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ARAIA -クローゼットより愛をこめて-

『狭き門より入れ』@渋谷PARCO劇場

激しいチケット戦線くぐりぬけ、、、
やっと手にいれたチケットを握り締め観に行ってきたよー!(笑)

狭き門より入れ
狭き門より入れ

舞台で久し振りに観る、蔵ちゃん!
初のストレートプレイで観る、亀ちゃん!
そして、最近ぐんぐん注目されている作・演出の前川知大さん。
最強のタッグとなって、、、とにかく面白かったぁ~!
いやぁ~こういうお話、好きだわ♪

今日は客席で香川照之さんをお見かけしました♪

てな訳で、、、私的感想なんぞ。

人間は、いつの時代にも何か大きな存在に取捨選択を繰り返されていたら・・・。
それを知ってしまった人間は、どのように行動するのか。
舞台は、ある街にあるコンビニエンスストア。
取捨選択される事実を知ってしまった男と、その周辺の人々は、
先にある道を自身たちの意思で選ぼうとする。
それぞれが思う「希望」とは?
選ばれることが正しいことなのか、
生きる意味を賭けて、自分も人生の行く末を選ぶ、
より良い世界を目指し希望を求めてそれぞれの覚悟を見出すまでを描くSF劇。 (公式サイトより)


舞台セットはコンビニの店内。
この場所が「現在」と「更新された世界」とを行き来して交錯していきます。
まずストーリーが面白いっと感じた私。
「世界の更新」っていう発想がよく出来てるなぁっと。
この脚本を書いた前川知大さんは、つい先日「奇ッ怪 小泉八雲から聞いた話」を観たときも、
よく出来た脚本だと感心したばかりだったので、今後も注目しちゃいます!
「劇団イキウメ」も一度観てみようかなっと興味深々です♪

佐々木蔵之介さん:天野、兄(天野家の長男)
つい数日前に「20世紀少年」を見たばかりだったので、頭の中ではフクベエがグルグルと・・・。
だって、劇中、”世界滅亡”とか”ともだち”とかいうキーワードが出てくるんだもん。(笑)
久しぶりに舞台でのお姿を拝見しました。(調べたら2001年のVAMP SHOW以来だわっ!)
父親との確執から家を出て、家族というものから逃げ出した男。
仕事に打ち込み、成功し、多額のお金を稼いだが、その会社から追われ、金を失い、、、
結局最後に残ったものはやっぱり家族なんだよねぇ。
正気と狂気の演技がお見事でしたわ。
世界の更新で自らが”人柱”になると言ったのは家族(=弟)への愛だったのか、せめてもの罪滅ぼしと思ったのか、父親の遺志を継ぎたかったのか、、、
一つのおにぎりを弟と分け合って食べるシーンが、ほのぼのとして、おかしくて、ちょっと笑えるんだけど、そのやさしい眼差しがなんとも言えない程、切なくてグっときちゃいました。

市川亀治郎さん:葉刈(世界の更新の使者)
ストレートプレイの現代劇に初挑戦!との事で話題になってましたね。
歌舞伎の舞台とはまた違い、着物をスーツに変え、カツラも派手なメイクもなく、、、等身大の亀ちゃんの姿を観れました。
天野の同級生で、今は”選ばれた人間”という事で互いの世界を行き来するんだけど、
天野に対してさりげなく優しい気遣いをする様子が絶妙でしたねぇ。
掴み所のない役柄を見事に演じてました。

手塚とおるさん:岸(世界の更新の使者)
舞台で拝見したのは、2008年の「恐竜と隣人のポルカ」 以来ですね。
この時は変テコな隣人役でハジけた演技を見せてくれましたが、今回は怪しげな雰囲気満載でした。
こういう役をやらせたら、手塚さんは本当に上手いです♪
冷酷でドライな感覚を持った人物で、なんだか「デスノート」での”リューク(=死神)”みたいだなぁ~って思って観てました。
全身黒ずくめのスーツだったしね。
椅子の上で両膝を抱えて座ってる様子が、なんだか萌えツボにハマってしまい、”きゅん♪”としちゃいました。(笑)

中尾明慶さん:魚住(コンビニの常連客)
TVや映画では大活躍されてますが、舞台は初でしたよね。
映像でのイメージのままで、今時の若者役をハジけた様子で演技していて好感持てました。
覇気のないダルそうな態度から一変、刃物を手にレジのお金や、天野の全財産を盗むあたりハラハラしながら観てました。
異次元の世界に迷いこんで、不安気にノコノコと帰ってくるのには笑ったけど。(笑)

有川マコトさん:天野、弟(コンビニ店長)
初めて舞台で拝見しました。
「絶対王様」という劇団に所属していて小劇場を中心に活躍されている役者さんなんですね。
いやぁ~今回の弟役がねぇ、もぉ~癒しの存在でねぇ。(笑)
彼が舞台に出てくるたび、なんだか”ホっ”としてました。
舞台上の出演者の中で唯一、「世界の更新」の事実を知らない設定なので、会話がちぐはぐになるのが可笑しくて!
やっぱり一番印象的だったのは、1個のおにぎりを分け合って食べるシーンだなぁ。
それは更新後の世界から来た兄とのシーンなので、弟から見れば知らない他人と対話している感じで演じてるんだけど、、、
この絶妙な”間”が最高に面白かったです。

浅野和之さん:時枝(コンビニ常連客)
飄々とした演技がもぉ~、面白かったなぁ~。
ってか浅野さんの演技は安心して観ていられます。
汚いスウェットにサンダル履きで、冴えない近所のオッサンっていう雰囲気がまたピッタリとハマるんだよね。
レジからお金を盗んだ魚住に便乗して、お札を盗む姿がなんだか可愛くてね。(笑)
それがバレるんじゃないかとオロオロする様子がまた面白かったです。

選ばれし者と、選ばれざる者。
紙一重の選択は多かれ少なかれ、日常的にあることだよね。
それが正しいのか、間違った選択なのかは、、、自分の価値観で決まること。
なんだか色んな事を考えさせられる舞台でした。

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コメント

こっちはゆっくりまっとるよ~~ん♪

>てな訳で、、、詳しい感想はまた後日。
・・・ははは!!(最早、定番のこれ↑楽しい!!)
私は、来週なんだよ~~!なかなか評判よくて楽しみです!
こちらのUPも待ってます~!

