビックリ!
どんな仕掛けなの?

中村翫雀さん:松吉実ハ鶴丸実次
登場した瞬間、(イッツミーだ!)と真っ先に思いましたよ。
大子の事を本気で愛してたんですね。
優しくて、愛情溢れる松吉には好感持てました。
でも、、、(いつ裏切るんだろう)ってずっと疑いながら観てました。(笑)

市川染五郎さん:恩田乱学/娘・大子
まず恩田の時の最大の見せ場は、やはり一幕ラストでの宙乗りでしょう!
今回は客席を下手側から上手奥に向かって斜めに渡る宙乗りで、しかも空中でグルグル回ってるー!
身体をまっすぐにして前転したかと思えば、逆回りをし、また前転してと凄かったですね。
高所恐怖症だというのに、、、頑張ってました。(笑)
人間豹らしく前作同様、ワイヤーアクションを数々取り入れて、身軽な立ち回りを見せてくれました。
恩田の最期のシーンは炎に包まれ、美しく感じましたねぇ。

で、今回の作品は人間豹としての出番より、大子としての出番のほうが多かったな。
その大子は女形姿。
しかもそれが、、、笑えるんですわ。(笑)
肉綿を着こんで、口にも含み綿を入れて肉付きをよくしてちょっと太った女性を演じてる。
兄夫婦が父の形見だった花形身人形を幻斎に売ってしまい、取り返したい一心で事件の波に飲まれていく。
普通に松吉と幸せになりたかっただけなのにね。なんだか可哀想な大子でした。

物足りなさはあったものの、まあ楽しめたから、いっか!(笑)

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コメント

おー、そうなんだー

詳細感想楽しみにしてまーす!

きたむーさん

そーなんですよー。(笑)
感想をどう書こうか悩み中なのですが、、、
とりあえず頑張りますっ!

なんだか

麗さん♪
ワタシの方が辛口になっちゃった(笑)。
改めて1作目の麗さんのレポを読ませてもらって、1作目を観ていたら
また違った感想もあったかなー、少なくとも事前にチェックしておくんだったーと反省しました。
>恩田乱学の魅力が全く感じられなかったこと。
今回初見のワタシの率直な感想は、恩田に人間性が感じられなくて
獣そのもの、って感じでした。無差別に襲い掛かる狂犬みたい。
だから1作目で恩田について皆さんが書かれている良さが、この作品だけでは
ちょっと分からなかったですねー。
というか、人間豹が恩田という人だ、というのは教えてもらわなかったら分からなかった(笑)。
もう、本当にダメダメちゃんですね、ワタシ。

みんみんさん

みんみんさんの感想も拝見しました!
たしかに辛口だったね。(笑)
でも、みんみんさんの言うように、初演を見てなくても、
続編だけで楽しめなかったら意味ないよねぇ。
初演観てる私としても(むぅぅ・・・)って感じだったし。(笑)

>恩田に人間性が感じられなくて獣そのもの
うん。無差別に町民を襲ってたしね。
しかも幻斎に操られていたという事が分かりづらかったしなぁ。

>もう、本当にダメダメちゃんですね、ワタシ。
いえいえ。
私も上手く説明できなかったし・・・。
同じくダメダメですわ。(笑)

なるほどー

>美しい女形の出演者が少なかった(ってか皆無?)
歌舞伎でこれはつらいですねぇ(苦笑)
個人的には梅玉さん見たかったなぁ。
陰陽師役が似合いそうです。
私もいつかこの演目観れればいいなぁ・・・。

きたむーさん

>歌舞伎でこれはつらいですねぇ(苦笑)
そうですよねぇ。
唯一の美しい女形が梅丸くん演じた人形ですからね。
あ、いや、、、そのぉ~、、、
染ちゃんの女形は、お笑い担当でしたから。(笑)

梅玉さんの陰陽師、すごくお似合い(?)でしたよ。
妖術を使う怪しげな雰囲気満載でした。

この作品、舞台中継しないかなぁ?
もし放送されたら、ぜひ観てみてください。

ラブリー大子ちゃん

麗さま
今から思えは前作もツッコミどころは満載だったのですが
やっぱり恩田乱学の生い立ちとか苦悩がより描かれて
いて、ドラマとして成り立っていましたよね。
・・・とはいうものの、私は今回も結構楽しみました(笑)。
脚本はダメだったので、どちらかといえばストーリーより
一人ひとりのキャラクターを楽しんだという感じかな。
特に大子・・もとい、みすずちゃん。ベリーキュート!
東京から帰ってから、「花がたみは別どす~」っていう
のがしばらく口ぐせになっていました(爆)。

スキップさん

2日連続での観劇、お疲れ様です♪(笑)

そうなんですよねぇ。
前作は恩田が話の中心だったので、”人間豹”がクローズアップされてて、
本当に面白かったんですが、、、
今回の話の中心は恩田ではなくて大子、もしくは幻斎でしたからねぇ。
なんだかなぁ~って感じです。

>ストーリーより一人ひとりのキャラクターを楽しんだ
うんうん!
登場してきたキャストはみんな魅力的でしたね。
大子ちゃん、、、もとい、みすずちゃん。(笑)
可愛かった!すっごく魅力的!
貧乏な人達にお団子を振舞ってあげるシーンが、
本当に優しい気持ちを持った子なんだなぁって見てて”ほのぼの”しちゃいました。

>「花がたみは別どす~」
今度、お会いした時に聞かせてもらおっと。(笑)

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観劇「京乱噂鉤爪」

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