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『蛮幽鬼』@新橋演舞場

いのうえ歌舞伎と松竹のコラボ、第六弾!
めちゃくちゃ楽しみにしていた、中島かずきさんの新作、、、
やっと観に行ってきたよー!

蛮幽鬼
蛮幽鬼

今回の一言感想は、、、堺さん最高!!
あの笑顔に惚れました。(笑)
この作品は”堺さんありき”だなぁって真っ先に思いましたよ。
あとは稲森さんが素晴らしかった!

今回はぴらさんと一緒に観劇です。
私、新橋演舞場の雰囲気が大好きなんですよねぇ~。
売店や食堂、客席内の提灯など、、、、
歌舞伎座もいいけど、もう少し庶民的な雰囲気がして落ち着きます。
で、今回は蛮幽鬼特製弁当も売り出してまして私たちも早速購入!
蛮・・・鶏の照り焼き丼
幽・・・鮪の炙り焼き丼
鬼・・・天ぷら丼

私は肉食(笑)なので、、、「蛮」、ぴらさんは「幽」です♪(写真は無い)
幕間に食べましたが、普通に美味しかったです!
次回は「鬼」にしてみようかな。

てな事で肝心の芝居の感想を。(長いよぉ~)

遠い昔。
鳳来の国の若者四人は、国をまとめる精神的支柱として果拿(かだ)の国の国教“蛮教(ばんきょう)”を学ぶために留学している。
その中の一人が暗殺され、同行の伊達土門(だてのどもん)が無実の罪により監獄島に幽閉される。土門は、濡れ衣を着せた稀浮名(きのうきな)、音津空麿(おとつのからまろ)への復讐を誓う・・・。
10年の歳月が流れ、脱出を試みていた土門は、両手足を鎖に繋がれた男がいる牢へたどり着く。
土門に助けられた男はサジと名乗り、復讐に協力することを誓ってともに脱獄する。

蛮教を持ち帰った浮名と空麿は、教義を自分たちに都合よく作り変え権勢をふるっている。
一方、都のはずれでは、飛頭蛮(ひとうばん)が唱える“蛮心教(ばんしんきょう)”へ人々の支持が集まりつつあった。
蛮教に疑問を抱く大王の妃、美古都(みこと)は、彼女を護衛する刀衣(とうい)を伴い飛頭蛮のもとを訪れる。この飛頭蛮こそかつて美古都と将来を誓い合った土門であった。

そして、宮中では、蛮教と蛮心教の教義をめぐって、飛頭蛮と空麿は教義問答をすることとなる…。(公式サイトより抜粋)


オープニング、地図を模したようなスクリーンに「蛮勇鬼」の文字が。
あれ?字が違う?と思いながらジューダスが流れて、
」→「」→「」と文字が変化していき幕があがりました。
映像はすっかりお馴染みとなった上田大樹さんで、今回の映像も幕間の説明の時に効果的に使われてましたね。
「4人の若者達が、、、」と文字が表示されキャストが現れた時、(若者ちゃうやんっ!)とツッコミしそうに
なったのは私だけ?(笑)

今回は客演キャストを中心に感想を。

上川隆也さん:伊達土門(だてのどもん)
冒頭に登場する若者の一人です。(笑)
ん~、今回の役は難しかったでしょうね。
仲間に陥れられて無実の罪で10年もの間、投獄されるが、とにかく脱獄して「復讐」する事しか頭にない男。
10年もの間に髪は白くなって、劇中ほとんどが老けた役でしたが、そんなに違和感はなかったですね。
しかし、、、この土門という人物像がなんだか単純すぎて薄っぺらい印象なんだよなぁ。
復讐心は分かるんだけど、芝居終盤に復讐を果たした時、あまりにもあっけなくて、達成感(?)が感じられなかった。
しかも復讐のターゲットが美古都に変わるのが理解できなくてねぇ。
自分の帰りを信じて待てずに他の男と結婚した事に嫉妬した、”小さい男”に思えてしまって、、、。
結局「復讐」という糸に操られて、翻弄されてしまう可哀想な男なんだけどね。

