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ARAIA -クローゼットより愛をこめて-

『ムサシ』@彩の国さいたま芸術劇場

今をときめくイケメン俳優、藤原くん&小栗くんの舞台。
行ってきましたよー!

ムサシ
ムサシ

一言感想は、、、
小栗くんが良いっっ!!(笑)
演技が上手くなり、舞台を楽しんでるなぁ~という印象。

私的感想に興味のある方は、どうぞ。

巌流島の決闘のその後。
武蔵に敗れた小次郎が実は生きていた!という突飛な発想から物語は始まります。
武蔵の師である沢庵和尚や柳生宗矩、檀家たちと共に寺開きに参加していた武蔵の前に小次郎がやってきて、決闘のやり直しを迫る。
一触即発の二人を必死に止めようとする沢庵たちだったが、果たして二人の決闘を止めることが出来たのか?


藤原竜也さん:宮本武蔵
「かもめ」以来の藤原くんの舞台。
時代物って事で、どんな感じかなぁって思ってましたが、カツラも似合ってて良かったです。
絶対的な自信を持っていて、冷静沈着。
剣術に対して真面目に取り組んでる武蔵を好演してました。
ただね、なんか前作のかもめの時にも少し感じてたんですが、、、発声方法変えた?
なんか腹筋使わずに、口先だけで話してるようで時々セリフが聞き取りにくいんですわ。
声がこもる感じって言うのかなぁ。
なんか変な”クセ”がついちゃったのかしら。(ちょっと心配・・・。)

小栗旬さん:佐々木小次郎
私的に「お気に召すまま」以来の”生”小栗くん♪(笑)
いやぁ~、今回の一番の注目株です!
血気盛んで負けず嫌い。
武蔵に再決闘を挑むべく、巌流島の敗北から6年にも渡り修行を重ねていた小次郎。
しかも武蔵との決闘に勝利する為に、ストーカーのごとく武蔵野身辺調査をし、居所を探るため200日も費やしたと言う。
長髪、ポニーテールの髪型が先日観た「蜉蝣峠」の堤さんの姿とかぶってねぇ。ちょっと萌えましたわ♪
でも私的には堤さんに軍配です♪(どうでもエエって?)
なんか小栗くんは本当に旬ですなぁ~。
彼の舞台を観る度に、演技が上手くなってるのが分かるし、心から演じることを楽しんでるのが分かる。
これからも益々、舞台で活躍して欲しいですねぇ♪

っで脇を固める役者さん達も個性派揃いですよ!
吉田鋼太郎さん:柳生宗矩(むねのり)
鼓の音が聞こえる度に、能を舞いだしてしまう将軍家の指南役。
真面目な話をしていたかと思いきや、急に舞いを始めたりして可笑しかったわぁ。
ちょっとお茶目な指南役という役柄を見事に演じてました。

辻萬長さん:沢庵和尚
坊主頭がお似合い♪
しかも声が素敵で説法でのセリフに聞き惚れてました。
っが、辻さんの声を聞いて急に(あっ!ダイバスターの博士の声に似てる!)と思った私。
そう思った途端、脳内ではダイバスターのテーマソングが流れ出してしまい、1人で笑ってました。
※後日調べたら、ダイバスターの声は違う役者さんでした。(笑)

大石継太さん:僧侶
大石さんもまた坊主頭になってましたねぇ~。
「冬物語」での羊飼いに続いて、今回も癒しの”お笑い”担当という感じでしょうか。(笑)
ちょっとした表情が笑えるんですよねぇ~。
小次郎の手をそっと握って頬ずりしてみたり、二人三脚状態になってる時、縦横無尽に歩き回ってみたり。(笑)
今回も色々と笑わせてもらいました。

白石加代子さん:檀家さん
かつて全国を旅回りしていた役者という事で、狂言のような演技を見せてくれたんですが、、、
乗り移ってましたねぇ~。(笑)
途中、自分こそが小次郎の生き別れた母親だといい、小栗くんを満面の笑みで抱きしめる時、”職権乱用!”って思っちゃいました。(笑)
相変わらずの怪演っぷりには脱帽です。

