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ARAIA -クローゼットより愛をこめて-

『名古屋平成中村座 昼の部』@名古屋城内二之丸広場

昨年、浅草浅草寺内の仮設小屋で上演され、大興奮した「法界坊」。
今年は名古屋城で上演すると聞き、(絶対に観に行く!!)と心に決め、、、
やっとその日がやってまいりましたー!

名古屋平成中村座 昼の部
名古屋平成中村座_2009

朝、新幹線に乗り込み、10時過ぎに名古屋着!
駅ではみんみんさんかずりんさんにお出迎えしてもらいました♪(笑)
いやぁ~しかし、名古屋はやっぱり暑(熱)かった!!
天気も良く、青空が広がり、真夏のような日差しでしたわ。

名古屋平成中村座_2009-01   ちょっとピンボケだけど正門前

名古屋平成中村座_2009-02     名古屋平成中村座_2009-03   

 ドドーンと金の鯱♪          色とりどりのノボリ

名古屋平成中村座_2009-04     名古屋平成中村座_2009-05

            平成中村座の芝居小屋


もぉ~、とにもかくにも大感動
名古屋まで観に来て本当に良かった!!
ラストでは、大号泣&腰砕けで放心状態に陥ってました。(笑)

てな事で、大興奮の感想をどうぞ。(長いよぉ~)

乞食坊主の法界坊は、女と金に目がなく、以前から思いを寄せるお組にしつこくつきまとう。そしてそのお組と恋仲である手代の要助(実は吉田家の若殿松若)が探し求める鯉魚の一軸が、金蔓になると知った法界坊は、これをせしめ大金を得ようとする。
一方、松若の家臣である道具屋甚三郎や松若の許婚である野分姫、お組の父である永楽屋権左衛門が松若のために立ち働くが、法界坊と共に悪巧みを働く山崎屋勘十郎や番頭の正八たちがこれを阻み・・・。(公式サイトより)


2008年、浅草寺での感想はコチラ

今回のお席が前から二列目の花道真横!
すんごく素晴らしい良席に芝居が始まる前から興奮状態でした。
私的に「法界坊」の演目を観るのは2度目なので、ストーリーや展開は既に知ってるハズなんだけど、ドキドキハラハラしながら観ちゃいますねぇ。
これは演じてる役者さんの力量なんでしょうか。

序幕第一場 深川宮本の場
起承転結の「起」ですね。
この場はとにかく笑いが止まらない!(笑)
金や女に目がくらんだ男達が、一軸を巡ってあの手この手で画策する様子がもぉ可笑しくて。
お金の為に一軸を狙ってるのは法界坊(勘三郎さん)。
お組(扇雀さん)と松若(勘太郎さん)が密会している部屋に忍び込み、自分の持っていた釣鐘の軸とすり替えるんだけど、畳を這って移動したり、スキップしながら横切ってみたり、、、。
物音に気付き空を見上げるお組と松若の表情もまた面白い!そこに法界坊も加わって空を見てるんだもん。
その様子がまたどうにも可笑しくて可笑しくて・・・。
次に現れたのはお組と祝言をあげたいが為に一軸が欲しい勘十郎(笹野高志さん)。
白塗りの顔でムーンウォークしたり、袴の裾をつまんでチョコチョコ歩く姿に大爆笑!
勘三郎さんが固結びした紐をほどくのに本気で手間取ってたのが笑えたなぁ。
そしてもう1人、お組に想いを寄せる番頭正八(亀蔵さん)がまた気持ち悪くてねぇ。
あのクネクネした動きがたまりません!どんどんパワーアップしているのが余計にキモい。(笑)
松若の許婚の野分姫(七之助さん)は本当に可愛らしい♪
その松若に冷たい態度をとられ、胸元の短剣をすっと出して無表情のまま自害しようとする様子がまた笑えるんだよね。
ますますコメディエンヌっぷりに磨きがかかってました。
醜い争いを収めるのは甚三郎(橋之助さん)。
正八が企んだ借金騒動や、お組を巡る間男疑惑を一先ず落ち着かせる。
途中、ドタバタしすぎて飽きちゃう所もあったけど、、、沢山笑ったし、楽しめたからよしとしますか!(笑)