山内圭哉さん:稀浮名(きのうきな)
これまた若者の一人。
ズル賢く女好き、でもちょっと気弱という、いつも(?)の山内くんらしいキャラ設定ですね。
青年の時、髪の毛ふさふさで(おっ!格好いい!!)っと思ったが、その後はいつもの弁髪姿。(笑)
でもスキンヘッドの両脇に刺青風のペイントをしててそれもまた格好良かったわ♪
蛮教を金儲けの為に利用し、しかも密かに美古都の事を想い、なんとか”モノ”にしようとする小者っぷりはお見事でした。(笑)
父親役のじゅんさんや、奥さん役の村木姐さんとのやり取りが可笑しくてねぇ。
今回、癒しの”お笑い”担当でした♪

稲森いずみさん:美古都(みこと)
今回一番の掘り出し物!(失礼!)
いやぁ~TVなどではいつも拝見してて演技の上手さは知ってましたが、(舞台はどうなの?)と一番心配していたキャスト。
しかし、、、なんの!なんの!!
もう素晴らしかったです。
世間知らずの清純なお嬢様だったのが、鳳来国の気品あふれる妃となり、そして凛とした強さを持つ国王と変化していく様子が、本当にお見事。
ラストでの力強いセリフが迫力満点で、鳥肌たちましたわ!
国王役の右近ちゃんとの掛け合いが微笑ましかったなぁ。
このままの調子で喉を壊さないよう最後まで無事に突っ走って欲しいです♪

早乙女太一さん:刀衣(とうい)
う~ん、美しいですねぇ。
最初は”踊りべ”で女性らしい格好をして登場してたんだけど、本当に可愛らしい♪
流し目なんかされちゃったら、ドキっとしちゃいます。(笑)
美古都を全力で守る護衛で剣の達人なんだけど、殺陣が舞うように美しい!
刀衣もまた美古都の事が好きだったんでしょうね。
自分の命を懸けても好きな人を守る姿が、なんだかイジらしくも、哀しい男だなと感じました。

山本亨さん:遊日蔵人(あすかのくらんど)
今回の役柄は”良い人”でしたねぇ。
私、いつ裏切るのかと思ってましたよ。(笑)
土門の幼馴染で、彼もまた少なからず美古都に想いを寄せているんだよね。
土門の無実を信じていて、刀衣と共に美古都を守る武人頭。
亨さんの刀捌きが好きなのに、殺陣シーンが少なかったのが残念。

千葉哲也さん:京兼惜春(きょうがねせきしゅん)
千葉さん、やっぱりやってくれました!(笑)
良い人で終わるとは思ってなかったけど、こんなに卑怯な奴だったとは・・・。
今回の復讐劇のシナリオを全て握ってた人物。
終始穏やかな口調なんだけど、唯一声を荒げたのは教義問答の場で蛮心教を認めなかった美古都の判断に対してだったね。
千葉さんの迫真の演技には脱帽です。

堺雅人さん:サジ
笑顔で全ての感情を表す男、、、それが堺さんだー!(笑)
いやぁ~色々な意味で怖かったですよぉ。
「13日の金曜日」のジェイソンかいっ!と言うような格好で登場した瞬間、ゾクゾクしたもんなぁ。
土門と一緒に脱獄し、復讐に協力すると約束して行動を共にするんだけど、本当は土門を操り自分の欲望の為に利用していたサジ。
その事実が少しずつ明らかになっていくんだけど、最後の最後まで”良い人”だって信じたかったもんなぁ・・・。
立ち回りで激しい殺陣をしてる時も、花道を疾走していく時も、常に笑顔。
それがまた格好いいし、不気味さを醸し出してるのよねぇ。
私もあの笑顔に騙されてましたわ。(笑)

開幕してまだわずか。
公演終盤近くにもう一度観に行くので、
さらにこの復讐劇にドップリと深みが増してる事を期待してます。

蛮幽鬼_銅像  2階ロビーに置いてあった銅像

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コメント

良かったね!!

麗さん♪
台風の影響とかで、帰りは大丈夫だろうか?とか心配してました。
無事観劇できてよかったです。

>今回の一言感想は、、、堺さん最高!!
やっぱそうだよね!!(ニヤリ。)
私はこの芝居、堺さんが影の主役だと思ってますもん。

みんみんさん

おかげさまで台風の影響は皆無でした。
雨もほとんど降ってなかったし・・・。
夜中0時を過ぎた頃から本格的に降りだしましたが。(笑)

>私はこの芝居、堺さんが影の主役だと思ってますもん。
同じくです。(笑)
影どころか、真の主役だと感じましたよ。(言っちゃった♪)
みんみんさんの一言感想を読んだ時、
(堺さんが主役なのぉ♪)っと喜んでました。(笑)

私も頑張って感想早く書きますね!

