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ARAIA -クローゼットより愛をこめて-

『小笠原騒動』@京都南座

念願の京都南座で歌舞伎観劇です!

小笠原騒動

小笠原騒動

思えば昨年の夏、「五右衛門ロック」で大阪遠征をした翌日に、
京都観光をして南座の外観だけを見に行き、、、
「今度は、中に入って歌舞伎鑑賞でもしてみたいモンです。」って言ってた夢が叶ったよー!
建物の中も素敵な造りで歴史を感じたわ♪

っと悠長な発言はできない程、実はバタバタ!(笑)
詳しくは「京都大騒動」で書きますが、、、。

私的感想に興味のある方はどうぞ。

ここは九州・豊前国。小笠原家では、お家乗っ取りを企む執権・犬神兵部とお大の方一味の陰謀が着々と進んでいた――。
そんな中、狩りに出た藩主の小笠原豊前守が白狐を射ようとするのを家臣の小笠原隼人は押し止め、また藩政の乱れを意見するが、兵部やお大の方の言いなりとなっている豊前守の逆鱗に触れ閉門を言い渡される。
兵部は、大望の妨げになると隼人に刺客を差し向ける。絶体絶命に陥った隼人の前に、最前助けた白狐の化身である奴菊平が現れ隼人を救い出す。

隼人から分家小笠原遠江守への密書を託された召使のお早は、その道中で兵部に加担する足軽の岡田良助に殺され密書を奪われる。

妻のお早を殺された飛脚の小平次は、すぐさま敵が良助と知る。一方の良助は、お早の怨霊にとりつかれた末に自らの愚かさを悟り、真人間に改心するが、女房のおかのをはじめ、家族を一度に失ってしまう。
それを知らない小平次は、水車小屋で激闘の末、良助を討つのだが、断末魔の良助から遠江守へ届ける兵部一味の連判状と訴状を託される。

程なく通りかかる遠江守の行列に小平次は直訴をするのだが、その瞬間、一発の銃声が辺り一面に響いたのだった・・・。(公式サイトより)


<序幕/二幕目>
語るべきはお大の方演じた七之助くんでしょう!
いつものように綺麗な姫様役かと思いきや、、、まず一役目の悪役!
実の父親の首に布を巻きつけ、力の限りに引いている状態で登場したんだけど、
それがまた怖いやら美しいやら。
歯にはお歯黒をして、目はキリリと冷ややかに、冷酷な表情で、真っ赤な布で首を絞めるシーンは、
なんだか幻想的で美しかったです。
橋之助さん演じる犬神兵部との悪巧みがスタートした瞬間です。(笑)

一方、お大の方に一目惚れし、言いなりになってる小笠原豊前守演じた勘太郎くん
なんだか情けない”バカ殿”って雰囲気がよく出てました。

七之助くん二役目となるお早。
このお早がまた素晴らしい!演じ分けがお見事でしたわ。
白狐を射ようとした際に制され、バカ殿(笑)に閉門を言い渡された愛之助さん演じる小笠原隼人。
おまけにお家乗っ取りの邪魔になると、兵部からも命を狙われ、お家の一大事を知らせる密書をお早に託すんだけど、この密書を必死に守ろうとする義理堅いお早がいじらしくてねぇ。
橋之助さんの二役目となる岡田良助に密書を狙われ、結局殺されてしまうんだけど。
幽霊となって出てきた時でさえ美しかったもんなぁ。(笑)

<三幕目>
この場面で語るべきは、、、良助の子供役のお雪演じた子!
もぉ~なんて可愛らしいんでしょう。しかもお利口さんで健気なのよぉ~。
借金取りに来たお米屋さん達が家財道具や母親の着物を持ち去ろうとすると、自分の着ていた着物を脱いで、、、
「こんな幼い子にここまでされちゃ男がすたる」っとばかりに逆に借金を帳消ししてもらい、おまけに借金取り達から着物まで貰ってしまう。(笑)
この様子が可笑しくて、笑ってしまいました。
お早の霊に悩まされ、褒美の金も受け取っていなかった事を知った良助が、家族に迷惑をかける事を阻止する為に妻に離縁を言い渡すが、それをしったお雪が幼い心ながら「かか様を許して」と自害するのよぉ。
このシーンはほろりとさせられたわぁ。

<四幕目>
この幕はもぉ~とにかく楽しい!(笑)
お早の夫である勘太郎くん二役目となる小平次と良助の対決の場。
本水を使った水車小屋での大立ち回りなんだけど、、、橋之助さんと勘太郎くんがはしゃいで水遊び!(笑)
客席に向かって水を蹴り上げ、手でバシャバシャとしぶきを上げ、水を口に含んでプーっと吐き出したりして、見てても楽しかった。
二列目まで一応ビニールシートが配られていたんだけど、私の席には大して飛んで来なかったなぁ。
(最前列は相当ひどかったみたいだけど。(笑))

