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ARAIA -クローゼットより愛をこめて-

『石川五右衛門』@新橋演舞場

昨夜、遅くまで大騒ぎし、、、寝不足のまま観劇です。(笑)

新橋演舞場八月歌舞伎公演
石川五右衛門


石川五右衛門

私的には歌舞伎舞台での”初”海老ちゃん。(笑)
一体どんなかなぁ~っと思ってましたが、、、良かったよ!
新作歌舞伎、しかも脚本が漫画の原作や小説などで活躍している樹林伸さん。
歌舞伎と漫画という異色の組み合わせですが、面白い展開で楽しかった。

てな事で、私的感想なんぞ。

秀吉が天下を治める時代。
権勢を誇る秀吉が、執拗なまでに寵愛する宝物を盗み取ろうとする五右衛門。
果たしてその宝物とは一体?
そして、宝物によってつながる五右衛門と秀吉の関係は・・・。(公式サイトより)


いやぁ~、なかなか面白い内容でしたねぇ。
ちょっと荒削りな印象はあるけど、ポンポンと話が進むので飽きる事無かったし、
そうきたかー!という展開もあり、素直に楽しめました。

市川海老蔵さん演じる、五右衛門の釜茹での処刑シーンで幕開け。
歌舞伎でのお姿は初めて拝見しましたが、なかなか良かったですよぉ。
人形振りで釜茹でシーンを演じるんだけど、その動きがコミカルで可笑しかったなぁ。
釜に入る瞬間、爆発するんじゃないかと期待した私は新感線に影響されまくりですね。(笑)

時は遡り五右衛門の若い頃。
単なる”こそ泥”だった五右衛門は、伊賀の里で忍者たちに武術を習い、次第に剣術も上達していく。
で、衣装やかつらが少しずつ豪華になっていくんだけど、その様子にワクワクしちゃいました。
忍者って事で網襦袢を着てるんですが、これが似合っててねぇ。(笑)
次第に大泥棒となっていく五右衛門。
野望はどんどん膨らみ、時の権力者である豊臣秀吉に戦いを挑む。

このあたりから今回の作品ならではのエピソードが満載になったと思うんですが、、、
恋愛話ありーの、衝撃の親子関係ありーの。(笑)

中村七之助さん演じた茶々は、もぉ~本当に可愛かったぁ♪
五右衛門に一目ぼれしちゃった感じがたまらなく可愛い。(笑)
でも人妻なんだよねぇ~。
茶々との恋愛に関しては、秀吉から大事なものを盗ってやろうとした五右衛門が、
本気で恋をしちゃったと感じたんですが、、、当たってる?(笑)

母親の形見だという銀煙管を大事にしていたが、それを茶々に渡した五右衛門。
そんな茶々は五右衛門に恋わずらい状態だが、実は身篭っていた。(これは誰の子?)
跡継ぎができたと心から大喜びする秀吉に対し、後ろめたい気持ちでいっぱいの茶々。
ひょんな事から茶々が持っていた、銀の煙管を目にした秀吉は五右衛門と密通していると感じ取る。
直接対決とばかりに参上した五右衛門は、銀の煙管は元は自分のもので、お前の母親にあげたものだと。
五右衛門が持っていた=自分の息子だと聞かされ、、、。(こんな展開が待っていようとは)
秀吉演じた市川團十郎さんは貫禄の演技ですなぁ。
特別出演ということだったので、少ししか出番は無いんだろうと思ってましたが、なんのなんの!
茶々の懐妊を無邪気に喜ぶ様子やら、五右衛門との対決(?)のしてやったり的な表情まで。
たっぷり楽しませてもらいました。

一世一代の泥棒をしてやろうと企む五右衛門が狙った獲物は、大阪城の金の鯱!
大阪城の屋根の上に登り、金鯱を狙った五右衛門が追っ手達との大決闘!
っとその前の場で滝にて生きた黄金の鯱を捕まえるところもダイナミックに見せてくれて、
この一連の大捕り物には興奮したなぁ。
大阪城での屋根では分身の術を使い、海老蔵マスクを着けて同じ顔をしたたくさんの五右衛門が登場!
私、素直にキャッキャと喜んでしまいました。(だって、同じ顔が一杯でキモいんだもん・・・)

父である秀吉の手柄の為にと、あえて追っ手達に捕らわれる五右衛門。
この展開がね、私的には(なんで?)と納得できなかったんですが、、、
大団円でオールOK!(笑)
釜茹で処刑される五右衛門に救いの手が!
秀吉が釜に葛篭を仕掛けていて大脱走の手配済み。
釜に飛び込んだ五右衛門は葛篭ごと宙吊りで逃走・・・で、幕。

途中、なんだかなぁ~と思う展開もありつつ、、、
全体的には楽しめたので新作歌舞伎としては大成功だったんじゃないかな。

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コメント

TB&コメントを有難うございますm(_ _)m

>秀吉から大事なものを盗ってやろうとした五右衛門が、
本気で恋をしちゃったと感じたんですが、、、当たってる?(笑)
......当たっていると思います。けれど最初は茶々をたらしこんでいるというあたりをしっかりと見せてくれた方が大盗人らしくていいし、その思惑を超えて惚れ込んでしまったという展開にする方が盛り上がると思うのですが、どうしても舞踊で見せようということで欲張ってドラマが薄まってしまって残念でした。
他にもいろいろありましたが、結局は海老蔵がやっぱりカッコイイからゆるす!という感じでした。
>私的には歌舞伎舞台での”初”海老ちゃん......この作品での海老デビューは無難でしたね(笑)
でも伝統的な荒事の海老ちゃんも早く観ていただきたいです。この人には荒事で最も輝くと思ってます。
平成中村座名古屋公演のレポの感想部分も楽しみにしていま~す(^O^)/

ぴかちゅうさん

>......当たっていると思います。
わーい!良かった!(笑)
確かに、茶々をたらしこんでいるという感じはあまりしませんでした。
最初から単純に一目惚れして恋に落ちたように見えてしまいましたね。
もっとメリハリ強く見せてくれたら良かったのにぃ。

>この作品での海老デビューは無難でしたね(笑)
そうですね。
人形振りあり、立ち回りあり、宙乗りありっと色々と見所満載で、
楽しませていただきました。
>この人には荒事で最も輝くと思ってます。
そうなんですね!
次回はぜひに拝見したいと思います。

平成中村座名古屋公演の感想、、、書きたいことが沢山ありすぎて、、、
纏まらない感があるのですが、、、(笑)
頑張って書きますねー!

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09/08/24 新作歌舞伎「石川五右衛門」は終わりよければ全てよし!

{/hiyo_uru/} 石川五右衛門ものは2001年7月に猿之助奮闘公演の歌舞伎座夜の部で「楼門五三桐(さんもんごさんのきり)」を観ている。その前の年の納涼歌舞伎で歌舞伎座を初体験。2度目の歌舞伎座観劇で南禅寺楼門の「絶景かな絶景かな」の名場面のあまりの美しさに圧倒さ
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