おかげさまで

苦労なしに新感線が観られました<(_ _)>
ありがと~
爽やかな殺し屋に惚れたかぁ~。。危ないな。。。

んで、もう感想書いちゃった。。
書きながら思ったけど。。
どうも文句なしでは感想書けない体質らしいっす。。

話ぜんぜん飛びますが。。
私が来るたび、シュラが寝てるのはなんでやねん。。
たまにはお出迎えしてもええやんか~

ぴらさん

お疲れちゃんでした。
芝居の最中、、、楽しい夢はみれましたか?(笑)

>爽やかな殺し屋に惚れたかぁ~。
ええ。
あの役柄はマジで良かったぁ。
それに堺さんにしかできない役だと思うわ。

>私が来るたび、シュラが寝てるのはなんでやねん。。
えっと、、、
飼い主に似たんだと思います。(笑)

情報♪

二階の像、休憩の時には仮面がはずしてあるそうです~
ぜひ撮ってきてくださ~い^^

笑顔いろいろ

麗さん♪
堺さんの笑顔はほんと、いろいろなバリエーションがあって、まさに
「笑顔で喜怒哀楽を表現する男」。上手い事表現したなーって思いましたよ(笑)。
>単純すぎて薄っぺらい印象なんだよなぁ
うん、ワタシもこの意見に1票。人が言われる事に振り回されちゃって、サジの言いなり。
コイツには自分の意見ってモノが無いんかい~!と思ってみてましたが、もしかしたら
こういうダメダメさを見せるのが、かずきさんの狙いなの~?なんて思う私は
中島かずきさんびいき過ぎかもしrないですね(笑)。
稲森さんに関しても、予想外に良くて驚きましたよ。あの髪型と衣装が似合ってましたよね~

ぴらさん

>二階の像、休憩の時には仮面がはずしてあるそうです~
そうなんだ!
明日観に行くので、写真撮ってくるねー!
面白い情報、ありがと~♪

みんみんさん

>「笑顔で喜怒哀楽を表現する男」。
ほんと、そのまんまだね!(笑)
しかし、、、あの笑顔には惚れてしまうよね。
冷酷な暗殺者なんだけど、なぜか心惹かれてしまいます。

土門のキャラに関しては、なぜか惹かれなかったですねぇ。
なんでだろうね?
>コイツには自分の意見ってモノが無いんかい~!
たしかに。
周りの人間や状況に振り回されてたもんね。
まあ逆に人間くさいキャラではありますが。(笑)
「復讐」を目的としてるとは言え、
冷酷非道な男になりきれてなかったせいかな?
(それはそれで魅力的に見えるとも思うが・・・)
もう一度観に行った時に私の感じ方も変わるか楽しみです。

稲森さんの美しさも堪能してきます!
喉が無事かどうかも楽しみです。(笑)

復讐心→復讐神?

復讐心に支配されていることを「監獄」と表現した中島かずきの極め台詞に唸りました。復讐心→復讐神であり、ロビーの像はそれかもしれないと思い当たります。それも本体がサジでお腹の牢獄に土門が囚われているというイメージです。
復讐からの解放というテーマを今年は野田秀樹の「パイパー」や井上ひさし×蜷川幸雄の「ムサシ」にも感じています。今の時代の反映ではないかなぁと思えます。
それを目一杯のエンタメにしてぶつけてくれて大満足でした。ゲキ×シネ版でキャストのアップを堪能できるのを楽しみにしていようと思います。私ってこういうのはけっこう待てるヤツです(笑)

ぴかちゅうさん

>復讐心に支配されていることを「監獄」と表現
そうでしたね。
「ここは監獄島か?」と土門が言ったのに対して、
「何を言ってるんだ」と答えたサジの対比が見事でした。

ロビーの像、よく出来てましたね♪
開演前に着けられていた仮面が、
休憩時には無くなっていたのはサジの化身だったからでしょうか。
お腹の牢獄も、なるほど!と言った感じです。

>復讐からの解放
ほんと、そうですね。
私も”復讐の連鎖”という意味で、「ムサシ」の事を思い浮かべてました。
2度観てやっと気付く私は、やっぱり詰めが甘いなぁ。(笑)

早くゲキ×シネで観たいですね!
来年の秋くらいかなぁ。。。
私も楽しみに待ちたいと思います♪

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