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『名古屋平成中村座 夜の部』@名古屋城内二之丸広場

昼の部を観終え、放心状態を引きずったまま・・・。(笑)
城内の休憩所にて、みんみんさんのお友達も加えて4人でトークタイム!
蚊の攻撃に耐えながら、楽しくワイワイと小一時間、おしゃべりし、、、
いざ、夜の部へ!!

名古屋平成中村座 夜の部
名古屋平成中村座_2009

夜の部は、
「傾城反魂香」
「極付 幡随長兵衛」
「元禄花見踊」
の、三演目の上演。
なかでも「極付 幡随長兵衛」は今年の六月歌舞伎座で、
仁左衛門さんと吉右衛門さんバージョンを観たばかり!

てな事で、、、私的感想にご興味のある方はどうぞ。

1. 傾城反魂香
大津絵を描き、つつましい生活を送っている町絵師の浮世又平と女房のおとくは、今日も見舞いのために絵の師である土佐将監のもとへやって来る。
そして口が不自由な又平に代わり、おとくは夫の宿願である土佐の苗字を与えて欲しいと願い出る。しかし将監はこれを許さないので悲しむ又平夫婦は自害を決意する。やがて又平が今生の名残に、手水鉢に自らの肖像画を描くと、奇跡が起こり、肖像画が石を通り抜ける。これを知った又平夫婦がその不思議を驚くところ、土佐将監は又平の筆力を褒め称え、ついに土佐の苗字を名乗ることを許す。


この演目は、又平演じた勘太郎さんとその女房、おとくを演じた七之助さんが大活躍でしたね。
口が不自由な夫の代わりに、チャキチャキしゃべる女房の七之助くん。
普段のお姫様役ではなく、世話女房という役柄がまた新鮮で、いい演技を見せてくれました。

口が不自由で上手く話せないながらも、生真面目で実直な又平のキャラが、勘太郎くん自身のキャラとなんだかピッタリでねぇ。
師匠である土佐将監に見張り役を命じられ「まばたきせずに見張ります!」と言う又平。
(ほほぉ~本当に瞬きしないのかな)と思い、私も瞬きせずにジーっと見てたら、、、負けました。(笑)
その後も見てたけど、、、多分5分位かなぁ、本当に瞬きせずに一点を見つめていたのには驚いた。

驚いたと言えば、自害を決意して石の手水鉢に肖像画を描くシーン。
あれってどういうしくみなの?
裏側から描いてるんだけど、表側に自然に滲んでくる感じなんだよな。
(一体どうなってるの?)っと不思議に思いながら見入ってました。

師匠に認められ名前をもらい、羽織袴に着替えてる時の嬉しそうな笑顔が可愛くてねぇ~。
勘太郎くんの魅力満載の素敵な演目でした。

2. 極付 幡随長兵衛
江戸の芝居小屋である村山座で、坂田公平が活躍するお芝居が上演されているが、これを水野十郎左衛門の家臣が妨害する。
すると客席にいた幡随長兵衛がこの家臣を追い払うので騒ぎとなり、水野と長兵衛は互いに遺恨を残す。
やがて長兵衛は水野の屋敷に招かれ、止める子分や妻子に別れを告げ、単身その屋敷へ乗り込んでいく。水野の屋敷では和解の宴が催されるが、実はこれは長兵衛を騙し討ちにする口実で、ついに長兵衛は水野に討たれて息絶える。


六月大歌舞伎での感想はコチラ

芝居上演中、難癖をつけて芝居を中断させている水野の手下を追い払う幡随長兵衛演じるは橋之助さん
客席から現れた瞬間、一気に空気が変わりましたね。
なんとも言えない男の色気があるんだよなぁ♪
花道で手下を取り押さえ、騒ぎを収めた時は素直に格好いい!って思っちゃいました。(笑)
一方、その騒動を舞台下手側の桟敷席から見ていた水野十郎左衛門、演じたのは勘三郎さん
なんか腹黒い感じで良かったですねぇ。
薄ら笑いを浮かべてその場は何も言わないんだけど、、、不気味な存在だったなぁ。
で、不気味と言えば、水野と共に桟敷席で芝居を見ていた近藤登之助演じた笹野高史さん
これまた何かを企んでいるような雰囲気を醸し出していて、嫌な感じでしたねぇ。

長兵衛を自分の屋敷に招いた水野。そこに近藤も加わり、最初は和やかに酒を酌み交わすんだけど、、、長兵衛の着物にわざと酒をこぼして無理やり風呂に入るように勧め、丸腰の長兵衛に長槍で襲い掛かる水野。
いやぁ~本当に卑怯だよね・・・。近藤も背後から斬り付けてるし。
見ててムカつきましたわ。(笑)
これはもう、橋之助さんの格好よさが際立った演目でした。

3. 元禄花見踊
元禄期の華やかなりし江戸の風俗を主題とした作品。軽やかな曲調に合わせて、丹前侍(たんぜんざむらい)や湯女(ゆな)たちが花見に浮かれて踊る様子が、その眼目となっている。

夜の部最後の演目は舞踏です。
勘太郎くんは水色の着物、七之助くんはピンクの着物を着て、爽やかでしたわ。
足袋まで水色とピンクだったのが可愛かったなぁ。
二人の息の合った踊りが本当にお見事で、見惚れてました。

っで夜の部ではもう無いと思ってたんだけど、、、
舞台奥の扉が開き、桜の木と漁り火、ライトアップされた名古屋城が登場!
これまた美しい風景にヤられましたわ♪

最後の最後まで、観客を楽しませてくれた名古屋での平成中村座。
大満足の一日でございました。

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