かずりんさん

えへ。
もう「感想は後日」ってのが定番化しております。(笑)
なかなか集中して書ける日がないので、
どうしても遅くなっちゃうのよぉ。(単なる言い訳です)

かずりんさんは来週なんだね!
蔵ちゃん&亀ちゃんのハジけっぷりを楽しんできて下さいませ。

読みにきた~

面白かったよね~
チラシのデザインも洒落ててね~

>一つのおにぎりを弟と分け合って食べるシーン
たぶん今までこんなことしたことない兄弟がやるから
しかも一方は兄弟ってわかってないから印象に残るんだろうね。。
こういうの書ける脚本家はそういないと思う。。

ま、観たのが一ヶ月前なので
かな~り記憶も薄れちゃってますが。。(笑)

ぴらさん

うん!面白かった!

おにぎりのシ-ンは本当に良かったぁ。
一番印象に残ってるもん。
こういう状況って確かにないもんね。(笑)

>こういうの書ける脚本家はそういないと思う。。
言えてる!
前川氏の脚本、かな~り気に入ったんですけどぉ。
「イキウメ」観たくなるよね~。

>かな~り記憶も薄れちゃってますが。。(笑)
あはは!
私も感想書き終わった瞬間、細かい記憶がすっ飛んでます。(笑)

時間差ありですが(苦笑)

麗さん、久しぶりに芝居らしい芝居を観たような、というか
なんとも言えない満足感と充実感を味わいました。
一見、コミカルなんだけど、かなりシリアスなテーマが潜んでましたね。
けどコミカルさがあったからこそ、スーッとすんなり観られたのかも。
おにぎりのシーンは、良かったですね。店のものを勝手に取って食べてて
可笑しいハズなのに、とてもウルウルしました。
キャストも皆良かったし、とりわけ蔵之介さんの熱演ぶりは最高でした!

面白かった~

麗さん♪
そっかー、チケットは激戦だったんですね・・・。
でも、それだけのことはある!という芝居だった気がします。
舞台でのSFって一歩間違うと、すごく突飛になったり安っぽくなりそうなんだけど
そのあたりのさじ加減が絶妙というか・・・。
もちろん、役者がいい、というのもあるとは思いますけどね。
「イキウメ」私も観たいなあ。でも公演期間が短すぎて、私は次の公演は見送りです・・。

ハヌルさん

大阪公演も盛り上がっていたようですね!
見応えのある舞台でしたねぇ。

>一見、コミカルなんだけど、かなりシリアスなテーマ
ほんと、そうですね!
「世界の更新」だなんて、、、
なんだか今のご時勢、笑えないですよぉ。
”新型インフルエンザ”という怖い感染病も流行ってる事ですし。

やっぱりおにぎりのシーンは印象的ですね!
有川さんのキャラが活きてるからこその、感動でしたね。
いやもちろん、蔵ちゃんの演技も良かったですが。(笑)

>キャストも皆良かったし、とりわけ蔵之介さんの熱演ぶりは最高でした!
出演者全員がベストキャスティングでしたね!
蔵ちゃん、ほんと「熱演」って言葉がピッタリ。
誰よりも熱く演じてて、目が釘付けになりました。

みんみんさん

>そっかー、チケットは激戦だったんですね・・・。
そうなんですよぉ。
私は意外にもすんなりゲットできたんですが、周りの友人達はみんな苦戦してました。

>そのあたりのさじ加減が絶妙というか・・・。
うんうん!
今の世界情勢とかと上手くリンクしたのもあるんでしょうが、
きっと身近な”コンビニ”が舞台だったのも親近感(?)が沸いて、
違和感無く受け入れられたのかと。
役者さん達も普通の人という設定だったしね。
手塚さんは除く。(笑)

「イキウメ」私も観たいなあ。
だよねー!
12月に公演ありますね。
行く方向で調整してみよっと♪(笑)

たっぷりな

麗さんの記事読んだら、もう自分書くことないなと思って、自分のブログでは色々書くのやめちゃいました(笑)
でもこれは本当に面白かった!
これは観れて本当に良かったと思った芝居でした。

福岡は大千秋楽で、カーテンコールの時に両サイドから金色のテープがバーーーンと飛び出し、キャストの皆さんも驚かれてましたよ。
カーテンコールは3回ほどあり、演出の前川さんもステージに呼び出され、最後は(なぜか)亀ちゃんが仕切って歌舞伎風のお辞儀の仕方でご挨拶されました。
もちろんオールスタンディング。
最高でした。

私もイキウメはまだ観たことがないのでぜひ観てみたいですね。

きたむーさん

いやいや・・・。
私の記事なんて、ヘナチョコなんで。(笑)
久し振りに同じ作品を観れましたねぇ♪
本当に面白い作品でしたよね。
役者さんの演技も良かったんですが、
私的には脚本が本当に面白かったです。
ますます「イキウメ」観たくなりました。

福岡が大千秋楽だったんだよね。
盛り上がった様子、教えてくれてありがとー!
前川さんも登場したんですね。
亀ちゃん仕切りの歌舞伎風のお辞儀。(笑)
見てみたかったわ♪

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