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ARAIA -クローゼットより愛をこめて-

『三文オペラ』@渋谷シアターコクーン

三上博史さんが主演と聞いて、かなり前から楽しみにしていたこの作品。
私的には珍しく、マチネでの観劇と相成りました。

三文オペラ
三文オペラ

本当は今日、観る予定では無かったのですが、、、
とあるサイトで超良席チケットが残ってたので、ポチっと購入してしまったのです。(笑)
この舞台、3幕(途中休憩2回)あり、上演時間も3時間という大作。
で、1幕が終わり最初の休憩時に、いつものごとく喫煙所へ。
なんとそこで篠井さまとROLLYに遭遇!
お二人が談笑している傍で、一緒にタバコを吸いながら(どんなお話をしてるのかしら?)と耳をダンボにしていたら、、、
私の視線の先からなんだか見覚えのある顔が・・・。(笑)


!!
!!!

えー!ビックリ!観に来てたのぉ???っと互いに驚きの表情。
名古屋からみんみんさんがいらしてました。(笑)
特に連絡をし合っていた訳じゃないのに、こんな風に劇場でお会いできるとは。
もの凄く嬉しい偶然でした

てな訳で、私的感想なんぞ。(ネタバレあります)

はじまりは歌。歌手が「メッキ・メッサーのモリタート」を歌っている。
歌のモデルは色男の悪党、盗賊団の親分であるメッキだ。
彼は〝乞食商会?の社長ピーチャムの一人娘ポリーをたらしこみ、親に内緒で結婚式を挙げてしまう。
メッキとは持ちつもたれつの警視総監ブラウンは二人を祝福するが、収まらないのはピーチャム夫妻。大事な商品である娘をさらわれまいと、ポリーに別れるよう説得するが、娘は耳を貸さない。そこで夫妻は警察を利用し、メッキを逮捕させる計画を立てる。
危険を察知して身を隠すメッキ。だが、かつて情婦だった娼婦のジェニーに裏切られ、逢えなくお縄に。牢獄ではメッキの恋人の一人でブラウンの娘ルーシーと、ポリーが鉢合わせして大喧嘩に。メッキは隙を突いて牢獄から逃亡するが・・・。(公式サイトより)


舞台上にはベニヤ板で作られた緞帳。
客席中央の通路には奈落に通じる階段が上手側と下手側に作られていて、「CAUTION」と書かれた黄色いテープが巻き付いている。
「お待たせしました」という場内アナウンスの直後、いきなり大音量の演奏が!(かなりビビった・・・
映像が映し出されたベニヤ板の幕が開き、舞台下手側には生バンドが演奏中。
そしていよいよ開演です。

まず舞台の全体的な印象を一言で言うと、「猥雑
衣装といい、メイクといい、音楽といい、台詞といい、出演してる役者といい、、、とにかく何でもアリって感じ。
こういう怪しげで、エロティックな雰囲気、大好きです。(笑)

主なキャストの感想なんぞ。
三上博史さん:メッキ・メッサー
女たらしのギャングのボス。
いやぁ~、三上さんの魅力満載♪
サイケ調の派手なプリント柄のジャケットにスリムパンツ。黒い羽マントを背負い白塗りメークで登場した瞬間、(ヘドウィグ!)って思っちゃいました。(笑)
どこまでヘドウィグを引きずってるねんっって感じですが、、、。
なんかねこういう怪しげな役って三上さんにピッタリだなぁ~って実感ですわ。
劇中唄われる楽曲の全てを、自分で訳詩をしたそうで、この歌詞がまた怪しさ満開!(笑)
ストレートな言葉で唄われる歌詞たちは、すんなり耳に入ってきました。
歌もうまいしね♪
優しい表情を見せたかと思えば、次の瞬間には冷酷な表情を見せたりと、演技の振り幅もあっぱれ!
若い妻とイチャイチャしてたかと思えば、熟女の娼婦と大人の関係を見せ付けたり、、、かと思えば、強い絆で結ばれていた友人との真の関係を露呈したりと、もぉ~何でもあり!(笑)
老若男女、誰からも慕われ、愛され、裏切られ、、、。
「孤高の寂しがりや」とでも言いましょうか。
相反する人間の二面性を見事に演じていた三上さんに脱帽です、