鈴木杏さん:檀家さん
杏ちゃんは若いながらも安定した演技を見せてくれますねぇ~。
なんか安心して観ていられます。
父親の仇をうつ為に剣の極意を武蔵と小次郎に乞うシーン。
教えどおりに”無策の策”で相手の腕を切り落とすと同時に恨みの連鎖も断ち切るとこは息を呑むほどの熱演でした。
斬られた腕がいつまでも動いてるのも凄かった。(笑)

蜷川&井上の「音楽劇」って事でしたが、唄うシーは特になし。
その代わり、柳生の能の舞いや、剣術のすり足稽古がいつの間にやらタンゴになったりと音楽はふんだんに使われてましたね。
あと劇中笑ったのは、、、男性陣による5人6脚!
武蔵と小次郎が夜中に斬り合わないようにと、間に柳生が入り沢庵和尚達の足を紐で結んでるんだけど、寝ぼけたフリをしてあっちえフラフラ、こっちへフラフラ。
藤原くんは思い切り開脚させられるは、小栗くんも倒れてバタバタするはで可笑しかった!
扇子で互いにバシバシ殴りあったりしてて、(どこまで本気?)って思うほど。(笑)
おそらく全部本気で叩き合ってたと思いますが・・・。

ラスト。
周りのの人達から決闘を阻止しようとする思いがあまりにも強く、このままでは決行できないと感じた二人。
予定の時刻よりも早めに決闘を決意し、邪魔になりそうな石碑を放り投げる。
すると白装束に身を包んだ見覚えのある面々が・・・。
石碑はこの世と、あの世の結界だったとの事で知らずに外してしまったと言う。
未練を残したまま志半ばで命を落とした霊たちが、柳生や沢庵の姿を借り「命の尊さ」を切々と語る。
「命を粗末にしないで」、「一つしかない命」、「お願いだから決闘を止めて!」と。
結局、霊たちの言葉に心を動かされ、決闘を止めた二人。
そして互いに旅へと出ていくのであった・・・。で、幕。

なんかこのラスト。
いいんですけどぉ、ちょっと安っぽい説教を聞かされたようで私的にはダメだったな。
ま、命を大事にするのは大切な事なんですがね。
もっと大きな”どんでん返し”を期待してたので、肩透かしを喰らった印象強し。

冒頭での巌流島の場から、禅寺にセットチェンジする際の竹やぶやら僧庵の建物がゆっくりと動いてくるシーンは、幻想的で綺麗だったなぁ~。
照明の美しさと相まって、一番印象に残りました。

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コメント

こっちも書けた~

藤原ファンの殴り込みがないことを祈って書きました。。(笑)

感想、どんくらい溜まっとるのでしょーか。。。
ムサシに辿り着くのはいつなんでしょーか。。。

あ、そうそう。
蜷川×KERAのゴールドシアター『アンドゥ家の一夜』
行くことにしました。。。

ぴらさん

うわっ!(笑)
どんだけ辛口レポを書いたのか、後で覗きに行きますね。

>感想、どんくらい溜まっとるのでしょーか。。。
えっと、、、
蜉蝣2回分&歌舞伎、サンシャイン、ムサシ。
全部で5本分かしらん♪(えへっ)

>蜷川×KERAのゴールドシアター『アンドゥ家の一夜』
>行くことにしました。。。
あ、行くんだね!
感想楽しみにしてるよん!

こっちも

読みに来た~

だんだんと薄れる記憶の中で
やっぱセット転換が一番強烈に残ってます。。

NINAGAWAおそるべし。。。


いっきにまとめUpしましたなぁ。。
おつかれさんです(笑)

ぴらさん

あの幻想的なセット転換は、本当に美しかった!
薄い緑色の照明が綺麗だったなぁ~♪
ほんと、さすが蜷川さん!って思ったよ。
役者の演技よりも舞台美術のほうが記憶に残ってるって、、、
いいのか?(笑)