でもう一つ、花道に勘太郎くんが立った時、着物の隙間から見えた太ももにドキっ!(笑)
他の方も言ってたけど、、、競輪選手のごとく、めちゃくちゃ太かったのよぉ。
ビックリしたと共に、ドキドキしちゃいました。(アホやな・・・)

<大詰>
白狐の化身、奴菊平演じた愛之助さんがねぇ~美しかったんですわ。
白髪というか、金髪のヅラが似合っててねぇ~。
花道のすっぽんから登場した時、間近で見たんですが綺麗だわぁ~っと見惚れてしまいました。
が、、、鼻の下に赤い印(狐の鼻を表現?)がねぇ~鼻血に見えてしまい、笑いそうになってました。(笑)
あと早替りもお見事でしたね。

っで、兵部と小平次の大捕り物で、、、兵部役の橋之助さんに惚れた♪(笑)
青色の隈取がねぇ~めちゃくちゃ格好良かったんですわ。
追っ手に梯子で追い詰められ、よじ登り逃げ惑う姿にも目が釘付け。
いやぁ~素敵だわ♪
白狐の霊力で操られ、討ち取られた兵部。
最後は役者が舞台上に揃い、「これぎり」にて幕。

お話も判り易く、派手な立ち回りもあり、めちゃくちゃ楽しい演目でした。

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コメント

みたよ♪

麗さん、日曜日にやっとやっと前方席で見ましたー!!
「勘太郎くんの太腿」(笑)。
太腿も、ふくらはぎも、凄かったです~♪(笑)
でも、上手寄りだったので勘太郎くんがパーッと開いた時は
ちょっと遠くて、筋肉まではわかりませんでした。
岡田良助を追いかける時の花道の引っ込みもスバラシかったねー。
当初、水は二人がお互いにかけあっていたのに、いつのまにか
客席に向かって水を飛ばす演出に変わってて、客席はさらに大騒動!
激水エリアはビニールシートを2枚わたされてましたよ。

狐の鼻血(笑)! 花道の近くで見るとそう見えたのかなあ?
ほんとに、わかりやすくて楽しい演目でしたねー。
みんなで見られて楽しかったわ~♪

求めるものが全てありました。

>麗さま
カッコええ、きれい、遊び心、ハラハラドキドキ、花形らしい覇気のある舞台でしたね。
歌舞伎座にあってここになかったもん、あげつらったらきりありませんが、期待したものは完璧でした。
また来年。良いように期待を裏切ることを鷹揚の心で待ちまする。

ムンパリさん

をぉ!
かぶりつき席で観ましたか!
勘太郎くんの太股、、、すごかったでしょ!(笑)
足を開いて太股が見えた瞬間、(すごぉ~い♪)と、
心の中で叫んでおりました。
>岡田良助を追いかける時の花道の引っ込み
あの力強い走りは本当に良かったねぇ。
今でもクッキリと思い出せます。

>客席に向かって水を飛ばす演出に変わってて・・・
え~、そうなの!
楽しそうだなぁ♪
益々エキサイトするシーンになってるんですね。(笑)
やはり公演後半になると色々と変わってくるんですね。

愛ちゃんの狐の鼻血は、ほんと笑いそうになっちゃいました。
どうなんてるんだろう?ってマジマジと鼻の下を見つめちゃいましたよ。(笑)

楽しく、分かり易い演目で、みんなと一緒に観れて嬉しかったです♪

とみさん

ほんと!
色んな要素が全て揃った、面白い舞台でした♪
約10年サイクルで上演を繰り返している演目なんですね。
こんなに楽しい舞台なんだから、
もっと頻繁に公演をうってくれてもいのに、、、っと、
素人ながらに思いました。

若手の役者が中心となって、パワフルな芝居を見せてくれるだけで、
ワクワクしちゃいます!
今度はどんな演目を見せてくれるか楽しみですねぇ。
来年も京都に行っちゃおうかしらん♪(笑)

その際には宜しくお願いしまーっす!

今更ながら・・・

麗さん♪
遅まきながら、やってまいりました・・・。
私は初めて「通し狂言」なるものを観ましたが、楽しかった!
こんなにエンターテイメント性の高い舞台が一旦は消えていたなんて
何だか勿体無いですよね。他にも何かあるかな(笑)。
>語るべきはお大の方演じた七之助くんでしょう!
そ~なの!あの目がすごかったの!
前方列で観れて、本当に良かった~と思った瞬間Part1でした。
(ちなみにPart2は水車小屋のシーン)

泣けて、笑えて、楽しい演目で大満足でしたよっ
また来年も行っちゃう(笑)?

みんみんさん

この演目、本当に楽しかったね!
観客を楽しませてくれる要素がたっぷりで、
最高のエンターテーメントだと思いましたよ♪
他にも”伝説”と化してる演目がありそうですね。

七之助くんの悪女、凄かったね!
あの冷酷な目は忘れないわ。。。
しかも美しいし♪
水車小屋のシーンは楽しかったー!
一緒になってキャッキャ♪騒いじゃったもんね。(笑)

>また来年も行っちゃう(笑)?
むふっ♪
京都で歌舞伎、、、毎年恒例にしちゃう?(笑)

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