終演後、パンフレットを見たら、三上さんのヘア&メイク担当の方はヘドウィグの舞台の時と同じ方だったので、私がヘドウィグと感じたのも間違いじゃなかったと。。。(笑)

秋山奈津子さん:娼婦ジェニー
かつてメッキと愛し合っていて、彼の子供を流産した過去を持つ。
これまた姐さんの魅力全開です!
とにかく格好いい♪美しい♪同性ながら惚れてまうやろっ!(笑)
冒頭、舞台中央に立ち、足の間から血を流して倒れてしまう光景はちょっと衝撃的でした。
胸の大きく開いたドレス姿が色っぽい♪
愛憎は紙一重という感じで、ジェニーの密告で2度もメッキを投獄へと陥れるんだけど、「君を恨んだりしない」というメッキの言葉に、ふっと見せた”可愛らしい女”の顔が実に印象的でした。
もう一つ、印象的だったのは、丸い円柱の中に入り、歩きながら唄うシーン。
まるで”ハムスター”のようだったなぁ~。(笑)
両手両足を固定されて回されながらも、音程を外す事無く唄うのって至難の業だよね。
腹筋強いんだなぁ~って妙なところで感心しちゃいました。(笑)

米良美一さん:モリタート歌手
ストーリーテラーの役割を担う歌手。
実は今回のキャストの中でも注目していた一人。
一体どんな風に芝居に絡んでくるんだろうとキャストが発表になった時から気になってたんですが、、、面白い役割でしたね~。
キラキラと派手な赤い燕尾服とシルクハットも似合ってました。
冒頭、ジェニーが流産して倒れた直後、「おぎゃぁ~」と赤ちゃんの声色で床下から現れた時には、ビックリしたなぁ。(笑)
場面ごとに現れては、客席に向かってアドリブトークをして客席を温めたりと、重要な役割を完璧にこなしてました。
そしてやはり歌がうまいっ!!
ラストでは女王となって登場するんだけど、真っ赤なドレス姿もまたお似合いで、、、。
(紅白歌合戦の小林幸子かいっ!)って突っ込みたくなりました。

80年前にドイツで初演をされたこの作品。
今回、演出や、歌詞、セリフなどを現代的にアレンジした事で、全く古臭さを感じず。
逆に色々な要素を取り入れた事で新しい「三文オペラ」の世界を創り出してました。

が、、、
ラストについて物申す!!

なんでキティちゃんが出てくるん?
なんでピンクの木馬が出てくるん?
それまで創り上げた、猥雑で淫靡な世界が一気にメルヘンになっちゃったよ。
正直いって、全て台無し

はぁ~、勿体無い。

終演後、みんみんさんと次の予定まで、お茶タイム♪
ラストについてのダメ出しを熱く語り合うのであった。(笑)

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コメント

驚きましたっ!

麗さん♪
ホントに驚きましたよねー、ちょっと眼を疑って声を掛けるまで
数秒間が空きましたもん(笑)。
そっかー、麗さんはあまりマチネ派ではないんですね。
なら尚更すごい確立だ~!
年末からここんところ、すごい遭遇率。子の確立、もうちょっと伸ばしてみるとか(笑)?

みんみんさん

もぉ~、驚いた!驚いた!!(笑)
一瞬、幻でも見てるのかと思いましたよ。
マチネで芝居を観るのも久し振りだったし・・・。(笑)

リチャード、蜉蝣、三文と立て続けに遭遇してますね。
しかも特に打ち合わせするでもなく、事前に報告するでもなく。(笑)
いやぁ~この遭遇率は、凄いです。
しかもわざわざ名古屋からいらしてるみんみんさんと、
偶然に会うなんて♪

観劇後の腹ごしらえにもお付き合い頂けて、嬉しかったです。
その後のライブではハジけましたよぉ~!
みんみんさんも”シャモ先輩”に無事に会えたようで♪(笑)

次は何の作品で会えるか楽しみにしてます!

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