>いっきにまとめUpしましたなぁ。。
はいっ!
ヤる時はヤりますよー!
(ヤらない時のほうが多いけど。)
まだ残り3本と、「パイパー」2度目の感想もまだだった。(笑)
あとは、、、既に記憶が薄れてる「蛇姫様」も残ってるよ。
これに関しては、お蔵入りかな。(既に諦めてる奴)

ちょっと

麗さん♪
笑えたでしょー、5人6脚(笑)。
でも、麗さんが言うとおりちょっと“浅い”かなあと思ったり。
初日2日前とかぐらいに脚本があがってきたからか
イマイチひねりが無い感じも・・・ね。
他人の感想ではないのだけど(笑)、コレは全て武蔵の想像
なんじゃないか、っていうのがあったのです。
小次郎が現われるのも、全て武蔵の作り出した幻想。そう考えると
ご都合主義なラストも、戦いを生涯続けた武蔵の願望?と思うと
許せる気になったのでした~

みんみんさん

笑えましたよー!5人6脚!(笑)
思い切り足を広げられたまま、
真面目にセリフを言う藤原くんの姿がまた笑えました。

ラストに関してはなんかね、、、
実は霊だったのかいっ!ってツッこみたくなりました。(笑)
最後の決闘はどうなるんだろう?
どっちが勝つんだろう?っと期待してたので、肩透かしでした。

>小次郎が現われるのも、全て武蔵の作り出した幻想。
なるほどねぇ~。
それだったら納得だな。
ラストで再び巌流島のシーンになって、やっぱり小次郎は死んでいた。
って感じだったら面白かったかもね。

ここでラストについて脚色してどーするってか?(笑)

1週間ぶりにやっと書きあげたが支離滅裂レポになりやした^^;

セットチェンジ…ホント良かったねー蜷川さんの演出はそんな感じのがあったり大きな鏡張りやったりとなんか面白くて大胆でいいっす♪

いろいろネタばれ読まずに観劇してホント良かったよーヽ(^o^)丿
実に面白い作品、だけど最後にはちゃんとメッセージが込められてる♪

藤原くんの声…そんなに気にしなかったなぁ~^^;
剛太郎さんラブで行ったので(#^.^#)
あ、なんか見方違う???(笑)

きばりんさん

レポ推敲、お疲れ様でした!(笑)
支離滅裂ですか?
後で拝見しに伺いますね♪

>セットチェンジ…ホント良かったねー
うんうん!
幻想的で本当に美しかったですぅ。
竹がワサワサと揺れて、、、
まるで自分自身が竹林に迷い込んだような感覚でした。

私は前評判で「面白い」と聞いていたのですが、、、
武蔵と小次郎の話で、何がそんなに面白いのか、
観る前からめちゃくちゃ興味が。(笑)
評判通り、本当に面白かったわぁ~♪

>藤原くんの声…そんなに気にしなかったなぁ~^^;
あら。そうでした?
私が観に行った時だけだったのかなぁ?
なんかヤケに気になってしまって、、、心配でした。
変な発声法がクセにならなきゃいいんだけど。

見応えありました

麗さま
自分で観るまでは、と予備知識を仕入れないように
していたのですが、「笑ったぁ~」という声はどうしても
聞こえてきて、「え?笑う?」と訝しげに思っていたの
ですが、ほんとに笑えました。
しかもメッセージ性もあり、役者の演技は超一流、と
揃ってよくできた舞台でしたね。

>もっと大きな”どんでん返し”を期待してたので、
>肩透かしを喰らった印象強し。
私はこのラストが結構“どんでん返し”でした(笑)。
そう来るかぁ、というカンジ。
でも二人の最後の対決を観たかったという思いはあります。

あの最初の場面転換、ほんとに幻想的で幽玄な雰囲気でしたね!

