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『ネジと紙幣』@天王洲銀河劇場

女殺油地獄がベースとなった作品って事で、非常に楽しみにしていたこの作品。
連休最後の本日、観に行ってきました!

ネジと紙幣
ネジと紙幣

いやぁ~なんだか見てて疲れた。(笑)
なんだか終始、罵倒しあったり、暴力振るったり、激しいんだもん。
演じてる役者さん達も1ステージ終わる度にクタクタに疲れるんだろうなぁっと思いつつ。

詳細感想なんぞ。

常に何かにいらつき、家業を手伝わずに遊んでばかりいる行人。
家族にも愛想を尽かされているが、幼馴染で姉のような存在の桃子だけは行人を見捨てることなく、
面倒がおこる度に叱ったりなだめたりしてくれる。桃子は傍目には幸せな主婦そのものだが、
実は夫と子供との関係に悩み、なにか満たされない気持ちを抱えていた。

花火大会の夜。行人は入れあげているキャバ嬢が、自分以外の男・赤地と花火を見に来ると知るや激怒し、
男を蹴散らしてやろうと襲撃の計画をたてる。軽い威嚇のつもりが、悶着の末、誤って半殺しにしてしまう。
奇跡的に怪我から回復した赤地は、件の暴力沙汰をきれいさっぱり忘れてしまったように、
行人に儲け話を持ちかけてくる。不穏な空気を感じつつも、
これまでとは次元の違う悪事に引き寄せられていく行人・・・。

なぜ行人は、桃子を殺さなくてはならなかったのか?(公式サイトより)


歌舞伎の「女殺油地獄」のストーリーを、現代風にアレンジした内容。
現代と言っても昭和の香りが漂ってきて、なんだかノスタルジックに感じてました。

冒頭の舞台セットは花火大会へと続く土手と、上手側には古びた掘っ立て小屋。
ここに旦那と待ち合わせをしている桃子が登場して話が展開していきます。
今回の事件への伏線がここから始まるのよねぇ。
その後のセットは行人の家でもある町工場。
このセットがまた見事に古臭くて、いい味出してました。
壊れた”人形仕掛けの時計が、芝居のいいアクセントにもなってたし。(笑)

森山未來さん:行人
初のストレートプレイに挑戦って事で話題になってましたね。
終始、何かに苛立ち、尖っている行人という役を見事に演じてました。
観てるほうが不愉快になるほど、自分勝手で暴力的でイヤな奴なんだけど、、、
本当は誰かに甘えたくて、孤独な心を持ったナイーブな青年という人物像を見せてくれました。
兄とのバトルや、父親とのバトルは激しかったですねぇ。
本気で喧嘩してるんじゃないかって位、罵倒しあい、取っ組み合う様子が生々しくて、、、
怪我だけはしないように気をつけて欲しいものです。

ともさかりえさん:桃子
舞台で拝見するのは「ヴァージニアウルフなんてこわくない?」以来2度目。
もぉ~相変わらず、折れそうな程、細いですよね。
桃子の行人に対する感情がまた複雑で私的に難解なんですが、、、
出来の悪い弟みたいなモンでしょうか。(笑)
どうしようもない奴なんだけど、放っておけないみたいな。
自分自身も家庭の中での居心地が悪かったんでしょうかねぇ。
はたから見たら、旦那と子供がいて、孫の面倒を見てくれる優しい姑がいて、幸せそうな暮らしなんですが、、、

野間口徹さん:従業員
今回、一番目を惹いたのは野間口さんだったなぁ~。
田舎から上京してきた純朴そうな青年なんだけど、どこか人を見下したようなところもあり。
訳もわからず行人から暴力を振るわれても動じず、ただ嵐が過ぎるのを待つかの様。
自分で「No」が言えない気弱な青年の姿を、静かな演技の中で表現されてました。

ラスト。
父親から勘当され、赤地からも追われ、行くところも無い行人。
家の近くでウロウロしていた行人を見つけ、自分の家に招きいれた桃子。
桃子が持っていた行人の両親から託されたお金をめぐり、揉み合いになる二人・・・。
この二人のバトルも激しかったぁ~。
投げ飛ばされたりして大丈夫かと本気で心配しちゃいましたよ。
行人は桃子を殺し、金を奪い、向かいにある実家へと帰り、いつまでもいつまでも手を洗い続けて幕。

なんとも言えない重々しい空気が漂って、観てるほうも疲れたぁ。
たまにはこういう重たい作品もいいの、、、か?(笑)

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コメント

バトル全開

麗さま
確かに~。みんな何だか怒ってたり尖ってたり、
バトル全開で激しかったですね(笑)。
未來くんの行人は、ほんとにどうしようもないダメ男
なんだけど、でも何となくほっとけない感じがするのは
私が未來くん贔屓だからでしょうか。
ふと間違うと私も桃子になっちゃうかも、です(笑)。

スキップさん

激しいバトルの連続で、観てるほうも疲れましたよ。(笑)
生傷絶えない現場でしょうね。

未來くん、熱演してましたねぇ。
初のストレートプレイって事でしたが、歌やダンスが無くても、見所満載でした。
行人という人物には、ほんと呆れてしまうんですが、、、
未來くんが演じると母性をくすぐられてしまいますね。
私も桃子予備軍ですわ。(笑)

やっと来た

麗さん♪
コメント入れる順番がおかしいですよね、私(笑)。
この芝居、最前列で観ていたので、すごい迫力だったですね。
おいおい、怪我しちゃうよぉ、って思うぐらい。
森山君はダンスやってるから、基本は姿勢が良いんでしょうが、
終始猫背で、前髪が顔を覆い気味で、なんか卑屈さがにじみ出てましたね。
彼のストプレってどうなの?と思ってましたが、とてもよかったです。
でも私、こういう思う話、結構好きかも・・です(笑)。

みんみんさん

最前列だったんだね。
それはそれは迫力満点だったことでしょう!

未來くんのストプレ、予想以上に良かったねぇ~。
唄やダンスが無くても充分に魅力的でした♪
今どきの男の子って雰囲気がよく出てて、
なんだかイライラさせられることも・・・。(笑)

赤地とのバトル、兄とのバトル、父とのバトル、
そして桃子とのバトルと、
激しいバトルシーンばかり印象に残りますが、
細かい表情の演技も堪能できて満足でした。

たまにはこういう重たい内容の芝居もいいね♪(笑)

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観劇「ネジと紙幣」

平日観劇は極力避けてますが、今日1日公演だから仕方ない。この作品、もともと「溶解」というタイトルだったのに、気づいたら「ネジと紙幣」に変わってましたね。「女殺油地獄」がベースになっているのだそうで・・・。今年は歌舞伎で「女殺油地獄」を観ていて非常に面白
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