序幕第二場 八幡裏手の場
起承転結の「承」。
お組を拉致して逃げようとする正八。そこへやってきた、恋の嫉妬に狂った勘十郎が松若に対して「ワンと鳴け」と言って罵ったり、あげくの果てには一軸を破り捨てたりと酷い仕打ちのオンパレード。
さすがの松若も、堪忍袋の緒が切れて刀を抜いて斬りかかるが、その時の表情がいい!
めちゃくちゃ格好良かったなぁ~。暗闇の中で法界坊も加わって三人での立ち回りで、勘十郎を斬ったのは法界坊。
この場ではとにかく松若演じた勘太郎くんの格好良さが印象に残ってます♪

二幕目 三囲土手の場
起承転結の「転」です。
雷から逃れるように客席から現れたお組の父親、権左衛門(彌十郎さん)ご一行。
お組の姿を見つけた法界坊が現れ言い寄るが、お組は相手にせず適当にあしらう。
ここから法界坊は大暴れ!
権左衛門を斬りつけ、松若を縛り上げ、野分姫に「松若から殺してくれと頼まれた」と嘘をついて斬り殺し、、、。
再度、お組を口説き始める所へ甚三郎が登場し、逆に法界坊が穴に落とされ斬られてしまう。
野分姫の怨念と、法界坊の執念が一体となった亡霊の誕生です。

大喜利 隅田川の場 「双面水照月」
いよいよ起承転結の「結」ですね。
もぉ~この幕は勘三郎さんの独壇場です!
花道すっぽんからスーっと現れた時、判ってるんだけど驚いちゃったもんなぁ。(笑)
蝋燭の薄暗い灯りの中、葱売りの格好で登場したが、蝋燭が消され場内真っ暗に。
花道真横だったので、すぐそこでガサゴソと音だけは聞こえていたのですが、一転してお組と同じ黒い紋付の着物に早替え!
そして二人での踊りを魅せてくれるんだけど、見事な”反り”もありピッタリと息の合った動きに惚れ惚れでした。
次第に本性を現してきてお組や松若を苦しませていく。そこへ甚三郎が現れての大立ち回りの始まり始まり。
この辺りから、私的にアドレナリン放出し始めていたんですが、、、(笑)
甚三郎や捕り手達に追われ、応戦している法界坊。
どんどん形相が変わっていき、髪も着物も乱れていき、、、花吹雪が舞う中、逃げ惑う姿がなんとも言えず美しくてねぇ。

ついに舞台奥の扉が開かれ、青い空に、木々の緑、名古屋城の白い城壁や金の鯱が見えた瞬間、もぉ~大興奮しちゃいました。
舞台奥まで逃げ回る法界坊、それを追う甚三郎との戦いも激しくなり、桜吹雪も激しく降り続け、、、
バズーカーの如く下から噴き出した時にはもぉ涙腺大破壊!
しかもクモの巣が飛び交い、この光景の美しさに涙が止まらなくなりました。
ってか、声上げて泣いてたよ、私。(笑)

カーテンコールでは客席総立ち!
もちろん私も立ち上がりましたが、腰が抜けててなかなか立てなかったよ。
出演者達も満足そうな笑顔を見せてくれました。

とにもかくにも大満足で、大感激だったこの舞台。
ラストシーンの美しさは、いつまでも胸に残ることでしょう。

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コメント

興奮伝わってきます!

くされ坊主のお話なんだけどね~~~。
なんであんなにラストで感動できるのでしょうね?
有無を言わせぬ迫力にか?!
本当に不思議です!歌舞伎・・・。
なんでもアリで、すんごい迫力で押し切っちゃう所!
この感動に立ち会えて幸せだよね~~!
行った甲斐があったよね~!「次」も行きましょうね!絶対♪うふ♪

かずりんさん

もう!もう!!もう!!!大興奮でしたよぉ~!

>なんであんなにラストで感動できるのでしょうね?
ほんと、なんなんでしょう。
あんなに号泣してしまう程、感動してしまうとは。(笑)
役者さん達のパワーゆえのことなのかなぁ?

私、、、最近気付いたんですが、
同じ作品を東京で観た時よりも、
地方で観た時のほうが深く感動するようです。
五右衛門ロックもそうだったし、蜉蝣峠もそうだったし、
今回の法界坊もそうだし、、、

>「次」も行きましょうね!絶対♪うふ♪
行く!行く!!行くよー!!!(笑)
またご一緒いたしましょう♪
絶対に・・・。

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