スキップさん

>「え?笑う?」と訝しげに思っていた
そうなんですよね!
武蔵と小次郎=巌流島の戦いしか知識が無いので、
一体何が笑えるの?って思ってたら、、、
「巌流島の戦い、その後」っていうお話でしたね。(笑)
色んな要素(五人六脚、タンゴ、能など)が笑えましたわ♪

>私はこのラストが結構“どんでん返し”でした(笑)。
たしかにそうですね。(笑)
二人の対決が見たかった思いが強かったので、
なんか”うやむやにされた感”が、肩透かしに感じたのかもですぅ。

>あの最初の場面転換、ほんとに幻想的で幽玄な雰囲気でしたね!
このシーンはやはり皆さん、お気に召してますね。
最近観た舞台の中ではNo.1と言ってもいいかも!!
本当に素晴らしいと思いました。

武蔵と小次郎

藤原くんと小栗くんだと私の好みも小栗くんです。藤原くんは芝居は確かに巧いのですが好みじゃないの(顔が可愛いのに声が思い切り低くて暗いのがどうにも。声も聞き取りにくいことがあるし・・・私はけっこう声フェチなんです(^^ゞ)。でも今回の武蔵は井上さんの当て書きで藤原くんの持ち味が生かされたし、35歳という少し大人の役で役者としても一回り成長できたんじゃないかと思えました。小栗くんはストレートに感情を出す役でよかった!黒と白の2色のポスターデザインはまさに二人のイメージカラーだったように思います。
ずっと一触即発だったのに、最後は幽霊たちの思いに動かされてなんと二人とも武士をやめちゃうっていう会話をしているんですよね。その上で「友人だ」って言うのでもうジーン(T-T)静かな静かな大転換!この二人の変化にこそ、井上流のメッセージをこめたのだと受け取りました。
井上ひさしも蜷川幸雄も70歳を超してるんですよね。凄すぎです。もう二人の巨匠が何を発信するのか目が離せません。

ぴかちゅうさん

むふっ♪
ぴかちゅうさんは小栗くん好みですか。(笑)
私は基本的には藤原くん好きなんですが、、、
>声も聞き取りにくいことがあるし・・・
そうなんですよぉ。
変な発声法になってきているようで、気になります。
最近では私も、小栗くんの素直な演技に魅力を感じます。
それに今回の作品は、役柄的に小次郎のほうが断然”オイシイ”役だったし。(笑)

井上さんのアテ書き、見事にハマりましたね。
藤原&小栗コンビもそうですが、杏ちゃんも見事にハマり役だったと思います。
あ、もちろん白石さんも鋼太郎さんも、、、って全員ですが。(笑)
台本の”生みの苦しみ”を経て、見事な作品に仕上がってましたね。

>この二人の変化にこそ、井上流のメッセージをこめたのだと受け取りました。
この作品の結末に関しては、ぴかちゅうさんを始め、皆さんの感想を拝見し、
奥深さを改めて感じた次第です。
ただ単純に「命を大切に」しか受け取れなかった自分が悔しい!(笑)
機会があれば、もう一度観たかったなぁ。

>二人の巨匠が何を発信するのか目が離せません。
ほんとですね!
次回、この二人でどんな作品を見せてくれるのか今から楽しみです。

年寄のいうことはきかんとあきません

>麗さま
若者のいうことをきいたるんがオトナの務めともいうてましたけど…。ええかげんなおとみです。
いたってオーソドックスな主題を命懸けて体張って見せてくださるところに、凄い贅沢感ありました。
客席が華やかで、しょぼいばばあには場違いで気後れするばかりでしたが、冥途の土産には最高でした。

とみさん

「亀の甲より年の劫」とはよく言いますが、、、
「老いては子に従え」とも言いますね。(笑)

作家&演出の”年配者”コンビ(失礼!)の想いを、
若い役者陣が素直に受け止め、素晴らしい形に仕上げていたと思います。

>オーソドックスな主題を命懸けて体張って・・・
ほんとうにそうですね♪
説教臭さだけで終わってしまいそうなメッセージが、
劇中に仕掛けられたトラップ(五人六脚やタンゴ)で、
後味のよい楽しさを残したのはお見事でした。

>場違いで気後れするばかり・・・
なにをおっしゃる!!
とみさんは私の憧れの女性ですから♪
いつまでも若くいてもらわないと困りますっ!

でも確かに客席は若い女性で一杯でしたね。
実は私も肩身が狭かったです・・・。(笑)

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